新規事業育成の起業ゼミに参加の中学生へ200万円の投資が決定
ビジネスアイデアの作成やインタビューを通したターゲット顧客の課題検証、検証費用調達や起業のためのプレゼンの準備などを実践的に学ぶ「起業ゼミ」のピッチ大会
「ガイアックス」の新規事業創出・育成組織の「スタートアップスタジオ」が、中高一貫校のドルトン東京学園にて、通年で実施している中学生向けの起業家育成プログラム「ガイアックス特別ラボ起業ゼミ」のピッチ大会を開催。
プレゼンした生徒の事業アイデアをスタートアップスタジオ責任者らが審査し、雨の日など客足が特に鈍っているタイミングで飲食店がクーポンを発行できる「リアルタイムクーポンアプリ」を考案した2年生の堀内文翔さんに、200万円を投資することが決まった。「ガイアックス」が中学生に投資するのは、今回が初となる。
昨年9月から本格スタートした「起業ゼミ」は、ドルトン東京学園中等部の生徒(現在参加者は中学 1・2 年の16名)を対象に、生徒主体の学びを活用して実施している。
起業を目指す学生へのアドバイスや投資判断をしているスタートアップスタジオの責任者や所属スタッフ、起業家などが講師を担当し、参加生徒はビジネスアイデアの作成やインタビューを通したターゲット顧客の課題検証、検証費用調達、プレゼンの準備などを実践的に学ぶ。
当日は、昨年11月に中間発表のピッチで事業検証費用5万円が贈呈された生徒3名と、検証費用をもらうことはできなかったが引き続き検証を続けた生徒や、新たにゼミに参加した生徒の代表者がプレゼンを実施。
堀内さんの他にも、インターネット上で予約した服を駅構内などで試着してから買えるというECサービスや、SNSなどに投稿された写真に写るファッ ションやブランドを10代が参考にして簡単に購入できるサービスなど、アイデアの検証結果が発表された。
ガイアックスのスタートアップスタジオは、出資だけでなく事業開発・エンジニアリング・バックオフィスの支援も行い、初めての起業でも数十回の経験を経てきたノウハウの元、事業活動に 取り組むことができる。中学生以上の若手の起業をサポートするスタートアップスタジオの活動を、この機会にぜひチェックしてみては。
問い合わせ先/ガイアックス