【4歳~5歳】ベビーカー代わりになるものは?乗りたがるときの対応

【4歳~5歳】ベビーカー代わりになるものは?乗りたがるときの対応

旅行でも使えるベビーカーや卒業のタイミング

2019.01.09

4歳ごろの子どもとの旅行やお出かけに、ベビーカー代わりになるアイテムをお探しではありませんか?4歳~5歳はそろそろベビーカーを卒業するタイミングですが、ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパンのような広いテーマパークを移動するときや旅行時に乗りたがるケースもあるようです。この記事では、ベビーカー代わりにおすすめのコンパクトなアイテムや、乗りたがった場合の対応策について紹介します。

※この記事の内容は、2025年9月24日に更新されたものです。

【4歳~5歳向け】旅行・普段使いにも!ベビーカー代わりになるアイテム

4歳~5歳でもベビーカーに乗りたがって困った経験がある保護者は少なくないようです。ここではベビーカーの代用として使えるアイテムにはどんなものがあるか、4歳~5歳児育児を経験した保護者の声を紹介します。

ベビーカー代わりになるアイテム1:背もたれ付きもあり!キックバイク

ベビーカーやバギーの代用になる乗り物があると、子どもの興味がうつりやすいようです。キックバイクはペダルがなく、地面を足で蹴って進むタイプのバイクなので4歳~5歳くらいの子に最適。歩くよりも楽に移動ができるため、すすんで乗ってくれるかもしれません。

ベビーカー代わりになるアイテム2:移動範囲が広がる!自転車

キックバイクに乗れる子であれば、ベビーカーの代用品として自転車もおすすめ。いきなり公道を走るのは危険ですので、まずは公園などで遊びながら自転車に慣れ、徐々に近所へのお出かけなどで使用していくのがよいでしょう。

ベビーカー代わりになるアイテム3:たためるタイプもあり!子どもが乗れるスーツケース

「旅行中は子どもが疲れて歩けなくなることもあるので、キッズキャリー機能のついたスーツケースを使うようにしました。子どももよろこんで乗るようになり、バギーを卒業できました」(30代ママ)

旅行の際には子どもが乗れるタイプのキャリーやスーツケースが便利という声もありました。コンパクトにたためるタイプのアイテムや安全性にも考慮したベルト付きタイプのアイテムもあるようです。機内に持ち込みできるサイズの商品であれば飛行機に乗るギリギリまで使えるので便利です。

ベビーカー代わりになるアイテム4:兄弟育児に最適!バギーボード(ベビーカーステップ)

下の子がベビーカーに乗っていると、つられて「乗りたい!」となるケースも多いようです。そんなときは、手軽にベビーカーにつけられるバギーボードやベビーカーステップがおすすめ。コンパクトなのであまり荷物にならず、上の子の移動手段として代用できるため非常に便利です。自転車やキャリーケースよりもコストがかからない点も魅力的です。

ベビーカー代わりになるアイテム5:軽量・大容量タイプもあり!キャリーワゴン

アウトドア派や車でのお出かけが多いなら、キャリーワゴンが最適。頑丈なので荷物だけでなく子どもも乗れるのがポイントです。折りたためるタイプや耐荷重100kg以上の商品も多く、キャンプやピクニック時にもおすすめ。組み立てや収納がワンタッチでできるものであれば、ママでも楽に扱えます。

4歳~5歳の子どもが「ベビーカーに乗りたい」と思う場面

ベビーカー
iStock.com/ChiccoDodiFC

4歳~5歳ぐらいになると日常的にベビーカーに乗ることは減るようですが、状況に応じて「ベビーカーに乗りたい」と要求されることはあるようです。どのような場面があるか、1つずつ確認してみましょう。

旅行先などで子どもが歩き疲れたとき

「4歳をすぎても旅行先での観光など移動距離が長いときはベビーカーに乗っていました。子どもが歩き疲れたときにベビーカーがあると便利なので、旅行などのお出かけ先にも持っていくようにしています」(30代ママ)

4歳~5歳ぐらいの子はまだ長時間歩くのは難しく、だからといって抱っこするには大変な時期ですよね。ディズニーランドやユニバーサル・スタジオ・ジャパンのような広いテーマパークでの移動や、たくさん遊んで疲れた帰り道、電車で立ちっぱなしになってしまったときなどに子どもがベビーカーに乗りたがることが多いようです。

兄弟がベビーカーに乗っているのを見たとき

「下の子がベビーカーに乗っていると自分も乗りたくなるようです。4歳になった今もときどき乗ることがあります」(40代ママ)

妹や弟など、自分より小さい兄弟がベビーカーに乗っているのをみると「自分も乗りたい」と感じるケースもあるようです。「歩き疲れて休憩したい」という気持ちや「もともとは自分のものなのに」という気持ち、「弟や妹だけ楽してずるい」など、複雑な気持ちになっているのかもしれません。

【4歳~】大きい子におすすめのベビーカー・バギーの種類は?折りたたみできるコンパクトタイプが人気

4歳児が乗るベビーカーの種類

「お座りができるようになった頃に用意したB型ベビーカーを使っています。A型ベビーカーと比べると、重量が軽いので操作しやすいと感じました」(20代ママ)

「うちの子はベビーカーに乗ることが好きなので、4歳以上でも使えるバギーに買い替えました。コンパクトに収納できるので、車のトランクにも積み下ろししやすいです」(40代ママ)

赤ちゃんの首や腰が座るようになる頃から使えるB型のベビーカーやバギーは、A型と比較してコンパクトで小回りが利くことが多いため、便利という声も多いようです。

バギーとB型ベビーカーには明確な違いはないようですが、バギーはベビーカーのなかでも比較的軽量でコンパクトに収納しやすいタイプを指すことがあるようです。旅行など遠出をする際に使う用として、軽量かつコンパクトにたためるアイテムを用意しておくのもおすすめです。

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子どもがベビーカーを卒業したタイミングは?

ベビーカーやバギーの卒業タイミング

子どもが4歳ごろになると、ベビーカーやバギーの卒業を検討する家庭も多いのではないでしょうか。特に、下に妹や弟ができると、ベビーカーを譲るタイミングにもなりますよね。ママたちがどのようなタイミングでベビーカーやバギーを卒業したのかを紹介します。

4歳~5歳ごろの子がベビーカーを卒業したタイミング1:本人が乗りたがらなくなったとき

「ベビーカーが窮屈に感じたのか、乗りたがる回数が減ったときに卒業を考えました。子どももいつの間にか乗らなくなり自然とベビーカーを卒業していました」(20代ママ)

「散歩の途中で花や虫を見つけたとき、バギーに乗っていると自分のタイミングで駆け寄れないことに気づいたようです。以前は必ずバギーに乗っていましたが、だんだん乗りたがらなくなったときに卒業を検討しました」(40代ママ)

子どもがベビーカーやバギーに乗らなくなったときに卒業するパターンが多いようです。成長とともに「大きい子がベビーカーに乗っているのは恥ずかしい」という気持ちが芽生え、自然と卒業する子も増えてくるようです。子どもが自分で決めたタイミングで卒業できると、ぐずったりいやがったりしなかったという声がありました。

4歳~5歳ごろの子がベビーカーを卒業したタイミング2:対象月齢や対象体重以上になったとき

「うちのベビーカーは対象月齢が48カ月だったので、4歳の誕生日に卒業できるように準備しました。2週間くらい前から『4歳になったらベビーカーは終わりにしようね』と子どもに話しておいたので、子どもも受け入れてくれました」(20代ママ)

「子どもの体重がバギーの対象体重を超えそうなときに卒業しようと考えていました。『大きくなったからバギーが重いって言ってるよ。今までありがとうをしよう』と子どもに伝え、2人でバギーを掃除して卒業しました」(30代ママ)

ベビーカーやバギーの対象月齢や体重以上になったタイミングで卒業したというママもいるようです。どうして乗れなくなるのかを子どもに伝えることで、子どもも納得してくれやすいかもしれませんね。

4歳~5歳ごろの子がベビーカーを卒業したタイミング3:ベビーカー以外の乗り物に乗るようになったとき

「4歳児に対応しているペダルなし自転車を用意しました。ベビーカーの代用としてペダルなし自転車に乗ることが増えてきたので、ベビーカーの卒業を検討しました」(20代ママ)

「上の子の自転車に興味をもっていたので、4歳の誕生日に補助輪つきの自転車を用意しました。子どもの興味が自転車にうつったので、バギーを卒業することにしました」(40代ママ)

ベビーカーの代用に別の乗り物を用意すると、子どもの興味がベビーカーやバギーからうつりやすいと考えたママもいるようです。

ペダルなし自転車や補助輪つき自転車など、4歳児でも乗れそうなベビーカー代わりのアイテムで移動できるようになると、子どもも喜んでくれるかもしれませんね。

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4歳~5歳の子どもがベビーカーに乗りたがるときの対応

「そろそろベビーカーやバギーは卒業」と考えていても、子どもが乗りたがる場合もありますよね。特に荷物が重いときや電車など公共の場で子どもがぐずってしまうとママは大変です。ママたちの体験談から、4歳児がベビーカーやバギーに乗りたがるときの対応を紹介します。

ベビーカーやバギーに乗りたがるときの対応

乗る時間と歩く時間をわける

「外出前にベビーカーに乗る時間を決めて子どもと約束しました。『行きはがんばって歩いて、帰りは乗ろうね』と伝えて少しずつ歩く時間を増やしていきました」(30代ママ)

「1日のなかでベビーカーに乗れる時間を子どもと決めました。乗る時間と歩く時間のメリハリがつけられたように感じます」(40代ママ)

4歳児にもわかりやすいルールを作り、乗る時間と歩く時間を決める家庭が多いようです。子どもといっしょにルールを作ったり確認したりすることで、無理なくベビーカーから卒業できたという声もありました。

歩いている姿を褒める

「外出時にベビーカーに乗りたがったとき、『歩いている方がお兄さんらしくて格好よいよ』と伝えました。お兄さんというワードが嬉しかったのか、ベビーカーに乗らず歩いてくれました」(20代ママ)

「妹が生まれたのをきっかけに、ベビーカーは赤ちゃんが乗るものと認識したようです。そのタイミングで旅行などの外出時に『たくさん歩けてすごいね!』と褒めていたら、いつのまにか乗りたがらなくなりました」(30代パパ)

歩く姿を褒めてもらえると、ベビーカーやバギーに乗らずに歩こうという気持ちになる子どももいるようです。子どもが自分で気持ちを切り替えて歩けるように、声かけを工夫できるとよいかもしれませんね。

まとめ:卒業のタイミングはそれぞれ。ベビーカー代わりになるアイテムを活用して乗り切って

ベビーカーを覗き込む子ども
iStock.com/Yagi-Studio

ベビーカーを卒業する時期は子どもや家庭によってそれぞれ違うようですが、旅行のときや兄弟が乗っている様子を見たとき、電車などで立ちっぱなしになってしまったときなどは4歳~5歳くらいの子でもベビーカーに乗りたがるタイミングはあるようです。ベビーカーのなかには、20kg以上の子も乗れる軽量・コンパクトな商品もあります。無理に卒業を目指さず、大きい子向けのベビーカーを使用したり、ベビーカーの代用アイテムを使用したりしながら、子どもの様子にあわせて卒業していけるとよいですね。

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