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赤ちゃんの離乳食の手づかみ食べ。離乳食後期など時期ごとのレシピや、冷凍などの工夫
赤ちゃんの離乳食が進むと、手づかみ食べに興味をもつこともあるのではないでしょうか。ご飯などは、手づかみ食べしやすい形にして冷凍していたというママもいるようです。今回は生後7カ月から8カ月の中期、9カ月から10カ月、11カ月の後期、1歳以降の完了期にママたちが作った手づかみ食べの人気レシピを紹介します。
離乳食の手づかみ食べ
厚生労働省の資料によると、手づかみ食べとは食べ物の大きさや形を目で見て、手でつかんで固さや温度などを確かめ、口まで運ぶという、目と手と口の協調運動とされています。手づかみ食べが上達することで、食器や箸などが上手に使えるようになると記載されており、自分で食べる意欲を育てる面でも、手づかみ食べは重要なようです。
離乳食が進むにつれて、手づかみ食べをさせたいと考えるママもいるのではないでしょうか。実際に、手づかみ食べのためにママたちが作ったレシピを離乳食の時期ごとにご紹介します。
離乳食中期の手づかみ食べレシピ
生後7カ月から8カ月頃になると離乳食中期にあたり、離乳食が2回食になる赤ちゃんもいるようです。ママたちはこの頃にどのような手づかみ食べのレシピを作っていたのでしょうか。
かぼちゃと豆腐のおやき
1.ボウルに、潰したかぼちゃと豆腐、片栗粉を入れて混ぜます。
2.小判型にしてから、フライパンで弱火で両面を焼きます。
「7カ月頃から、手づかみ食べを意識したメニューを考えて、かぼちゃと豆腐のおやきを作りました。子どもの手でも持ちやすいように小さめの小判型にしました」(20代ママ)
豆腐を使うことで、7カ月から8カ月頃の赤ちゃんでも食べやすい固さになるようです。甘みがある食材を使うことで、赤ちゃんも手づかみ食べに挑戦しやすいかもしれません。
バナナフレンチトースト
1.耳なし食パンを、食べやすい大きさに切ります。
2.ボウルに潰したバナナと牛乳を入れて混ぜたら、食パンを浸します。
3.フライパンで両面を焼きます。
「手づかみ食べの練習をそろそろ始めたいと思い、8カ月頃からバナナフレンチトーストを作りました。子どもはバナナの自然な甘さが好きだったようで、手づかみで口に運んでくれました」(30代ママ)
フレンチトーストも、生後7カ月から8カ月の離乳食中期の手づかみ食べのメニューとして、ママたちに人気のようです。卵黄を入れたり、離乳食後期になるとバターなどを入れたりと工夫しているママもいました。
離乳食後期の手づかみ食べレシピ
生後9カ月、10カ月、11カ月の離乳食後期になると、手づかみ食べに興味をもつようになる子どももいるかもしれません。この頃、ママたちに人気だった手づかみ食べレシピにはどのようなものがあるのでしょうか。
チーズ入りいもだんご
1.皮を剥いたさつまいもを柔らかく茹でて潰します。
2.さつまいもにカッテージチーズを入れてよく混ぜたら、食べやすい大きさに丸めます。
「離乳食後期の生後10カ月から11カ月の頃に、チーズ入りいもだんごを作ることが多かったです。握りやすい大きさと程よい甘さが良かったのか、手づかみ食べの練習がはかどりました」(20代ママ)
さつまいもの代わりに、じゃがいもやかぼちゃを使っていたというママの声もありました。おやつ感覚で食べられるレシピは、赤ちゃんも手づかみで喜んで食べてくれることもあるかもしれませんね。
豆腐入りハンバーグ
1.豆腐はラップに包んで電子レンジで20秒ほど加熱して粗くつぶし、小松菜は柔らかく茹でて荒みじん切りにします。
2.ボウルに豆腐と小松菜、麸と牛乳を混ぜたものと豚ひき肉を入れて混ぜ合わせ、小判型にします。
3.フライパンで両面を焼き、少量のしょうゆと水を加えて水気がなくなるまで蒸し焼きにします。
「離乳食後期に入った10カ月頃からよく作っていたレシピが、豆腐入りハンバーグです。握りやすい硬さと大きさにすると、子どもも手づかみで食べてくれました」(30代ママ)
生後9カ月から10カ月、11カ月の離乳食後期の手づかみ食べレシピは、ハンバーグがママたちに人気のようです。ハンバーグは冷凍しておくと便利だったというママの声もあり、手づかみ食べできるメニューを献立に取り入れたいときは、多めに作って冷凍しておくと、すぐに用意することができるかもしれません。
離乳食完了期の手づかみ食べレシピ
1歳を過ぎると離乳食完了期に入り、食べられる量や食材の種類も増え、大人と同じようなメニューを食べられるようになる赤ちゃんもいるようです。1歳以降からの離乳食完了期に、ママたちはどのような手づかみ食べのレシピを作っていたのでしょうか。
※記事内で使用している参照内容は、2018年6月6日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。