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2018年02月09日

離乳食完了期のにんじんはどう進める?レシピやアレンジ方法

離乳食完了期のにんじんはどう進める?レシピやアレンジ方法

離乳食完了期ににんじんを調理してあげようと考えたとき、形状や進め方の目安、子どもが食べやすい工夫などに悩むママもいるのではないでしょうか。厚生労働省の資料を参考にしながら、離乳食レシピやアレンジ方法などママたちの体験談を紹介します。

離乳食完了期の進め方

離乳食完了期になると多くのママは初期、中期、後期の経験から離乳食を作ることも食べさせることにも慣れてきた頃でしょう。しかし、この時期になると子どもの方も食べ物の好き嫌いが出てきたり、食に興味がなく手づかみ食べをしてくれないなど新しい悩みが出てくることもあるようです。

基本的な離乳食完了期の進め方について、厚生労働省の資料を参考に紹介していきます。

離乳食完了期はいつから?

厚生労働省の資料によると、生後12カ月から18カ月頃が離乳食完了期とされています。1日3回の食事のリズムを大切にし、生活リズムを整えるきっかけ作りとする時期と言われています。

完了期の調理形態の目安としては、歯ぐきで噛める硬さ(肉だんごくらい)がよいようです。

離乳食の量の目安

離乳食完了期の1回あたりの食事量の目安は下記の量とされています。

穀類:軟飯90g~、ご飯80g
野菜・果物:40g~50g
魚:15g~20g
肉:15g~20g
豆腐:50g~55g
卵:全卵1/2個~2/3個
乳製品:100g

子どもの離乳食で困ったこと、わからないこと

離乳食で困ったこと

© ucchie79 - Fotolia

厚生労働省が出している資料の中には離乳食で困ったこととして、次のような内容が挙げられています。

食べるものの種類が偏っている / 28.5%

食べるのをいやがる / 13.1%

食べさせるのが苦痛・面倒 / 7.5%

開始の時期がわからない / 5.1%

作り方がわからない / 6.6%

(回答数:2722)

食べるものの種類が偏っていることや、食べるのをいやがることで悩んでいる方が多いと出ています。離乳食完了期は、1日に与える回数も3回になり、栄養の多くを離乳食からとるようになりますが、食べ物の好き嫌いが出てきて、今まで食べてくれたものをいやがったり、自分から食べてくれないなどの意見もありました。

離乳食でわからないこと

困ったことの次に、離乳食のことでわからないことについても厚生労働省が出している資料より紹介します。

食べる適量がわからない / 46.4%

食べさせてよいものがわからない / 15.6%

離乳の進め方がわからない / 14.9%

(回答数:5223)

食べる適量がわからないと困っている方が一番多く、次に食べさせてよいものがわからないと悩んでいる方が多いようです。離乳食完了期は、前歯が生え揃ってくる頃なので、前歯でかじりとり、自分の1口量を覚えていく時期のようです。噛む練習や1口量を覚えさせるレシピを意識し始めたママの悩みが増える時期かもしれません。

スーパーなどで簡単に手に入るにんじんは、下ごしらえや冷凍保存もしやすいようで、初期の頃から取り入れているママも多いようです。離乳食完了期には、ママたちはにんじんを使って、離乳食レシピにどんなアレンジをしているのでしょう。

離乳食の完了期のにんじんのアレンジレシピ

Melica/Shutterstock.com

離乳食完了期はどのようにしてにんじんを取り入れていたのでしょうか。ママたちに聞いた子どもが離乳食を食べやすくなるようなレシピの工夫やアレンジ方法の体験談を3つご紹介します。

にんじんのグラッセ

「離乳食を何でも食べてくれていたのですが、完了期に入り今まで食べていた野菜もいやがって食べてくれなくなり、どうやって調理したら食べてくれるのか悩んでいました。

そこで、野菜嫌いを解決するために、グラッセにしてみたらどうかと考え作ってみました。皮を剥き輪切りにして面取りしたにんじんを野菜の煮汁に入れ、砂糖、バターを加えて弱火で煮汁がなくなるまでゆっくり煮詰めてあげてみました。

砂糖の甘さが気に入ったようで、喜んで食べてくれ、おかわりをせがんでくれました。また、食べ始めるきっかけにつながったようで、食事ににんじんのグラッセを付け合せるだけで、他のおかずも食べてくれるようになりました」(30代ママ)

ケチャップライスのスティックおにぎり

「食べむらが出始めたようで、食べない日はまったく口を開いてくれずに、何日か続くと栄養が足りてないのではと心配になり、食べたくない気分の日にも興味を引けるようなレシピはないかと悩んでいました。そこで、食べむらを解決するために、普段から気に入って食べているものを用意しておいてはどうかと考え、ケチャップライスを食べたくなったときにすぐ出せるようにスティックおにぎりにしてみました。

にんじんと玉ねぎ、ピーマンをみじん切りにして、電子レンジで加熱してやわらかくします。鶏ひき肉と野菜を炒め、鶏ひき肉に火が通ったらご飯を加えて炒め、少量のトマトケチャップで味付けをし、火から下ろしてから細かく切ったベビー用のチーズを混ぜて、ラップでスティックおにぎりにしました。

お腹が空いてきたかなというタイミングであげてみると、自分で持って食べてくれました。スティックの太さを子どもの口に入るように細く作ったので、食べやすいようでした」

にんじんとバナナのソフトクッキー

「初期の頃から少食で、食にあまり興味がないようでした。手つかみ食べを始めて欲しいこの時期になっても、なかなか食べ物に手がのびず、何を作ってあげたらよいのか悩んでいました。そこで、自分で手をのばして食べてもらうために、おやつ時間で手づかみ食べの練習をしてはどうかと考えソフトクッキーを作ってみました。ボールに卵を割り入れ泡立て器でよく混ぜてから、すりおろしたにんじんとつぶしたバナナ、少量のオリーブオイルを加えてよく混ぜます。そこに、おからパウダーと混ぜ合わせた牛乳を加えてさらによく混ぜます。最後に、薄力粉とアルミフリーのベーキングパウダーをふるい入れ、粉気がなくなるまでゴムベラでさっくり混ぜます。

天板にクッキングシートをしいて、厚さ1cmくらいに生地を流し入れてオーブンで焼き、粗熱が取れたら子どもが持ちやすいように長方形に切りあげてみました。クッキーの香りに興味を持ち、1口食べるとバナナの自然な甘さが気に入ったようで、自分から手を出して食べてくれました。多めに作ったときは1つずつラップに包み、保存パックに入れて冷凍保存して、おやつに活用していました」(30代ママ)

厚生労働省の資料でも、手づかみ食べを重要としています。食べ物を目で確かめて、手指でつかんで、口まで運び口に入れるという目と手と口の協調運動により、スプーンやフォークを上手に使えるようになるようです。

離乳食は様子をみながら進めていこう

© yamasan0708 - Fotolia

にんじんは下ごしらえや冷凍保存もしやすく、初期の頃から取り入れているママも多いようです。離乳食完了期になると、多くの食材を使って調理できるようになりますが、初めての食材を調理するときに食べ慣れているにんじんを加えてあげると子どもは食べやすいようです。

この時期は3回食と2回のおやつになり、1回の食事量も増える時期ですので冷凍できるレシピを活用して、にんじんを離乳食に取り入れていけるとよいですね。

出典:Ⅱ離乳編/厚生労働省

※記事内で使用している参照内容は、2018年2月8日時点で作成した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

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