たらとじゃがいもを使った離乳食レシピや時期別のメニュー

離乳食に与えた時期や下ごしらえ方法

たらとじゃがいもを使った離乳食レシピや時期別のメニュー

離乳食にたらとじゃがいもを使ったメニューを作りたいと考えるママもいるでしょう。たらとじゃがいもをいつから与えたのか、下ごしらえ方法や時期別のレシピについて体験談を交えてご紹介します。

離乳食にたらとじゃがいもを与えた時期

離乳食に白身魚の中でも手に入りやすいたらと、初期から使えるじゃがいもを使って離乳食を作りたいと考えるママもいるでしょう。

たらとじゃがいもを離乳食に使うときにいつから取り入れたのかママたちに聞いてみました。


たら

30代ママ
30代ママ

始めて離乳食に魚を取り入れたのがたらでした。離乳食後期に加熱したたらを細かく刻み茹でた野菜とあえて食べさせていました。

30代ママ
30代ママ

離乳食初期に鯛などの白身魚を与えはじめ、離乳食後期にたらを使いました。スーパーで1年中手に入れることができる魚なので離乳食によく使いました。

30代ママ
30代ママ

離乳食後期にたらのグラタンを作りました。つぶしたじゃがいも、たら、牛乳を混ぜて電子レンジで加熱しただけの簡単なものです。子どもがよろこんで食べてくれました。

離乳食初期や中期に食べられる魚に慣れてから、後期以降にたらを与えたというママがいました。お肉にくらべて白身魚のたらは淡泊でさまざまな料理に使いやすいというママの声もありました。


じゃがいも

じゃがいも
iStock.com/taa22
30代ママ
30代ママ

離乳食初期にじゃがいもに少量のお湯を加えてペースト状にして使いました。

30代ママ
30代ママ

離乳食初期にじゃがいもを茹でてすりつぶし、お粥に混ぜていました。後期にはポテトサラダや煮物に使いました。

30代ママ
30代ママ

子どもがじゃがいもをあまり好きではなかったので、離乳食完了期までは使いませんでした。完了期からポテトフライにすると食べてくれたので、それからはよく使うようになりました。

離乳食初期からじゃがいもを使ったママの声がありました。後期からは子どもが食べられる食材と組みあわせてさまざまなメニューに使ったというママもいました。

離乳食初期に子どもが食べてくれなかった場合も調理法を変えると食べてくれることもあるようです。離乳食の進み具合にあわせて子どもが食べやすいようにメニューを工夫できるといいですね。

たらとじゃがいもの下ごしらえ方法

離乳食にたらとじゃがいもを使うときの、下ごしらえの方法をママたちに聞いてみました。


たら

30代ママ
30代ママ

たらの切り身は骨や皮をピンセットで取り除きました。たらを茹でてからだと骨をとりやすかったです。

30代ママ
30代ママ

たらの臭みが気になったので、塩を振って臭みを取りました。子どもに与えることを考えて塩の加減に気をつけました。

たらを下ごしらえするときは骨や皮をしっかり取ることがポイントのようです。たらを加熱してからだと簡単にとれそうですね。

たらの臭みをとるために塩を活用したママの声がありました。塩を振って、熱湯をかけて氷水に入れ、昆布だしで茹でる方法もあるようです。


じゃがいも

30代ママ
30代ママ

じゃがいもは緑色に変色した部分は厚めに切るようにして、芽の部分とその周りを取り除いています。

30代ママ
30代ママ

じゃがいもは皮をむき、変色しないように水に浸けています。苦みもとれるようなので10分ほどおいてから調理しています。

じゃがいもの下ごしらえをするときに芽の部分だけでなく、その周りも含めてしっかりとることが大切なようです。調理前にじゃがいもを水につけておくと苦みが取れるだけでなく、変色も防げるでしょう。

こちらの記事も読まれています

離乳食に作るたらとじゃがいものアレンジレシピ

離乳食に作るたらとじゃがいものレシピをご紹介します。


【離乳食後期】たらとじゃがいものミルクリゾット

  1. 下ごしらえした、たらを細かくほぐす
  2. じゃがいもを茹でて5mm角ほどに刻む
  3. 鍋に軟飯とお湯で溶いた粉ミルクを入れ、混ぜる
  4. 3に1.2を入れてひと煮立ちさせる

粉ミルクを混ぜて作るミルクリゾットです。たらは骨や皮の取り残しがないかしっかり確認しましょう。ミルク味が苦手な子どもの場合は、代わりに粉チーズを少量入れると違った味を楽しめます。


【離乳食後期】たらとじゃがいもの野菜スープ

  1. 下ごしらえした、たらを細かくほぐす
  2. じゃがいも、玉ねぎ、にんじんを5mm角ほどに切る
  3. 鍋に水と2を入れて煮る
  4. 一度火を止めて1を入れ、数分煮る

野菜のだしのみで作るスープです。大人用に濃い味にする場合は、子ども用に取り分けたあとにコンソメを入れるとよいでしょう。野菜だしはいろいろなメニューに使えるので多めに作って冷凍しておくと、手軽に使いやすいかもしれません。


【離乳食完了期】たらとじゃがいものおやき

おやき
Liliya Kandrashevich/Shutterstock.com
  1. 下ごしらえした、たらを細かくほぐす
  2. 茹でたじゃがいもをつぶし、なめらかにする
  3. ボウルに1、2、水、小麦粉、塩を少々入れ、混ぜる
  4. 子どもが食べやすい大きさに成形する
  5. フライパンに油をひき、3を両面焼く

じゃがいもは加熱して冷めるとつぶしにくくなるようです。温かいうちに少量のお湯を入れるとつぶしやすいでしょう。スティック状や一口サイズなど、子どもが食べやすい大きさに工夫するとよいですね。


【離乳食完了期】たらとじゃがいものトマトクリーム煮

  1. 下ごしらえした、たらを大きめにほぐす
  2. 茹でたじゃがいもを子どもが食べやすい大きさに切る
  3. 鍋に1、2、水、トマト缶、少量の生クリーム、砂糖を入れ煮る

砂糖や生クリームを入れるとトマト缶の酸味が和らぎます。トマト缶は塩分が強くならないように無塩タイプのものを選ぶようにしましょう。

たらとじゃがいもでおいしい離乳食を作ろう

離乳食を食べる赤ちゃんとママ
© yamasan - Fotolia

今回は、離乳食にたらやじゃがいもを初めて与えた時期や、下ごしらえの方法、簡単なレシピを体験談を交えてご紹介しました。たらは、魚の中でも1年を通して手に入れやすい食材のようです。たらを下ごしらえをするときは骨や皮をしっかり取り除きしましょう。

離乳食の進み具合にあわせてたらとじゃがいもを使い、子どもがよろこぶ料理を作れたらいいですね。


※記事内で使用している参照内容は、2019年10月20日時点で作成した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう

2019.10.25

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。