子どもたちを取り巻く環境は日々変化し、勉強や成績だけではない「これからの時代を生きる力」が必要とされてきています。子どもに感性や創造力を身につけてほしい――そう考える保護者が注目する「アート」について、専門家やアーティストに徹底取材します。
育児や家事、子どもの教育で日々、ぶつかる壁や悩みは尽きません。同じテーマでも、「妻視点」「夫視点」では考え方や価値観はどう違うのでしょうか。おぐらなおみさんが、さまざまな家族、夫婦の物語をお送りします。
おぐらなおみ
育児や家事、子どもの教育で日々、ぶつかる壁や悩みは尽きません。同じテーマでも、「妻視点」「夫視点」では考え方や価値観はどう違うのでしょうか。おぐらなおみさんが、さまざまな家族、夫婦の物語をお送りします。
おぐらなおみ
「かおノート」をはじめ、絵本から舞台美術、ワークショップ、アートディレクションまで多岐にわたって活動しているクリエイティブユニットtupera tupera(ツペラツペラ)。今回はご夫婦でもあるおふたりに、アートと子育ての関係やアートを楽しむコツについてうかがった。
「子どもにとってアートに触れたり、何かを作ったりすることは大切」そう考える保護者は多いかもしれません。でも、実際にアート表現をするとどのような効果があるか知っていますか?アート体験を積んできた子どもと、そうでない子どもの違いや、保護者の関わり方について発達脳科学の観点から紐解きます。
成田奈緒子
2002年からニューヨークを拠点に制作活動を行い、世界的に高く評価されるアーティスト・河井美咲さん。世界中を移動しながら、夫で写真家のジャスティンさんと、5歳の娘・歩虹(ポコ)ちゃんを育てる母親でもある彼女に、アートと子育ての関係、アートを楽しむコツについてうかがった。
機械に代替されることのない力が求められるなか、絵を描いたり、工作したりして創造力を育むことを大切にしている保護者は多いでしょう。しかし、テクノロジーを使うことで子どもの創造力はもっと広く、遠いところに辿り着くかもしれません。デジタル時代の子どもの創造力について、CANVAS代表の石戸奈々子さんに聞きました。
「アート思考」という言葉を聞いたことはありますか?「自分なりのものの見方」や「自分だけの答え」を大切にするこの思考プロセスは、実は子育てにもつながる部分があるのです。『13歳からのアート思考』(ダイヤモンド社)の著者であり子育て真っ最中の末永幸歩さんに話を聞きました。
触る、嗅ぐ、見る、味わう、聞く……感じることから始まる「臨床美術」。元々は認知症の症状改善のために考案されましたが、子どもの感性教育への効果が期待され、教育現場にも導入されています。臨床美術は子どもに何をもたらすのでしょうか?臨床美術士の資格認定・人材育成を行う日本臨床美術協会に取材しました。