子どもの縄跳びの練習はどうする?練習メニューと練習台の作り方、練習への誘い方など

子どもの縄跳びの練習はどうする?練習メニューと練習台の作り方、練習への誘い方など

子どもが縄跳びに興味をもち始めたとき、どのような手順で練習をすればよいか迷うママもいるのではないでしょうか。練習場所や練習メニューなど、気になることもあるかもしれません。今回は縄跳びの練習メニュー、縄跳び練習台の作り方や使い方、練習しない子どもへの誘い方を、ママたちの体験談を交えながらご紹介します。

縄跳びの練習をする前に

保育園や幼稚園で周りのお友だちが縄跳びを始めると、やってみたいと思う子どももいるかもしれません。縄跳びの練習をする前に、何を準備すればよいのでしょうか。


縄跳びの選び方

「子どもが使う初めての縄跳びには、太さのある綿ロープの縄跳びを購入しました。綿ロープは絡みにくく、適度な重さがあって回しやすいのではないかなと思って選びました」(30代ママ)

「簡単に長さを調整できるビニール製の縄跳びを買いました。子どもの背丈に合うように端を切って長さを調節しました」(30代ママ)

縄跳びを始めようと考えたら、まず子ども用の縄跳びを準備しましょう。縄跳びには綿ロープやビニール製などがあるようです。子どもが使いやすいように太さや柔らかさなども考えて選ぶとよいかもしれません。お店で売っている縄跳びは子ども用でも長いものがあるので、購入したら子どもの身長に合わせて長さを調節してあげられるとよいようです。


縄跳びの練習場所

縄跳びの練習
Photoonlife/Shutterstock.com

「公園のグランドで縄跳びの練習をしていました。縄を回しても小石が跳ねず、ジャンプをしやすい場所でした」(40代ママ)

縄跳びの練習をするときは、広くて平らな場所を選ぶようにしていたというママの声がありました。公園や庭の芝生の上で練習をすると、転んだときもあまり痛くないかもしれません。広い場所で練習するときでも、他の人に縄が当たらないように気をつけるようにしたいですね。

子どもの縄跳びの練習メニュー

縄跳びは跳ぶことと縄を回すことを同時に行う運動なので、お友だちが縄跳びをしている様子を見ただけで跳べるようになることは難しいかもしれません。どのようなメニューで練習をするとスムーズに楽しく練習できるのでしょう。練習メニューの例をご紹介します。


両足でジャンプ

最初は縄跳びを使わず両足でジャンプしてみましょう。ママと向かい合って両手を繋ぎいっしょにジャンプする練習は、遊びのようで楽しいかもしれません。「せーの」の掛け声で跳ぶのが楽しくて、何度も繰り返し跳んでいたというママの声もありました。


縄を回す

両足でジャンプできるようになったら、次は縄を回す練習だけに集中してみるとよいようです。縄を両手に持って後ろから前に回してみましょう。肩から肘までは体から離さないようにして、肘と手首で縄を回すように教えてあげるとよいかもしれません。回すことに慣れてきたら、歩くようにまたいでみましょう。


縄を跳び越す

縄跳びの練習
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後ろから前へ回した縄をまたげるようになったら、ジャンプをして縄を跳びこしてみましょう。初めは続けて跳ぼうとせず、1回ずつジャンプして跳び越すようにすると、無理なく楽しく練習できるかもしれません。縄を回すことを先に練習したので、ジャンプをしたときに自然に縄を回せるようになっていたというママもいました。

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縄跳び練習台の作り方と使い方

縄跳び練習のための練習台というものがあるようです。自作もできる練習台の作り方と使い方をご紹介します。


縄跳び練習台とは?

縄跳び練習台は、子どもが縄跳び練習をするための台として小学校などで使われていることもあるようです。弾力のあるベニヤ合板などを使うので、子どもがジャンプすると跳ねやすくなるといわれています。市販品も売られているようですが、少しの材料で手作りすることもできるようです。


縄跳び練習台の作り方

幅1m、長さ2mほどの厚みのあるベニヤ板を準備します。幅1mの両端の部分の下に、長さ1m、太さ5cmほどの角材を釘で打ちつけて踏み台状の形にすると、縄跳び練習台ができるようです。

子どもの体格や置く場所に合わせて、角材の太さやべニヤ板の大きさを調節するとよさそうです。小学校では太さ10cm程の角材で、ある程度高さのある練習台を作るようですが、小さい子ども用にはあまり高さのない練習台を作るとよいかもしれません。べニヤ板や角材の端はやすりをかけて滑らかにするとよさそうです。


縄跳び練習台の使い方

まず、練習台を平らになるように地面に置きましょう。練習台の中央付近に乗るとコンパネ材が少しバウンドするため、ジャンプしやすいようです。練習台の端から落ちることがあるかもしれないので、練習台の真ん中を使うように注意するとよさそうです。練習はパパやママといっしょにするという約束しておくことも大切かもしれません。

練習しない子どもへの誘い方

縄跳びが思い通りに飛べないと、練習しないようになる子どもいるかもしれません。ママたちは子どもが練習しないとき、どのように対応しているのでしょう。


縄跳び練習カードを使う

縄跳び
MIA Studio/Shutterstock.com

「カレンダーを縄跳び練習カード代わりにしました。縄跳びの練習をした日にカレンダーのマスに好きなキャラクターのシールを貼るようにしたら、毎日のように練習をしていました」(40代ママ)

「縄跳び練習カードを手作りしました。すごろくのように作り、ゴールに着いたら子どもの希望を1つ叶えるようにしました」(30代ママ)

縄跳び練習カードは達成感が目に見えるので、子どもも喜んで練習できそうです。跳べるようになったら、次は跳ぶ回数を少しずつ増やすように目標を作っていくとよいかもしれません。


できることから少しずつ

「縄跳びの練習がうまくいかず子どもが練習しないときは、縄跳び遊びをいっしょにやってみました。縄跳びが楽しいと思ったのか、しばらくしたら再び練習を始めました」(5歳児ママ)

子どもが縄跳びの練習をしないときには、できることを繰り返すだけでもよいかもしれません。縄跳びで遊ぶ楽しさを思い出したら、もう一度練習し始めたというママの声もありました。


1回跳べたら褒める

「子どもが1回縄を跳びこす度に、じょうずだねと褒めるようにしました。自信が持てたのか何度も繰り返し練習していました」(6歳児ママ)

子どもが練習しないときには、できることを褒めてあげるとよいかもしれません。ひとつひとつ褒めているうちに、いつの間にか縄跳びができるようになったというママの声もありました。

子どもの縄跳びは練習メニューを工夫して

縄跳び
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縄跳びの練習のメニューを工夫してあげることで、練習しない子どもも縄跳びがじょうずになることもあるようです。縄跳びの練習台を使えば、跳ぶ楽しさを覚えて練習する機会が増えるかもしれません。広くて安全な場所を選んで、縄跳びを楽しく練習できるようになるとよいですね。

2018.05.05

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