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離乳食の進め方や食べさせる量の目安
離乳食の桃はいつから赤ちゃんに与えられるのでしょうか。下ごしらえなどが大変そうだからと離乳食に桃をあげるのを控えているママもいるかもしれません。離乳食で与えられる桃を使ったレシピや保存方法などをご紹介します。
離乳食初期~完了期までの桃の食べ進め方
離乳食初期には、赤ちゃんに何を食べさせたらよいか迷うママもいるかもしれません。離乳食完了期になると、毎日3食の献立を考えるのに悩んだり離乳食の悩みはさまざまあるでしょう。
今回は、桃を使った離乳食レシピを時期別にご紹介します。
赤ちゃんが桃を食べられるのはいつから?
桃は、離乳食初期である生後5カ月の赤ちゃんから食べさせることができます。
酸味が少なくみずみずしいので赤ちゃんにとっても食べやすく、調理するときにも使いやすい食材です。
厚生労働省が出している資料の中で離乳食の時期別調理形態の目安として、このような内容が挙げられています。
- 離乳食初期 生後5~6カ月 なめらかにすりつぶした状態
- 離乳食中期 生後7~8カ月 下でつぶせる固さ
- 離乳食後期 生後9~11カ月 歯ぐきで噛める固さ
離乳食の量の目安
離乳食中期の1回あたりの食事量の目安は以下の量とされています。
穀物:全粥50g~80g
野菜・果物:20g~30g
魚:10g~15g
肉:10g~15g
豆腐:30g~40g
卵:卵黄1個~全卵1/3個
乳製品:50g~70g
目安の量を参考にしながら離乳食を用意しましょう。
子どもの離乳食で困ったこと
厚生労働省が出している資料の中で離乳食で困ったこととして、以下のような内容が挙げられています。
作るのが負担・大変/33.5%
もぐもぐ、かみかみが少ない(丸のみしている)/28.9%
食べる量が少ない/21.8%
食べさせるのが負担、大変/17.8%
乳汁(母乳や人工乳)と離乳食のバランスがわからない/17.1%
食べるのをいやがる/15.9%
乳汁(母乳や人工乳)をよく飲み、離乳食がなかなか進まない/12.6%
(回答数:1240)
離乳食を作ることが大変、食べる量が少ないと感じているママは多いようです。編集部でも同じような意見があがることが多々ありました。離乳食中期になり、食べられる食材が増え、レシピに迷うこともあるようでした。
離乳食初期~完了期の桃のアレンジレシピ
離乳食初期~完了期のころの桃を使ったレシピにはどのようなものがあるのでしょうか。
簡単で、赤ちゃんもよく食べてくれる桃の離乳食レシピをご紹介します。
【離乳食初期】桃とりんごのコンポート
- 桃の皮をむき、小さく切る
- 桃を電子レンジで約2分間加熱し、裏ごしする
- りんごの皮をむき、よくすりつぶす
- すりつぶしたりんごを耐熱皿に入れ、約1分間加熱する
- 桃をりんごと合わせる
電子レンジで加熱するだけで作れる簡単レシピです。冷凍保存する場合は、それぞれ加熱したあとに製氷皿に入れ、冷凍しましょう。
【離乳食中期】カボチャの桃ペースト和え
- カボチャの皮を切り落とし、柔らかくなるまで茹でる
- 茹でたカボチャを裏ごしする
- 桃の皮をむき、小さく切る
- 桃を耐熱容器に入れ約2分間加熱し、裏ごしする
- お好みでカボチャに粉ミルクや無糖のプレーンヨーグルトを混ぜてもOK プレーンヨーグルトなどを混ぜてなめらかな食感にすることで、赤ちゃんが口に取り込み やすくしているという工夫をしているママもいました。
【離乳食後期】桃のサンドイッチ
- 桃の皮をむき、すりつぶす
- 少量の無糖プレーンヨーグルトと合わせる
- 食パンの耳を切り落とし、食べやすい大きさに小さく切る
- 1をパンに塗ってサンドイッチにする 桃はできるだけしっかりとすりつぶし、ヨーグルトとあわせます。離乳食後期の手づかみ 食べ練習に適したメニューです。
【離乳食完了期】桃とトマトのサラダ
- 桃の皮をむき、小さく切る
- トマトを湯むきする
- 桃とトマトをみじん切りする
酸味が強く、赤ちゃんが食べたがらない場合はヨーグルトなどを混ぜて食べやすくしているというママもいました。
桃の離乳食の保存方法
桃は5、6カ月頃から加熱なしで食べさせることができるので、常温保存することができます。冷凍ストックする場合は、桃の皮をむき加熱して、すりつぶしたものを製氷皿に入れ冷凍保存することができます。
桃の離乳食は赤ちゃんの様子を見ながら進めていこう
桃は離乳食の食材としてとして使いやすく、酸味が少なくて食べやすいことから赤ちゃんもよく食べてくれるかもしれません。食べやすく、さまざまな食材と合わせることでレシピも豊富に考えられますよね。
果物は糖分が多いので桃の食べさせ過ぎには気をつけながら、離乳食の桃レシピを楽しめるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年8月27日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。