幼児のコーンフレークはいつから?そのまま食べてもよいのかやおすすめアレンジレシピ

幼児のコーンフレークはいつから?そのまま食べてもよいのかやおすすめアレンジレシピ

コーンフレークを選ぶときの注意点

2020.02.03

幼児にコーンフレークを与えるとき、いつから食べられるのかや、そのまま食べてもよいのか気になるママやパパもいるかもしれません。子どもに与えるコーンフレークの量の目安や、子どもがおいしく食べられるレシピについて、ママたちの体験談を交えながらご紹介します。

コーンフレークはいつから食べられる?

コーンフレーク
Oliver Hoffmann/Shutterstock.com

離乳食完了期の1歳をすぎると、食べられる食材が増え、食事をさらに楽しめるようになったり、食への関心が高まったりする子どももいるのではないでしょうか。そんななかで、コーンフレークを子どもに与えたいと考えるママやパパもいるかもしれません。

まずは、コーンフレークをいつから食事に取り入れていたのか、ママたちの体験談をご紹介します。

 
 

離乳食中期から少しずつ与えていました。塩分を気にして与えすぎないように心がけていました。

 
 

上下の歯が生えそろった1歳をすぎたあたりから、コーンフレークを始めてみました。最初は少しずつにして、そのまま食べることができるか確認してから与えるようにしていました。

ママたちによると、コーンフレークは生後7カ月~8カ月の離乳食中期から食べることができるようです。コーンフレークを細かく砕いて、ミルクや水でやわらかく浸した状態のものを、離乳食中期から子どもに与えているという声もありました。

一方で、プレーンのコーンフレークだからといって、たくさん食べていいというわけではなく、プレーンのものにも塩分が含まれているため、与えすぎには注意した方がよいでしょう。

また、厚生労働省の資料によると、1歳~1歳半頃は離乳食完了期とされています。子どもの離乳食の進み具合に合わせて、1歳半前後を目安に幼児食に移行する子どもが多いという情報もあるようです。

このように、1歳をすぎると上下の前歯が生え揃い、コーンフレークをそのまま食べることができるようになる子どももいるようです。

子どもが食べやすいようにコーンフレークを細かく砕いたり、牛乳や水に浸してやわらかくするなど工夫しながら用意するようにしましょう。

出典:授乳・離乳の支援ガイド/厚生労働省

幼児にコーンフレークを与えるときの注意点

キッチンで料理をする女性
polkadot_photo/Shutterstock.com

幼児にコーンフレークを与えるときは、どのようなことを意識するとよいのでしょうか。

砂糖不使用のシンプルなものを選ぶ

コーンフレークは、砂糖が多く使われているものやチョコレート味のものなどさまざまな種類があります。甘い味のコーンフレークは、幼児にとっては味が濃く糖分が多い場合もあるため、砂糖不使用のものを選ぶとよいでしょう。

なかには、野菜などが練りこまれた赤ちゃん用のコーンフレークもあるようです。販売されているものから子どもがおいしく食べられるコーンフレークを選ぶよう心がけるとよいかもしれません。

アレルギーに注意する

コーンフレークは、粗くひいたトウモロコシの粉を主原料に、麦芽、砂糖などを混ぜて加熱し、圧力を加えて焼き上げたものです。トウモロコシは、まれに食物アレルギーを発症する危険性があるようなので、初めて食べる際は少量から始めましょう。

また、種類によっては、塩分や砂糖、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を加えているため、原材料をしっかり確認してから選ぶことも大切なようです。フロストや玄米フレークは、それぞれ甘味があったり玄米が消化に悪かったりするため、避けるようにしましょう。

与える量を意識する

離乳食完了期の幼児に与えるコーンフレークの量は、1回20~30gを目安にしていたというママがいました。

コーンフレークは牛乳や水でふやかすと重さが増すため、与えたい量のイメージよりも少なめを意識して測るとよいかもしれません。

子どもが噛める固さに調整する

離乳食完了期に与えるコーンフレークは、子どもが食べやすいように歯ぐきで噛める固さに調理するとよいでしょう。厚生労働省の資料によると、上の奥歯は1歳4カ月前後から、下の奥歯は1歳5カ月前後から生え始めるようです。

幼児食の時期には、噛む力のサポートができるように、子どもの様子に合わせて固さのある形状に少しずつ挑戦してみるとよいかもしれません。

献立のバランスを考える

子どもが元気に遊べるように、カルシウムや鉄分などの栄養バランスを考えるママもいるでしょう。

朝の忙しい時間でも調理いらずで、朝食としてすぐに準備することができるコーンフレークですが、主食や主菜、副菜などの献立を考えて、他のメニューもいっしょに用意するとよいかもしれません。

サラダや果物、ヨーグルトなどを合わせると、おいしい朝ご飯ができあがりそうですね。野菜をたっぷり使ったスープなどを組み合わせるのもよいでしょう。

出典:咀しゃく機能の発達の目安について/厚生労働省

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幼児が食べられるコーンフレークを使ったレシピ

子どもがおいしく食べられる、コーンフレークを使ったレシピをご紹介します。

コーンフレークとバナナのおやき

  1. ボウルに半分に切ったバナナを入れて、すりつぶす
  2. 1に牛乳大さじ2とコーンフレーク30g、溶き卵1/2個分を入れて混ぜ合わせる
  3. フライパンにバターを熱して、2を適当な大きさにフライパンに落として両面を焼く

コーンフレークとバナナのおやきは、子どもが手づかみをしながら楽しんで食事できるでしょう。

おやきといっしょに、切ったバナナやいちごなどの果物を皿に盛りつけると、彩りもよくおしゃれに仕上げることができそうです。ほうれん草などの野菜を混ぜ合わせると栄養アップが期待できるかもしれません。

コーンフレークボール

  1. コーンフレーク30gをフリーザーバッグに入れて砕く
  2. ボウルに1と水70ccを入れて、電子レンジで1分ほど加熱する
  3. 2にきな粉と細かくちぎったチーズを小さじ1ずつ入れて混ぜる
  4. 3を一口大に丸める

砕いたコーンフレークと水、きな粉とチーズを混ぜて丸めるだけで簡単においしいお菓子を作ることができるようです。子どもが食べやすい大きさに生地を丸めましょう。ママ友たちと子連れで集まる機会に、おやつのお菓子としてたくさん作ったという体験談もありました。

洋梨のコーンフレークヨーグルトがけ

  1. 洋梨1/3個をいちょう切りにする
  2. フライパンにバター小さじ1/2を熱して、1を炒める
  3. 2に砂糖小さじ1を加えて、洋梨に馴染ませる
  4. 3を皿に並べ、その上にヨーグルトと細かく砕いたコーンフレークを好きな量盛りつける

洋梨の他に、焼いたバナナを取り入れもよいでしょう。牛乳や水に浸してやわらかくしたコーンフレークを使ってもおいしく食べられるようです。ママのなかには、栄養価の高いオーツミルクや、1歳過ぎた頃からアーモンドミルクをかけたという方もいました。

にんじんとヨーグルトのとろとろコーンフレーク

  1. にんじん20gの皮を剥いてすりおす
  2. 1を耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジで40秒ほど加熱する
  3. フリーザーバッグにコーンフレーク1/3カップを入れて細かく砕く
  4. ボウルに3とヨーグルト50gを入れて混ぜ合わせ、そのまま5分ほど置く
  5. 4に2を加えて混ぜ合わせる

コーンフレークを細かく砕いて作るとろみのあるレシピは、そのままのコーンフレークを食べる前の時期にもおいしく食べることができそうですね。

切ったキウイやいちごを添えるのもよいでしょう。

コーンフレークを使ったメニューを用意して子どもと食事を楽しもう

離乳食を食べる赤ちゃん
ziggy_mars/Shutterstock.com

調理いらずで朝食にも便利なコーンフレーク。そんなコーンフレークを幼児に与えるとき、食べられるようになる時期や、コーンフレークの選び方、調理方法など、気になることもあるかもしれません。

体験談からは、細かく砕いてミルクや水でやわらかく浸したコーンフレークを、離乳食中期から子どもに与えていたというママや、歯が生え始めるタイミングで成長に合わせながら、そのままのコーンフレークを用意したというママなど、さまざまな声が聞かれました。

コーンフレークは牛乳や水分でふやかすと重さが増すため、与えたい量のイメージより少なめを意識するなど工夫をしながら調理しましょう。また、砂糖不使用のシンプルなものを選んだり原材料をしっかりと確認したりすることも大切なポイントのようです。

今回ご紹介した情報を参考にしながら、コーンフレークを使った、おいしいメニューを用意して、子どもといっしょに食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。


※記事内で使用している参照内容は、2024年10月8日時点で作成した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食・幼児食の一例です。新しい食材や料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2020.02.03

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