赤ちゃんはいつからセパレート服になる?簡単なズボンの作り方

赤ちゃんはいつからセパレート服になる?簡単なズボンの作り方

赤ちゃんの体に合ったサイズのズボンを用意しよう

2019.08.20

新生児や月齢が低い赤ちゃんはロンパースを着ていることが多いですが、いつからセパレート服を着せればいいか悩んでいるママもいるのではないでしょうか?赤ちゃんが身につけるものですので、体に合ったサイズであることはもちろん、生地やデザインにもこだわりたいですよね。本記事では、KIDSNA STYLE読者のママがいつから赤ちゃんにズボンを用意したのか、種類や簡単なベビー用ズボンの作り方について解説します。

※この記事の内容は、2025年9月16日に更新されたものです。

【月齢・発達別】赤ちゃんにズボンを履かせるのはいつから?

赤ちゃんのズボン
iStock.com/tomazl

赤ちゃんの月齢・発達別に、セパレート服を着せ始めるタイミングの目安を解説します。必ずしもこの時期からと決まっているわけではなく、赤ちゃんの成長ペースや保護者の考えによっても異なりますので、あくまで目安として参考にしてください。

月齢:4~6カ月ごろ/寝がえりを始めたら

赤ちゃんが寝返りをし始めると、上から下までボタンがあるタイプのロンパースは着せるのが難しくなってきます。足の力も強くなってくるため、上下が分かれたセパレート服のほうが着せやすいでしょう。この月齢になると、ほとんどの赤ちゃんは首がすわっていますが、まだ不安定な場合もあるので、注意しながら洋服を着せてあげましょう。

月齢:6~8カ月ごろ/お座りができるようになったら

このぐらいの月齢になると、短時間であれば座れる赤ちゃんが増えてきます。赤ちゃんの上半身を起こした状態なら、かぶりの服も着せやすくなるため、セパレート服に挑戦してみる良いタイミングと言えるでしょう。

月齢:8~11カ月ごろ/つかまり立ちをするようになったら

この時期の赤ちゃんは、ハイハイなどで活発に動き回るため、セパレート服を着せるのが難しく感じるかもしれません。また、つかまり立ちから伝い歩きを始めるタイミングでもあるため、生地に余裕のあるロンパースだと、裾を踏んで転倒してしまう危険性があります。赤ちゃんの成長に合わせて、セパレート服を取り入れてあげましょう。

保育園に入るタイミング

保育園によっては、ロンパースタイプの服が禁止されているところもあります。そのため、入園を機にセパレート服を買い揃えるタイミングで、本格的に切り替えるケースも多いようです。

【実例】赤ちゃんにズボンを履かせるのはいつから?ママたちのリアルな声

新生児の赤ちゃんは上下がつながったロンパースを着ていることが多いですが、いつからズボンやセパレート服を着るようになるのでしょうか。子どもにズボンやセパレート服を用意したタイミングについてママたちに聞いてみました。

30代のママ
30代のママ

新生児の頃はほとんどロンパースでしたが、赤ちゃんに初めてズボンを履かせたのは2~3カ月ごろです。冬だったので、普段着ているコンビドレスだけでは、生地的に寒そうだと思いズボンを買いました。外出のときや、家ですごすときの洋服として履かせていました。


30代のママ
30代のママ

出産祝いとして貰ったTシャツに合うズボンを、赤ちゃんが生後3カ月ごろに買いました。夏ということもあり、すごしやすそうで、かつ通気性がよく涼しげな生地のズボンを探しました。ロンパースが見慣れていたので、ズボンを履くと赤ちゃんなのに子どもっぽい印象になり、かわいかったです。


30代のママ
30代のママ

赤ちゃんが生後3~4カ月ごろ、動きが活発になりロンパースが窮屈そうに見えたのでズボンを用意しようと思いました。夏など季節によっては、家で過ごすときは肌着だけで、出かけるときだけズボンを履かせていました。


セパレート服を用意するタイミングは、生後2カ月~4カ月など様々ですが、肌寒くなるタイミングでズボンを履かせたという家庭が多いようです。セパレート服を着ると、赤ちゃんから一気に子どもらしい印象になるので、おしゃれをしたい特別な日に選ぶのもいいですね。

赤ちゃんのセパレート服やズボン、選ぶポイントは?

赤ちゃんにセパレート服やズボンを選ぶときに、生地やデザインなど、どんなものを購入したらよいか迷うこともあるかもしれません。赤ちゃんのセパレート服やズボンを選ぶポイントをママたちに聞いてみました。

赤ちゃんの体のサイズに合っているか

30代のママ
30代のママ

赤ちゃんのオムツを履いた大きなお尻がきつくならないように、少しゆとりがあるサイズのズボンを選びました。しめつけが強いと赤ちゃんも動きづらく通気性も悪いと思うので、サイズには気をつけました。


赤ちゃんはオムツを履いているため、ぴったりとしたデザインのズボンではお尻が窮屈に感じるかもしれません。またズボンの下にロンパースなどの肌着を重ね着することも多いため、お尻部分に余裕のあるサイズのズボンを用意するのがよいでしょう。

肌ざわりがよいか

30代のママ
30代のママ

赤ちゃんの肌に直接ふれる部分の素材や縫い目がチクチクしないか、肌着を選ぶのと同じように、生地を確かめながらズボンを選びました。夏は涼しげな素材もよかったです。


赤ちゃんは大人よりも汗っかきでお肌も繊細です。赤ちゃんが快適にすごせるように通気性や吸汗性のよいものを選ぶのもポイントのひとつでしょう。赤ちゃんが動きやすいようにストレッチ素材のズボンを選んだママもいました。素材によって生地の厚みや通気性も異なるので、季節に合ったズボンを選ぶとよいでしょう。

ズボンが脱ぎ着しやすいか

30代のママ
30代のママ

赤ちゃんのオムツを替えやすいように股部分にボタンが付いているズボンを使っていました。肌着やロンパースのように使えるので簡単にお着替えできます。


肌着やロンパースのように脱ぎ着しやすいデザインのズボンは、家や外出先でオムツを替えるときにスムーズにお着替えできそうですね。おむつ替えがしやすいデザインのズボンもあるようです。

赤ちゃんのお腹が冷えないか

30代のママ
30代のママ

お腹部分が腹巻のようになっているデザインのズボンを選びました。赤ちゃんのお腹部分をしっかり包んでくれるので、冬の寒い時期によく使っていました。

お腹部分が腹巻のようになっているズボンもあるようです。寒い季節だけでなく、エアコンや扇風機の利用が増える夏場も役に立ちそうですね。ただ、あまり暖かくしすぎるとあせもができたりしてしまうこともあるので、通気性には気を付けましょう。

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赤ちゃんのズボンにおすすめの素材・種類

赤ちゃんは大人よりも汗をかきやすく、特に月齢が低い場合は寝ている時間が長いため、通気性の悪い素材だとあせもができやすくなります。デザインだけでなく、素材にもこだわって洋服を選んであげましょう。赤ちゃんにおすすめの素材の種類とそれぞれの特徴を解説します。

ガーゼ

柔らかな風合いのガーゼは、赤ちゃんの洋服におすすめの素材の1つです。肌着などで使用されることも多く、通気性も抜群です。洗濯によって縮みやすいため、サイズ感には注意が必要です。また吸水性に優れているため、乾燥機の使用はむきません。

綿

ガーゼと同じく、吸水性に優れており汗をかきやすい赤ちゃんにぴったりの素材です。肌が弱い赤ちゃんには、綿のなかでも特に安全性や心地よさに配慮した「オーガニックコットン」や「スマイルコットン」がおすすめです。

特に汗をかきやすい夏におすすめなのが麻です。大人っぽい色合いのものが多いため、おしゃれな雰囲気を楽しめるでしょう。シワになりやすい、色落ちしやすいなどの特徴もあるため、洗濯には少し気を遣うかもしれません。

パイル素材

パイル素材は、いわゆるタオル地のことです。吸水性が高く、肌触りがやわらかいため、子どもが心地よく着られる素材です。ただし、ループ状の糸が爪やアクセサリーなどに引っかかりやすいので、注意が必要です。

新生児でも手軽にセパレート服を楽しみたい!赤ちゃん用ズボンの簡単な作り方

ズボンを手作りするのに必要な道具や材料
iStock.com/yipengge

新生児向けのベビー服といえばロンパースタイプが定番ですが、セパレートの服を楽しみたい人もいるでしょう。「あまり履く機会がないのに買うのはもったいない」「好みのデザインが見つからない」と感じているママ向けに、ズボンの簡単な作り方を解説します。子どものサイズにあったものを作ることができるので、ぜひ挑戦してみてください。

用意するもの

赤ちゃんのズボンを作るために用意するもの

ガーゼやパイルなど肌にやさしく通気性のよい素材の布を用意しましょう。布の色に合わせた糸を使ったり、あえてステッチの色を変えるのもおすすめです。

ベビー用ズボンの作り方

  1. 縦90cm横35cmほどの長方形の布を横長に置いて、半分に折って折り目がついたところを切る
  2. 切った布を中表に合わせて、下部中央に半円を描いて切る
  3. ウエスト部分と足部分を1.5cmほど折り返して、ゴムを通せるように縫う
  4. ゴムを通す部分は縫わないように、股下と両サイドを縫う
  5. ウエスト部分と足部分にゴムを通す

 

赤ちゃんの名前を刺繍をしたり、好きなキャラクターのワッペンやボタンを付けたりするのもおすすめです。始めに型紙を作ると、2回目以降は簡単にズボンを作ることができますよ。無料で型紙をダウンロードできるサイトもあるようなので、月齢や子どもの体に合ったサイズの型紙を探すのもよいでしょう。布や糸などがセットになった手作りキットもあるようです。

セパレート服はいつからでもOK!赤ちゃんの体に合うズボンでおしゃれを楽しもう

ズボンを履いた新生児
iStock.com/Sviatlana Lazarenka

新生児や月齢の低い赤ちゃんは上下がつながったロンパースを着ることが多いですが、生後2〜4カ月頃の季節の変わり目に、セパレート服を着せ始めるママもいるようです。ベビー用のズボンを選ぶ際は、サイズや素材はもちろん、おむつ交換がしやすいように股下部分にボタンがついたものなど、機能性にも注目して選んでいる方も多いようです。

月齢が低くても、セパレート服を着せると一気にお兄さん・お姉さんらしく見え、新鮮な雰囲気を楽しめます。ぜひお出かけなど、特別な日のおしゃれにセパレート服を試してみてはいかがでしょうか?

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