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【離乳食中期】コーンフレークを使った離乳食レシピ
赤ちゃんにあげる量や牛乳をかける以外の食べ方
赤ちゃんの離乳食にコーンフレークを取り入れたい、牛乳を使う以外の食べ方について知りたいママもいるのではないでしょうか。離乳食中期のコーンフレークを使ったレシピをご紹介します。赤ちゃんはいつからコーンフレークを食べられるのか、離乳食に取り入れる際のコーンフレークの量や調理法についてもお伝えします。
赤ちゃんはコーンフレークをいつから食べられる?
コーンフレークはとうもろこしの粉に砂糖や食塩など混ぜて乾燥させ、焼き上げたシリアルです。朝食に手軽に食べれるコーンフレークを赤ちゃんの離乳食に取り入れたいママもいるかもしれません。
コーンフレークを与える時期は、離乳食の進み方により異なりますが、中期前半の生後7カ月頃に少量ずつ食べさせ始めたというママもいました。
離乳食中期の進め方
離乳食中期に入ると多くのママたちは、離乳食を作ることや食べさせることにも慣れてきた頃でしょう。食べ物を上手に飲み込めるようになり、形状をペースト状から粗つぶしに変えたことで、食べにくさを感じ口から食べ物を出してしまうなど、新しい悩みが出てくることもあるようです。
基本的な離乳食中期の進め方について、厚生労働省の資料を参考に紹介していきます。
離乳食中期はいつから
厚生労働省の資料によると、生後7カ月から8カ月頃が離乳食中期とされています。離乳食を開始して1カ月を過ぎた頃から、1日2回食で食事のリズムをつけていくとよいとされており、調理形態は舌でつぶせる豆腐くらいの硬さが推奨されています。
離乳食中期頃の赤ちゃんにとってコーン、コーンフレークはそのままの状態だと硬く、食べにくいかもしれません。離乳食に取り入れるときは、細かく砕いたり、牛乳を加えペースト状にするなど食べやすくなるように工夫してあげましょう。
離乳食中期の量の目安
離乳食中期の1回あたりの食事量は以下の量を目安としましょう。
穀類:全がゆ50g~80g
野菜・果物:20g~30g
魚:10g~15g
肉:10g~15g
豆腐:30g~40g
卵:卵黄1個~全卵1/3個
乳製品:50g~70g
コーンフレークの主原料とうもろこしには糖質も多く含まれています。また一般的に市販のコーンフレークは食塩を加えて作られています。
離乳食中期にコーンフレークを取り入れる際は、赤ちゃんの成長に合わせ、量を調節してあげましょう。離乳食中期頃は1回5g程度の量を与えていたというママの声がありました。
子どもの離乳食で困ったこと
作るのが負担・大変/33.5%
もぐもぐ、かみかみが少ない(丸のみしている)/28.9%
食べる量が少ない/21.8%
食べるものの種類が偏っている/21.2%
食べさせるのが負担、大変/17.8%
乳汁(母乳や人工乳)と離乳食のバランスがわからない/17.1%
食べるのをいやがる/15.9%
乳汁(母乳や人工乳)をよく飲み、離乳食がなかなか進まない/12.6%
食べる量が多い/5.5%
作り方がわからない/5.3%
開始の時期がわからない/3.5%
食べものをいつまでも口にためている/3.0%
(回答数:1240)
離乳食作りを負担に感じているママは多いようですね。編集部では、新しい食材を与える時期やタイミングがわからないという声もありました。
【離乳食中期】コーンフレークを使ったレシピ
離乳食中期のコーンフレークを使ったレシピをご紹介します。
バナナコーンフレーク
1. 耐熱容器に砕いたコーンフレーク大さじ1とバナナをすりつぶしてペースト状にしたもの、牛乳大さじ2を入れて混ぜ合わせる
2. 500wの電子レンジで1分ほど温める
3. 様子を見つつ、硬すぎたら牛乳を足しながら再び温める
離乳食中期にコーンフレークを与えるときは、赤ちゃんが食べやすいように袋に入れ、細かく砕いたものを調理に使うとよいかもしれません。ジッパーがついた保存用袋を使うとそのまま保存できるので便利でしょう。
コーンフレークとかぼちゃのマッシュサラダ
1. かぼちゃ15gをやわらかく茹でマッシュ状に潰す
2. にんじん10gをやわらかく茹で2~3mm角に切る
3. ブロッコリー10gをやらかく茹で、花蕾の部分を包丁でそぎ落とす
4. コーンフレーク大さじ1、牛乳大さじ1を混ぜ合わせ、電子レンジで30秒加熱する
5. かぼちゃ、にんじん、ブロッコリー、加熱したコーンフレークを混ぜる
コーンフレークとかぼちゃを使ったいろいろな食感が楽しめるマッシュサラダのレシピです。離乳食の進み具合にあわせ、コーンフレークを砕く大きさ、やわらかさを変えていきましょう。
コーンフレークとキャベツのトロトロスープ
1. キャベツをみじん切りにする
2. 小鍋に水50ml、牛乳50ml、キャベツ15g、砕いたコーンフレーク大さじ1を入れ、キャベツがやわらかくなるまで煮込む
朝食にもよいコーンフレークとキャベツのミルクスープです。いろいろな野菜を使ってアレンジしてもよいでしょう。水分量はお好みで調節してみてくださいね。
赤ちゃん用のコーンフレークを選ぶときの注意点
離乳食中期頃から与えるママが多いコーンフレークですが、赤ちゃん用のコーンフレークを選ぶときは、砂糖を使っていない無糖のものを購入しましょう。
市販のコーンフレークには「プレーンタイプ」と書かれているものもありますが、砂糖でコーティング(フロスト)をしていないという意味をもち、無糖でないことが多いようです。
砂糖を使っていないものを選ぶには「無糖」と明記されているものを選ぶようにしましょう。
また、市販のコーンフレークにはたくさんの種類があるので、原材料を確認した上で、材料が少なくシンプルなものを選ぶとよいかもしれません。
離乳食中期にコーンフレークを取り入れよう
コーンフレークは牛乳をかけて食べるだけではなく、野菜や果物と合わせたり、サラダやスープとしてもおいしく食べることができるようです。
離乳食中期頃から取り入れ始めるママが多いようですが、赤ちゃんに与えるコーンフレークを選ぶときは、原材料が少ない無糖のものを選ぶようにしましょう。
また、無糖のコーンフレークであっても塩分が含まれていることが多いので、離乳食に使用する際は量を調節しましょう。
赤ちゃんの様子を見ながら、離乳食中期のコーンフレークレシピを試してみてください。
※記事内で使用している参照内容は、2019年8月29日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。