赤ちゃんに喪服は必要?葬儀での男の子、女の子の服装について

赤ちゃんに喪服は必要?葬儀での男の子、女の子の服装について

2018.05.22

男の子、女の子の赤ちゃんを連れて通夜や葬式に参列させるとき、喪服は必要なのかと服装に悩む方もいるかもしれません。今回の記事では、赤ちゃんを連れて通夜や葬式に行くときの服装やマナー、喪服を準備するときの注意点など、男の子と女の子それぞれのママの声も交えながら、ご紹介します。

赤ちゃんの喪服は必要なのか

赤ちゃんを通夜や葬式に参列させる場合、ベビー用の喪服が必要かどうか悩む方もいるのではないでしょうか。実際、大人や幼児用の喪服は売られていますが、ベビー用の喪服は売られていないようです。そのため、なかには参列すべきか悩んでいる方もいるかもしれません。

ですが、赤ちゃんを葬儀に連れて行く際は、必ずしも喪服を準備する必要はなく、手持ちのベビー服の中から、葬儀会場で目立たないようなシンプルな服を選び着用することで、参列することも可能のようです。

具体的には、黒色や白色、ネイビ、グレーなど落ち着いた色のベビー服を選ぶのがポイントのようです。黒色や白色などの落ち着いた色のベビー服がない場合は、水色やベージュなどの淡い色のベビー服でも問題なく参列できるようです。

また、キャラクターものや華美な飾りがついたものも避けた方がいいでしょう。

このように、喪服マナーや最低限の気づかいを忘れずに参列すれば、厳かな雰囲気を崩さずに、故人とのお別れの時間を赤ちゃんといっしょに過ごせます。実際に、赤ちゃん連れで葬儀に参列したというママのなかからは、普段着を活用したという声も多く聞かれました。

葬儀のときの赤ちゃんの服装

菊
iStock.com/kf4851

赤ちゃんに喪服を選ぶときのポイントを考えました。


大人はダークスーツや黒いワンピースなど、ブラックフォーマルを着用するのが喪服マナーのため、赤ちゃんもできれば黒いベビー服を着るとよいかもしれません。黒色のベビー服以外にも、落ち着いて見える紺やグレー、白色の服でもよいようです。

急に葬儀に参列するなどのシーンでは、このような色の服がどうしても用意できないこともあるでしょう。そのような場合は、水色などの淡い色合いを選ぶのもよいでしょう。葬儀は、故人を偲ぶための儀式なので、ピンクや赤などの明るく派手な色は望ましくないようです。


デザイン

葬儀や法要のシーンでは、派手な見た目やカジュアルな印象を与えるデザインの子ども用の服装は避けた方がよいとされています。スパンコールなどの飾りが付いている服や、キャラクターものの子ども服、カジュアルなデニム素材の服も避けた方がよいでしょう。


その他

葬儀や法要では、肌の露出を避けるために、赤ちゃんも素足を避け、靴下を履いて、参列しましょう。靴下を履かせるときは、黒色を選ぶとよいようですが、ない場合は、紺やグレー、白色などのシンプルなものを選んでもよいでしょう。

男の子の服装

赤ちゃんの服装は
iStock.com/AlenaPaulus

男の子のママが、赤ちゃんといっしょに葬儀へ参列したときの体験談をご紹介します。

3歳児男の子のママ
3歳児男の子のママ

息子が生後9カ月のときに、葬儀に参列しました。ベビー用のフォーマル服を用意していなかったので、手持ちの白いシャツと黒いパンツを着させて参列することにしました。

季節が春だったこともあり、少し肌寒かったので、シャツの上から黒色のベストも着させました。念のため、グレーのカーディガンを持参しましたが、室内はあたたかかったので羽織らせることはなかったです。

2歳児男の子のママ
2歳児男の子のママ

祖父と祖母が同年に立て続けに亡くなり、赤ちゃんだった息子を連れて葬儀に参列しました。夏だったので、半袖に黒っぽいネクタイのイラストが描かれたトップスと黒色のパンツなどフォーマル感のあるベビー服を新しく購入しました。

着用頻度が少ないと思い、トップスとパンツは低価格のものを選びましたが、葬儀のあとも告別式や法事など、着用する機会が意外と多く、とても役立ちました。

一般的に、故人が死亡したあとの葬式は、通夜、葬儀、告別式、法事と続くことが多く、葬儀のシーンにふさわしいフォーマル感のあるベビー服をひとつ持っていると、その度に着用できるので、便利かもしれませんね。

3歳児男の子のママ
3歳児男の子のママ

友達からおさがりのベビー服をたくさんもらっていて、その中にネクタイが描かれたフォーマル感のあるトップスとズボンがありました。葬儀や法事のときに、とても重宝しました。

男の子の場合、ネクタイが描かれたトップスがあるとフォーマル感のある服装に見えるようです。黒色や白色など落ち着いた色のトップスとズボンで参列するといいかもしれません。

インターネット通販を活用すると、葬儀や法事などに参列できるフォーマルな子ども用の服装を低価格でそろえることができるというママの声もありました。

通夜や葬儀は、急に行かなければならないこともあるでしょう。子どもの年齢によって、喪服を用意することが難しいこともあるかもしれません。ママたちは持っているベビー服で臨機応変に対応しているようです。

女の子の服装

女の子のママにも、同様に聞いてみました。

4歳児女の子のママ
4歳児女の子のママ

生後9カ月の娘を葬儀に参列させたときは、黒色とグレーのチェックワンピースに紺のカーディガンを着させました。ワンピースの下は黒いタイツを履かせましたが、娘はまだ歩いていなかったので、靴は履かせませんでした。

女の子の場合は落ち着いた色のワンピースやシャツを着せたというママの声がありました。

急な葬儀でも、手持ちのベビー服の中からシンプルでモノトーンな洋服を選ぶことで、葬儀でも浮かない服装にすることができるようです。ワンピースやシャツなどのフォーマル感のあるベビー服をひとつ持っておくと便利かもしれません。

なかには、冠婚葬祭用のベビー服をレンタルしたというママの声も聞かれました。赤ちゃんはすぐにサイズアウトするので、年齢によってはレンタルするという選択もよいかもしれませんね。レンタルする場合は、価格などをあらかじめ確認しておくといいでしょう。

また、赤ちゃんが過ごしやすいような洋服を選んであげることも大切なポイントのようです。

こちらの記事も読まれています

赤ちゃんを連れて葬儀・法要に参列するときのマナー

赤ちゃんを連れて葬儀・法要に参列する場合のマナーについて、ママたちの体験談をご紹介します。


喪主の方に相談する

40代ママ
40代ママ

生後3カ月のときに、親戚の葬儀がありました。赤ちゃん連れで参列した方がいいのか、参列は控えた方がいいのかを喪主の方に相談しました。「無理のないように」とのことだったので、葬儀には参列しましたが、火葬場には行きませんでした。

赤ちゃんを連れて葬儀に参列するかどうかを、喪主の方や親族に相談したというママの声がありました。子どもの年齢によっては、参列を控えたり、火葬場には同行しなかったというママがいるようです。


ぐずったときの対策をしておく

30代ママ
30代ママ

父の法要があったときは、事前に授乳やおむつ替えのスペースを確認したり、ぐずったときのために、周囲の席の人に声をかけたりしました。

近しい親族の葬儀・法要などの場合、事前にぐずったときの対策をしておいたママもいるようです。実際にぐずってしまったときに、冷静に対応できるかもしれませんね。


途中で退席しやすい席に座る

30代ママ
30代ママ

授乳間隔が短い時期に、葬儀に参列する必要がありました。ぐずったり、授乳の時間になったときにすぐ退席できるよう、出入口の近くの席に座らせてもらいました。

赤ちゃんがぐずってしまったときなどに、すぐ退席できるよう出入口付近の席に座ったというママの声もありました。

出入口付近の席であれば、周囲の目を気にせずに退席することができそうですね。

葬儀での服装の注意点

葬儀での服装で注意する点は、色やデザインだけではないようです。


着替えや羽織るものを準備

赤ちゃんは、よだれや汗などで服を汚すことがあるので、臨機応変に対応できるよう着替えを用意しておくと安心です。季節によっては、式場と外で気温差がある場合もあるため、体温調節ができる羽織りものを持っていると便利かもしれませんね。


着脱しやすいものを

赤ちゃんは、葬儀の間に、おむつ替えをすることもあるでしょう。スムーズにおむつ替えをするためにも着脱しやすい服装にするとよいかもしれません。ママたちの中には、着脱しやすい黒色や白色のロンパースやカバーオールなどを着せた人もいるようです。


靴のデザイン

大人の場合は、黒の革靴がよいと言われていますが、まだ歩いていない赤ちゃんの場合は、無理に靴を履かせる必要はないようです。肌の露出を避けるため、黒色や白色など落ち着いた色の靴下を履かせておきましょう。

すでに歩ける赤ちゃんの場合であっても、黒の革靴を用意するのが難しいこともあるでしょう。黒の革靴がない場合は、履きなれたスニーカーでも問題ないようですが、派手な印象を与えるエナメル靴や華やかな色合いの靴、カジュアルなサンダル、キャラクターものの靴は避けた方がよいようです。葬儀の雰囲気を壊さないためにも、音が鳴る靴も避けた方が安心です。


夏の喪服と冬の喪服のポイント

大人は夏でも、男性の半袖や、女性の肘が出る服装は喪服マナーに反しますが、赤ちゃんの場合には、半袖でもかまわないようです。実際に、子ども用の喪服レンタルでは、男の子の夏向けに半袖のものを選べるようになっています。女の子も袖が短くてもよいようですが、肌の露出が気になる場合は、参列の際に、カーディガンやボレロなどを着用するとよいでしょう。また、夏の葬儀で男の子が半ズボンを着用しても、失礼にあたらないとされています。

一方で、寒い冬にどのようなアウターを選ぶとよいか悩む方もいるのではないでしょうか。冬場の上着は、会場の外で脱ぐため、大人でも厳密なマナーはなく、赤ちゃんもまた、黒色や濃グレー、濃茶、濃紺などの落ち着いた色や、そのような色のものがない場合は水色やベージュなど、明るい色のコートを選んでもよいようです。しかし、革や毛皮などの素材は、殺生をイメージさせるため着用しないようにしましょう。

ママの服装の注意点

赤ちゃんの服装だけでなく、ママの服装の注意点も考えてみました。


授乳や抱っこしやすい喪服

ママの服装は授乳やおむつ替えをすることを踏まえて選びましょう。礼服だと授乳しにくい場合は、略式礼服や授乳口がついたフォーマル感のある服装でもいいようです。

特に、うしろにファスナーがあるタイプの喪服は、授乳が必要になったときに手間がかかるようです。必要になったときスムーズに授乳できるよう、授乳口のある喪服や上下が分かれたタイプのものなどがよいでしょう。

また、授乳ケープなどのグッズも持っておくと安心かもしれません。

赤ちゃんは抱っこをすることも多いため、タイトなものよりは少しゆとりのあるものの方が抱っこしやすいかもしれません。


周囲への気づかい

授乳をしているママが礼服で参列できない場合は、亡くなられた方の親族に事前に相談しておいた方がよいかもしれません。子どものことだけでなく、周囲への気づかいも心がけたいですね。

男の子でも女の子でも周囲に配慮した服装で

お葬式
iStock.com/izzzy71

今回の記事では、赤ちゃんを連れて通夜や葬式に行くときの服装の注意点やマナーについて、男の子と女の子それぞれのママの声も交えながら、ご紹介しました。

通夜や葬式の知らせは突然の場合もあるので、事前に赤ちゃんの喪服を用意することが難しいこともあるかもしれません。普段着を喪服として活用する場合は、マナーを考慮することも大切なポイントのようです。男の子でも女の子でも、周囲に配慮した服装を心がけ、ママは万が一のときもスムーズに対応できる喪服を選ぶことで、気持ちよく故人を見送ることができるかもしれません。

2018.05.22

子ども服カテゴリの記事

【ゲーム依存】子どもが無自覚に陥る新たな現代の病

子どもの体と向き合う

この連載を見る
ネット環境が整った時代に生まれ、スマホやタブレットなどのデジタルデバイスの進化とともに成長してきた現代の子どもたち。新たに浮き彫りになっている、子どもの心身の問題について専門家にインタビュー。