幼児の室内遊び。定番の遊びを少しの工夫でもっと楽しく

幼児の室内遊び。定番の遊びを少しの工夫でもっと楽しく

雨の日や寒い日、ママが忙しい日など、子どもを外遊びに連れていけないこともありますよね。そんなときにぴったりの幼児の室内遊びについてご紹介します。ちょっとした工夫で定番の室内遊びをより楽しくできたらよいですね。

幼児期の子どもの遊び

幼児期の子どもは、毎日どんどんとできることが増えていくのではないでしょうか。積み木を高く積み上げたり、パパやママの真似をして「まる」を描けるようになったり、ごっこ遊びができるようになったり、そのタイミングは子どもでそれぞれちがいます。また、遊びの方法や好みはそれぞれの子どもによって異なりますよね。

今回の記事では、幼児の室内遊びについて考えてみます。子どもにぴったりの遊びがみつかればと思います。

定番の室内遊び

積み木遊び

幼児の室内遊び
natalia bulatova/Shutterstock.com

積み木を並べたり、形を作ったり、積み上げたり。積み木で遊びながら子どもがいろんなことを想像しているのではないでしょうか。

大人がときどき「すてきなものができたね」「これなあに?」などと声をかけてあげるだけで、ますます子どもの想像の世界が広がるかもしれませんよね。


ブロック遊び

ブロック遊びが大好きな子どもも多いのではないでしょうか。色や形をそろえたり、大きなものを作ったり、作る過程も楽しめますよね。完成したものについて、子どもといっしょにおしゃべりするのもよいですね。


お絵かき

クレヨンや色鉛筆でのお絵かきが好きな子どももいますよね。小さいころにしか描けないような大胆なタッチの絵もあるので、見ている大人も楽しいのではないでしょうか。絵を描くのが好きな子どもなら、幼児のうちにできるだけいろいろなモチーフの絵を描かせてあげたいですね。


おままごと

幼児期の子どもにとっておままごとなどのごっこ遊びは、身近な誰かになりきることができる楽しい時間なのではないでしょうか。お母さんやお父さんから始まり、子どもやペットの役、お医者さんやお店屋さんなど徐々に役割を伴う遊びへと発展していくのも興味深いものです。

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室内遊びの工夫

ふだんとは違う場所で

ママに少し余裕があるときは、ふだんとはちがう場所で積み木遊びをしてみてはどうでしょうか。たとえば廊下で積み木を細長く並べてみたり、机の下をトンネルに見立てて積み木遊びをしたり、場所を変えるだけで新鮮な気持ちで遊べるのではないでしょうか。


アルバムを作る

ブロックで子どもが作った作品をスマホなどで撮影して残してあげると、喜んでくれそうです。ブロック遊びは「作って壊す」の繰り返しなので、気に入った作品を写真に残しておくと、幼児の創作意欲をかきたててくれるかもしれません。これはお絵かきにも応用できそうですね。


指でお絵かき

幼児の室内遊び
Cherednichenko Aleksandr/Shutterstock.com

週末など子どもとゆっくりすごせる時間に、絵の具を使っていつもとはちがうお絵かきを楽しんでみるのもよいですね。大きめの画用紙とその下に敷く新聞紙や絵の具を準備して、汚れてもいい服装に着替えたら後片づけを気にすることなく遊べそうです。まだ絵筆を握ることができない幼児は、筆のかわりに指を使って絵を描いてみましょう。

【体験談】幼児が楽しめる室内の遊び

ぬいぐるみごっこ

2人の息子たちが小さいころ、それぞれ好きなぬいぐるみがあったので、それでよく遊んでいました。セリフをつけるだけではなく「ちょっと散歩に行ってくるね」と別の部屋に移動したり「もう寝る時間だね」とぬいぐるみといっしょにお布団に入ったり、家中を使って遊びました。

息子たちが小学校になった今も子ども部屋にそのぬいぐるみたちが飾ってあるので「これで昔よくおかあさんと遊んだよね」といわれたりすると、当時を思い出してちょっとうれしくなります。
(40代 / 2児のママ)


かくれんぼ

娘が2歳のとき、雨などで外に行けない日は、室内でよくかくれんぼをして遊んでいました。娘が見つけやすいように私は毎回同じところに隠れていたのですが、それでも私を見つける度に娘はとてもうれしそうにしていました。同じことの繰り返しでも子どもにとっては楽しかったのかもしれません。
(30代/2児のママ)

幼児が好きな室内遊びを

幼児の遊び
maroke/Shutterstock.com

幼児期の子どもは、室内での遊びを通していろいろなことを学ぶのではないでしょうか。少し余裕がある日は子どもといっしょに室内遊びを楽しむのもよいですね。パパがいる週末などは、家族みんなでひとつの遊びをするのもよい思い出になりそうです。

2017.11.15

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