
会話が少しずつできるようになってきたり、走る・両足でジャンプができるなどの運動もできるようになってくる子が増える2歳児。ママたちは2歳児とどんな外遊びや運動、ゲームをして楽しんでいるのでしょうか。ママたちに聞いた2歳児との遊び方について、子どもたちの反応を交えてご紹介します。
「2歳半を過ぎてから急に言葉数が増えた印象」
「会話がしっかりとできるようになってきました」
「『ママ、お水ちょうだい』と3語文でお話できるようになりました」
おしゃべりが上手になったと感じたママが多くいました。筆者のママ友に聞いたところ、2歳になってから自分の名前を言えたり挨拶ができたりと、コミュニケーションが取れるようになったと感じているようです。
「ジャンプができるようになりました」
「すべり台を一人で危なげなく滑れるようになりました」
「走ったり登ったりがスムーズにできるようになってきました」
「ボールを投げたり蹴ったりができるようになりました」
運動面では、体の使い方が上手になってきたと感じるママがたくさんいました。筆者の子どもは歩き始めて1年余り、走ったり跳んだりと、2歳半ばでようやく思うように体を動かせるようになってきた印象です。
「着替えの時にボタンの留め外しをしたがります」
「みかんの皮を自分でむきたがったり、牛乳を一人でコップに注ごうとしたりします」
生活面では「自分でやりたい」という気持ちが強くなってくる子も多いようです。月齢や個人差も大きいですが、大人と同じようにお箸を使おうとするなど、指先が器用に動かせるようになってきたと感じるママもいるようです。筆者の子どもは、はさみを使いたがるようになったのですが、うまく使えず「できないよ!」と泣いてしまうこともあります。
そんなときは正しい持ち方を教え、切りやすいように紙を持ってあげるようにサポートしています。
おしゃべりや体の使い方が上手になってきたら、動物のマネをして遊んでみてはいかがでしょうか。くまやうさぎ、かえるになったつもりで歩いたり跳んだり、楽しみながら運動ができます。
両手両足を床につけて4本足で歩くくまさん歩きや、ハイハイで移動する犬さん歩きをしているときに、大人の足の間をトンネルに見立ててくぐらせたり、手で行き先を遮って踏み切りのようにしてあげても面白いでしょう。
筆者の子どもはこの遊びが好きなようで「もう1回トンネルやって」と要求します。「右へ曲がれ」「後ろへ下がって」など、出された指示に従うのも変化があって楽しいようです。
「寝る前などに布団の上でいっしょに並んでゴロゴロ転がるだけでも楽しそうです」
「バスタオルに子どもを寝かせ、大人二人で頭と足の両端を持ってゆらゆらブランコのように揺らす遊びも気に入っています」
「お馬さんごっこでバランスをとりながら親の背中に乗れるようになりました」
2歳児にとって揺れや回転を体験することも新鮮に感じるようです。体が不安定になることを怖く感じる子どももいるようなので、様子を見ながら少しずつ慣らしていくほうがよさそうです。
2歳児のいる親子が複数組集まったら、運動会ごっこをしてみてはいかがでしょうか。筆者も未就園児対象の運動会ごっこに親子で参加したことがありますが、子どもたちはとても生き生きと楽しそうでした。2歳児も大人がサポートすることで運動会のような遊びも楽しめます。
<玉入れ>
新聞紙を丸めてボールをつくり、床に置いたかごに入れます。チームに別れて数を競ったり、大人がかごをもって動いたりしても盛り上がりそうです。
<障害物競走>
ダンボールのトンネルやシーツの下をくぐったり、布団の山を登って滑り降りたり、身近にあるものを使って楽しめそうです。
<親子リレー>
電車ごっこのように、フラフープや新聞紙をつなげて輪にしたものに親子で入ってコースを周ります。人数が多いときはリレー形式にすると盛り上がりそうです。
「『おもちゃを片づけて』と言ってもやらないけど、『ママとブロックどっちが早く片づけられるか競争しよう』と言うと楽しんでやってくれるときもあります」
「お風呂上がりに服を着ないで遊び始めるので、『パパと着替え競争するよ、よーいドン!』と号令をかけて、子どもをやる気にさせています」
片づけや着替えなどを子どもにやらせたいと思っても、なかなか子どもが動いてくれないこともよくありますよね。ゲーム感覚を取り入れることで、子どものやる気を引き出すと上手くいくこともあるようです。
簡単な運動や外遊びでも2歳の子どもにとっては初めての経験ばかりで、ゲームのように楽しんでいる2歳児が多いようでした。遊びの中で子どもが言葉を懸命に探す姿に出会えたり、できることが増えたりと、子どもの成長に気づくことのできる良い機会になりそうです。今しかない2歳のひととき、いっしょに外遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか。
2017年11月20日
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