出産内祝いを贈る期間はいつからいつまで?出産内祝い意味とは。贈る時期やタイミング

出産内祝いを贈る期間はいつからいつまで?出産内祝い意味とは。贈る時期やタイミング

出産が近づくと、出産内祝いを贈る時期はいつがよいのか、また贈る期間はいつからいつまでなのか気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、出産内祝いとはどのような意味があるのか、出産内祝いを贈るタイミングや準備、贈り方についてママたちの体験談を交えてご紹介します。

出産内祝いとは

出産内祝いとはどのような意味があるのでしょう。また、どれくらいの金額のものを贈るとよいのでしょうか。


出産内祝いの意味

出産内祝いには赤ちゃんが生まれた喜びをみんなで分かち合うという意味があるようです。内祝いの『内』には『内々』や『身内』という意味があり、昔はお祝いごとがあった人がその喜びを分かち合うために、身内などの親しい人に贈りものをしたそうです。現在は、いただいたお祝いへのお返しという意味で内祝いを用意することが一般的となっているようです。


出産内祝いの金額

出産内祝いは、いただいたお祝いの半分の金額の品物を贈る「半返し」が一般的のようです。親戚などから高額のお祝いをいただいた場合は1/3の金額でお返しをするとよさそうです。

内祝いの金額が高すぎても相手に失礼になるようなので、品物を選ぶときに気をつけるようにしたいですね。

出産内祝いを贈るタイミングのマナー

出産内祝いを贈るときのマナーにはどのようなことがあるのでしょう。いつまでに贈るとよいのか、時期や期間などのタイミングについてママたちに聞きました。


いつまでに贈る?

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「出産が近づくと、出産内祝いはいつまでに贈ればよいのか気になりました。母に聞いたら生まれて1カ月から2カ月くらいの時期に贈ればよいと言われました」(20代ママ)

「出産内祝いはお祝いをいただいてから2カ月以内に贈りました。お宮参りが済んだ頃にカタログを取り寄せて選びました」(30代ママ)

出産内祝いを贈る期間は、産後2カ月以内がよいといわれています。少し遅れて出産祝いをもらった場合でも、いただいたときから2カ月以内に贈るようにするとよさそうです。


贈る相手の状況を確認する

「生後1カ月を過ぎた頃に、出産祝いをいただいた親戚に内祝いを贈ろうと思いましたが、弔事があると聞き、お礼だけを伝えて内祝いは後日贈ることにしました」(30代ママ)

出産内祝いを贈る期間は生後2カ月までがマナーのようですが、贈る相手に弔事がある場合は時期を遅らせるほうがよいようです。内祝いを贈ろうとしたら相手が旅行中とわかり、帰るのを待って贈ったというママの声もありました。


時期が遅れてしまう場合

「出産後の体調がなかなか戻らず出産内祝いを選ぶことができなかったので、贈る相手に事情を説明して体調がよくなってから贈りました」(30代ママ)

産後1、2カ月の頃は体調が戻らなかったり実家から帰るのが遅れたりして、出産内祝いを贈る時期を逃してしまうこともあるかもしれません。贈る期間が過ぎそうな場合は、お祝いのお礼を先に伝えつつ、遅れることを了承してもらえるとよさそうです。

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出産内祝いの準備

出産内祝いの準備にはどのようなものがあるのでしょう。ママたちに聞いてみました。


贈る相手のリスト作り

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「産後は赤ちゃんのお世話などで忙しくなると思い、出産前にパパや母と相談してお世話になった方のリストを用意しておきました。引っ越しをした友だちもいたので、出産前の時間のあるときに住所を確認しておきました」(20代ママ)

「産後3週間ほどたってから、お祝いをいただいた方のリストを作り始めました。パパといっしょに確認しながら作りました」(30代ママ)

出産内祝いは産後1カ月くらいから贈ることになるので、出産前から準備を始めたというママがいました。内祝いを郵送する場合は、事前にリストを作っておくことで慌てずに送ることができそうです。赤ちゃんが生まれてからリストを作る場合は、家族に協力してもらうとよいかもしれません。


出産前にカタログなどを用意しておく

「出産内祝いを家でゆっくり選べるように、出産前にカタログを取り寄せていくつか候補をあげておきました。お宮参りが終わってからパパと相談して決めました」(30代ママ)

「出産内祝いを贈る期間は生後1カ月から2カ月と聞き、ゆっくり選ぶ時間がなかったので、インターネットである程度品定めをしました」(20代ママ)

出産内祝いの品物はさまざまあるので、出産前のゆとりのある時期にカタログを用意して検討しておいたというママがいました。他に、ギフトショップやインターネットで選ぶこともできるので、時間のあるときにどのようなものがよいか家族で相談しておくとよいかもしれません。

出産内祝いの贈り方

出産内祝いの贈り方にはどのような方法があるのでしょうか。ママたちに聞いてみました。


直接渡す

「お宮参りが済んだ生後1カ月の頃に、赤ちゃんを連れて友だちの家に向かい、直接出産内祝いを渡しました。赤ちゃんの顔も見てもらえてよかったです」(30代ママ)

親しい友だちや親戚には直接渡すこともあるようです。生後1カ月を過ぎると、赤ちゃんとの短時間の外出ができるようになるので、赤ちゃんの顔を見てもらいながら直接お礼を言って渡せば、贈る相手にも喜んでもらえそうです。


郵送する

「生後2カ月までに出産内祝いを贈ることがマナーと聞き、直接渡すのは難しいと思ったので、郵送することにしました。お礼の手紙を失礼のないように書いて同封しました」(30代ママ)

出産内祝いを贈る時期は産後2カ月頃までと短いので、直接届けることが難しい場合もあるようです。直接渡す人と郵送する人をリストを見ながら事前に決めておき、郵送や宅配便などを利用することで、スムーズに内祝いを贈ることができそうです。

出産内祝いはタイミングを見て贈ろう

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出産内祝いとは赤ちゃんが生まれた喜びを分かち合うという意味があることがわかりました。贈ってもよい期間はいつからいつまでなのかなど、マナーを知っておくことも大切かもしれません。出産内祝いを贈るときには贈る相手のことも考えながら、時期やタイミングを決められるとよさそうです。

出産内祝いの準備をしっかり整え、誕生の喜びをみんなで分かち合えるとよいですね。

2018.06.20

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