
幼児向けの図鑑の選び方が気になっているママやパパもいるかもしれません。今回の記事では、幼児が図鑑に興味をもったきっかけや、2歳くらいで初めて触れる図鑑、図鑑に慣れて調べることを楽しみ始めた幼児向けの図鑑、選び方のポイントについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
1歳から6歳くらいの幼児はどのようなきっかけで図鑑に興味をもつのでしょう。子どもが図鑑に興味をもち始めたきっかけをママたちに聞いてみました。
「お兄ちゃんが動物の図鑑をよく使っている様子を見て図鑑に興味をもったようです。お兄ちゃんが図鑑を開くと、遊びをやめて図鑑を見に行くことも多くなりました」(2歳児のママ)
「図書館に行ったときに友だちが『いっしょに見よう』と図鑑を持ってきてくれたときから図鑑に興味をもち始めました。図書館に行く度にいろいろな図鑑を見るようになりました」(4歳児のママ)
家族や友だちが図鑑を使う様子を見ることをきっかけに、図鑑に興味をもつ幼児もいるようです。誕生日におもしろい図鑑をプレゼントしてもらったことで、他の図鑑にも興味をもつようになったというママの声もありました。
図鑑を初めて手にする幼児にはどのようなタイプの図鑑が喜ばれるのでしょう。興味や好きなことがはっきり決まる前の幼児向けの図鑑について、ママたちに聞いてみました。
「初めて子どもにプレゼントする図鑑は楽しいものがよいと思い、子どもが知っている食べものが写真で紹介されている図鑑を購入しました。大好物のイチゴやリンゴの写真を指差しながら、喜んで見ていました」(2歳児のママ)
幼児に初めて購入する図鑑は、写真やイラストが中心になっているものもよいかもしれません。散歩の途中で見かけるお店や消防署など、子どもに馴染みのあるものが写真やイラストで取り上げられている図鑑は子どもも興味をもちやすいかもしれません。
「うちの子はドアの開け閉めをするおもちゃが好きなので、初めての図鑑はしかけ扉のついたものを購入しました。扉を開けるとウサギの巣のなかが見えるというようなしかけがページ毎についているので、図鑑を見ることが楽しいと感じてくれたようです」(1歳児のママ)
幼児向けの初めての図鑑に子どもが自分でさわって楽しめるしかけのあるタイプを選んだママがいました。扉をめくったりボタンを押したりする楽しいしかけがあると、何度も図鑑を見たいと思うようになるかもしれませんね。
「初めての図鑑は子どもが何度もページを開きたくなるものがよいと思い、音の出る図鑑を購入しました。ページをタッチすると動物たちの鳴き声が聞こえるので、とても気に入って毎日図鑑を見ています」(3歳児のママ)
森の動物や珍しいサバンナの動物など、生き物の鳴き声が聞こえる図鑑も子どもに喜んでもらえそうです。最初に1冊購入してみたら子どもがとても喜んだのでシリーズで揃えたというパパの声もありました。
図鑑を見ることに慣れてきた幼児にはどのような図鑑が喜ばれるのでしょう。調べることを楽しみたい幼児向けの図鑑を、ママたちに聞いてみました。
「以前にプレゼントした植物の図鑑が気に入っている娘に、季節毎の植物や高山植物などが詳しく載っている植物図鑑のセットを購入しました。それぞれの育て方や花言葉まで書かれているので、外出するときには持って出かけ、目にした植物を調べています」(6歳児のママ)
興味のあるものがはっきりしてきた子どもには、詳しく説明されている図鑑も喜ばれるかもしれません。自分で調べて知るという過程をより楽しむことができそうです。
「4歳をすぎてさまざまなことに疑問をもつようになった子どもに、幼児の疑問に答えるタイプの図鑑を購入しました。子どもが不思議に思うことが楽しいしかけでまとめられているので、自分で夢中になって調べるようになりました」(4歳児のパパ)
幼児が不思議に思うことに答えるタイプの図鑑を子どもにプレゼントしたパパもいるようです。図鑑を見ることに慣れてくると「なぜ?」「どうして?」と疑問をもつことが増えるかもしれません。子どもが知りたいときに調べることができる図鑑があると嬉しいですよね。
「海の生き物に興味をもつようになった子どもに、DVDつきの図鑑を購入しました。普通の図鑑ではわからない泳ぎ方や鳴き声なども、DVDと写真をあわせて見ることで詳しく調べられるので、とても気に入っているようです」(5歳児のママ)
写真やイラストでは伝わりにくい動物の動きや仕組みなどが、DVDで紹介されている図鑑もあるようです。図鑑に載っている写真の生き物が実際に動く様子を見れば、もっと詳しく知りたいと感じる幼児もいるかもしれません。
幼児向けの図鑑を選ぶときはどのようなことをポイントにするとよいのでしょう。図鑑の選び方をママたちに聞いてみました。
「2歳になった子どもが昆虫に興味をもち始めたので、最初は昆虫図鑑を購入しました。その後生き物全体に関心が広がったようなので、森の動物や海の生き物などの図鑑もプレゼントしました」(2歳児のパパ)
子どもの興味が広がっていくきっかけになるように図鑑を選んだというパパやママもいました。最初に選ぶ図鑑が楽しいと感じれば、他の図鑑も見てみたいと考えてくれるかもしれません。子どもが「知りたい」と思ったタイミングで図鑑を選んであげられるとよさそうです。
「幼児向けの図鑑を選ぶときは大人も楽しめるかをポイントにしています。子どもといっしょに図鑑を見ながら新しい発見をすることができれば、親子で共通の話題がもてるなどコミュニケーションを取れるように思います」(5歳児のママ)
親子で楽しめる図鑑かどうかを選び方のポイントにすることもあるようです。子どもと同じものに感動したり興味をもったりすることで、日常の会話や休日の活動を家族で楽しめるようになるとよいですね。
幼児向けの図鑑の種類はさまざまあり、子どもが喜ぶような図鑑の選び方を考えて購入しているママやパパもいるようです。1歳、2歳の子ども向けのおもしろい図鑑や興味がはっきりしてきた子どもがもっと詳しく調べるための図鑑など、子どもにあう図鑑をを選んで、親子でいっしょに楽しめるとよいですね。
2019年01月11日
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