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生後2カ月の赤ちゃん肌着はどう選ぶ?季節やシーン別の選び方
生後2カ月の赤ちゃんは、一日のほとんどを寝て過ごします。ベッドの接地面は特に汗をかきやすいため、赤ちゃんのデリケートな肌を守り、体温調節を助ける肌着選びをしてあげましょう。また生後2カ月の赤ちゃんは頻繁に着替えが必要なため、着脱が簡単な肌着を選ぶのも大切です。この時期の肌着の選び方とおすすめの素材をご紹介します。
※この記事の内容は、2025年9月29日に更新されたものです。
新生児期~生後2カ月の赤ちゃんの肌着/服装
新生児肌着は、サイズはもちろん素材や種類も豊富にあります。そのため、どのような新生児肌着を選べばよいか悩む保護者の方も多いのではないでしょうか。
生後2カ月は、生まれ月によって季節や成長が異なるため、その時の気候やシーンに合わせて、保温性の高いものや通気性が良いものを選ぶのが大切です。また新生児期は赤ちゃんの成長が早いので、できれば生後2〜3カ月くらいまでの肌着を妊娠中から準備しておくと安心です。妊娠中に準備する場合は、大きめのサイズをいくつか用意しておくのがおすすめです。
また、生後2カ月は、親戚へのお披露目やお宮参りを行うことがあります。普段使いのロンパースやカバーオールとは別に、ベビードレスやドレスオールなど、特別な日のお出かけ着も用意しておくと便利です。記念日や家族との集まりなど、特別な機会に着せられる特別な肌着があると、思い出作りの幅が広がります。
生後2カ月のベビー肌着の種類
iStock.com/Saulich
出産祝いとしても人気の高いベビー肌着ですが、サイズや素材、デザインなど選択肢が多いので迷ってしまうかもしれません。そんなときは、助産師さんや先輩ママに相談するのもよいでしょう。ここでは、生後2カ月の赤ちゃんのベビー肌着の種類について説明します。
短肌着
赤ちゃん用の腰丈の短肌着を一枚で着せている保護者もいるようです。また、気温に合わせて短肌着をベースに長肌着やコンビ肌着といったベビー肌着を組み合わせて使うという場合もあるようです。
長肌着
長肌着は足まで丈のあるタイプのベビー肌着です。暑い時期には長肌着1枚で過ごしてもよいですし、寒い時期は短肌着の上に重ねて使用するのもよいため、使い勝手がいいベビー肌着です。月齢や成長度合いなど、赤ちゃんの様子を見ながら調節してあげましょう。
コンビ肌着、ロンパース肌着
コンビ肌着は股下でスナップボタンを留めることができるので、裾がめくれる心配がありません。足は覆われますが、足の動きを妨げないようゆったりと裾広がりに作られています。ロンパース肌着は股下でスナップボタンを留められます。長袖ロンパースと半袖、ノースリーブもあります。丈もさまざまです。カバーオールなどと呼ばれることもあります。
ボディスーツ型肌着、ドレスオール型肌着
ボディスーツ型肌着は、欧米スタイルのベビー肌着で、股下にスナップボタンがついています。体にフィットするデザインで、おむつ替えが簡単です。ドレスオール型肌着は、ベビー用のワンピースタイプで全身を覆うベビー肌着です。足元まで包み込むので保温性が高く、寒い季節に重宝します。お出かけ着などのベビードレスの下にも最適です。
どちらも外出着としても使えるデザインが多く、重ね着のベースとしても活用できます。赤ちゃんの動きを妨げない適度なゆとりがあるものを選びましょう。
【季節別】生後2カ月のベビー肌着の素材
赤ちゃんのベビー肌着は、綿100%の素材の中から選ぶという保護者の声が多いようです。さまざまな種類がある綿素材から、季節に応じてどのような素材がよいのかご紹介します。
夏
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綿100%の素材の中で、ガーゼ素材は通気性がよく乾きやすいといわれています。夏に向いていることで選ぶ保護者もいるようです。Tシャツなどに使われる天竺もさらさらの肌ざわりで乾きやすく、夏のベビー肌着にぴったりという声もありました。
冬
スムース生地は保温性と吸汗性に優れています。やや厚めの生地なので冬に向いているでしょう。天竺を2枚重ね合わせてあるニットガーゼも肌ざわりが柔らかく、温かさがあるので冬によく着せているという声も聞かれました。
上下がセットになった新生児期用のベビー肌着や、長袖ロンパースなどでおなかを冷やさないように気をつかっている保護者も多いようです。
春と秋
メリヤス編みのフライスは伸縮性があり、大人の肌着にもよく使われる素材です。やわらかな肌ざわりで季節を問わず着用できる特徴があります。比較的過ごしやすい春や秋に選ぶとよいでしょう。春や秋でも少し暑さを感じるときは天竺のさらさらとした生地の肌着も選ばれています。
ボディスーツやドレスオール型のベビー肌着も、通気性のよい素材を選べば、日中と夜の寒暖差があるこの季節に合いそうです。
【場面別】生後2カ月のベビー肌着
場面別では、どのようなベビー肌着が適しているのか、ベビー服などウェアや場面ごとのアイテムとの組み合わせなども考えながら紹介します。
家や寝るとき
部屋で過ごす場合や寝るときには赤ちゃんがリラックスできるよう、肌ざわりのよいものや着慣れたものを選んであげるとよいでしょう。タイプとしては、部屋で遊ぶ際には長袖ロンパース肌着などの動きやすいもの、またお昼寝などではゆったりしたサイズのものを選んであげるとよいかもしれません。
外出のとき
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お出かけ着としても使えるロンパース肌着やカバーオール、セットの肌着などウェアに合わせたベビー肌着を選ぶのがおすすめです。外出先では、赤ちゃんの肌着が汚れたり、汗をかいたりして着替えさせることもあるかもしれません。外出先でも着替えさせやすく、赤ちゃんが動きやすいウェアを選ぶとよいでしょう。
親せきの集まりなどお披露目の場面
生後2か月の赤ちゃんはお宮参りや親せきや友だちにお披露目する機会もあるでしょう。このような場面ではベビードレスなどのお出かけ着でも快適であることが大切です。また、赤ちゃんの成長に合わせたサイズ選びが大切でしょう。長袖ロンパースの上に重ねるなど、調整しやすい着こなしを心がけましょう。
季節に応じて半袖など合うものを選びながら、成長の様子を見せられる服装を選びます。助産師さんなど新生児期に詳しい方のアドバイスを参考に、快適さを優先しつつ、特別な日にふさわしいお出かけ着を選んでみてはいかがでしょうか。
先輩ママの体験談
生後2カ月の肌着をどう選んでいたのか、先輩ママたちの体験談を聞いてみましょう。
朝・晩が冷え込む時期はレッグウォーマーを使っていた
「4月に生後2カ月だった娘には、長袖ロンパースを着せていました。ロンパース肌着は足が出ているので、朝晩の寒い時間帯はレッグウォーマーなど赤ちゃん用の防寒服やベストなどのウェアを合わせて使用しました」(2歳女の子のママ)
「出産祝いでベビーウェアやベビー肌着をいただきましたが、月齢に合わせた着せ方が分からず助産師さんに相談したところ、成長の早いうちの子には60-70cmサイズのボディスーツがよいとのこと。娘の成長に合わせて服を選びながら新生児用肌着もいっしょに選んでいます」(1歳女の子のママ)
真夏は肌着1枚で過ごすことも
「真夏に生後2カ月だったので、肌着はロンパース肌着を活用していました。コンビ肌着や長肌着も用意していましたが、暑そうだったのでどこに行くにもロンパース肌着1枚を着せていました。肌着っぽくないデザインのものを選び、全部で10枚ほどを使っていました」(6カ月男の子のママ)
「夏生まれの子のベビー肌着選びは悩みました。新生児期はロンパース肌着中心でしたが、成長にともない通気性の良い綿100%の半袖ロンパース肌着を中心にしていました。出産祝いでもらったお出かけ着にも合いそうです」(10カ月男の子のママ)
冬は重ね着や防寒アイテムを活用して
「1月に生後2カ月だった娘に着せていたのは短肌着とコンビ肌着の重ね着でした。さらに上からトップスも着せ、買い物などの外出時はアウターも着せていました。短肌着とコンビ肌着はそれぞれ7枚ずつ使っていたと思います」(1歳女の子のママ)
「冬の新生児期はベビー肌着選びに悩みました。寒さ対策が心配だったので月齢に合わせたサイズの長袖ロンパース肌着を中心に選びました。ベビーウェアのセットを購入し、重ね着で調整。お出かけ着の下にはボディスーツ型の新生児肌着を着せ、赤ちゃん用の防寒アイテムも活用しました。成長に合わせた選び方が大切ですね」(8カ月女の子のママ)
生後2カ月の赤ちゃんが快適に過ごせるよう、季節に合った肌着を選んで
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ベビー用肌着は赤ちゃんの快適さを左右する大切なウェアです。季節や場面、赤ちゃんの様子に合わせて、適切なアイテムを選んであげましょう。セットで購入すると便利ですが、赤ちゃんの好みや体質に合わないこともあるので、最初は少量ずつ試してみるのがおすすめです。また吐き戻しやうんち漏れなどで着替えが多い時期ですので、ママが着替えさせやすいタイプのものを選ぶとよいでしょう。ぜひ赤ちゃんとママにとって最適なベビー肌着選びを楽しんでください。
























