出産一時金はいつもらえる?申請期限や手続き、差額申請について

出産一時金はいつもらえる?申請期限や手続き、差額申請について

出産一時金はいつもらえるのか知りたいママやパパもいるかもしれません。出産一時金の申請期限はいつからいつまでなのか、いつ振り込まれるのか気になりますよね。今回は、出産一時金はいつもらえるのかや直接支払制度について、差額申請の手続き、差額はいつ戻ってくるのかなどについて解説します。

出産一時金とは

出産一時金(出産育児一時金)は子どもが生まれたときに支給される補助金で、健康保険がきかない出産を経済的に補助してくれる制度です。健康保険に加入している人、被保険者の扶養に入っている人が出産一時金を受け取ることのできる対象者となります。

出産一時金は、生まれてくる子ども1児につき42万円が支給されますが、「産科医療保障制度」に加入していない医療機関で出産した場合は支給額は40.4万円になります。加入している健康保険組合によって異なりますので、よく確認するようにしましょう。

出典:子どもが生まれたとき/全国健康保険協会

出産一時金はいつもらえる?

出産一時金はいつもらえるのか気になるママやパパもいるかもしれません。出産一時金は、「退院後にもらう」「出産時にかかる入院費用等の支払い時にあてる」など、利用方法によって、出産一時金を申請するタイミングも異なりますので、しっかりと考える必要があるでしょう。

基本は申請後の数カ月間にもらえる

出産一時金をもらうためには申請手続きが必要になります。そのため、いつもらえるかというと「申請手続きをした後」となりますので、いつまでに申請するかがポイントとなります。また、申請手続きをしてからどのくらいの期間に振り込まれるかは、人によって異なりますが、申請後から約1~2カ月間に振り込まれたというケースがあるようです。

加入している健康保険組合にいつまでに振り込まれるのか問い合わせてみるとよいでしょう。出産一時金を出産後の生活費などにあてる場合は、退院後に落ち着いてから期限を守って申請しましょう。

出産費用の支払い時に利用する場合

待合室
iStock.com/ismagilov

出産時の費用の足しにしたい場合は、ママが病院を退院する前に申請しておかなければなりません。この場合、お金がもらえるというよりは退院時に支払う額に出産一時金があてられ、残りを支払うという認識を持っておいたほうがよいでしょう。

出産費用などに出産一時金を使うことができる制度に「直接支払制度」という制度があります。前もってこの制度の利用申請手続きをしておくことで、出産費用などから出産一時金の42万円が引かれた状態の金額を窓口で支払えばよいことになります。

例えば、出産費用が全部で50万円かかったのなら、窓口では、出産一時金の42万円を引いた8万円だけ支払えばよいことになります。また、出産費用などが支給額の42万円以内に収まった場合は後々、差額を請求することができます。

出産一時金の手続きについて

出産一時金の申請手続きはいつまでが期限なのか気になりますよね。出産一時金はいつまでに申請すればよいのか説明します。また、「直接支払制度」と「受取代理制度」それぞれの申請方法についても触れていきます。

いつまでに申請すればよい?

ブロックで遊ぶ子どもの手元
© akira_photo - Fotolia

出産一時金の申請期限は、出産した日の翌日から「2年以内」が期限となります。子どもを出産したあとは生活も慌ただしくなりますが、忘れないように早めに申請しておくとよいかもしれません。

出典:出産育児一時金/大田区ホームページ

直接支払制度の申請手続き

直接支払制度を利用する場合は、まずは出産予定の病院に出産一時金の直接支払制度を利用する旨を伝え、被保険者証を提示します。それから、「直接支払制度の利用に合意する文書」が手元に届いたら、内容をよく確認し、同意と署名を忘れずに書き、退院するまでの間に病院に提出します。

出典:各病院等の入院予約時などに妊婦と交わす直接支払制度合意文書の例(参考)/厚生労働省

受取代理制度の申請手続き

受取代理制度を利用する場合は、「出産育児一時金等支給申請書(受取代理用)」に必要事項を記載し、申請期間内に健康保険組合に提出します。受取代理人となる医療機関等による記名や押印などの必要事項は、記入漏れがないようによく確認しましょう。

申請期限や申請手続きについては、加入している健康保険組合によって異なりますので、確認するとよいかもしれません。

出典:出産に関する給付/全国健康保険協会

出産一時金の差額申請について 

入院出産費用の支払いに出産一時金を利用したとき、費用が支給された金額内でおさまる場合があります。そのときに発生した差額を請求することができます。

差額申請の方法

出産一時金の差額申請には「内払金支払依頼書」と「差額申請書」どちらかの書類での申請ができます。直接支払制度を利用すると、国が病院へ出産一時金の支給が完了したことを知らせる「支給決定通知書」が届くようになっています。

この通知が届く前に差額申請するときは「内払金支払依頼書」、通知が届いた後に差額申請するときは「差額申請書」での申請となります。また、以下の記事でも差額の返金申請について詳しく説明されているので参考にしてみてください。

差額はいつ振り込まれるの?

出産一時金の差額がいつ振り込まれるのか気になる人もいるかもしれません。出産一時金の差額は、差額申請をした後、大体1カ月以内に振り込まれることもあれば2カ月くらい経ってからに振り込まれることもあるようです。

健康保険組合によって振り込まれるまでの期間が異なるようなので、差額がいつ戻ってくるのかが不安な人は自身の加入している健康保険組合に問い合わせてみるとよいかもしれません。

出典:出産育児一時金について Q3/全国健康保険協会

出産一時金の申請方法をよく確認しよう

赤ちゃんとママ
© Monet - Fotolia

出産一時金はいつ申請するのか、いつから利用したいのかをよく検討してから申請するとよさそうです。出産費用に出産一時金を使うのであれば、病院を退院する前に申請をしておかなければなりません。

手続きの流れや必要なものなどを前もって調べておくことと、いつまでが申請期限なのかも把握しておくとよいでしょう。また、直接支払制度、受取代理制度を利用する場合、それぞれ申請の方法が異なるので注意が必要です。

退院時の支払いで出産一時金を利用し、差額が出たときは、差額の返金申請をするとよいでしょう。差額申請の方法も間違えないように注意が必要です。差額がいつ返ってくるかも人によってそれぞれ異なりますので、差額申請後は慌てずに待ちましょう。

差額や出産一時金がいつもらえるのか、いつ振り込まれるのかは制度の利用方法などによっても変わりますので、気になる場合は加入の健康保険組合に問い合わせてみるのもよいかもしれません。

※記事内で使用している参照内容は、2018年10月4日時点で作成した記事になります。

2018年10月07日

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