2017年09月20日
天気が悪かったりちょっと体調をくずしてしまったりで、外出できないとき、どのように過ごすのか悩んでしまいますよね。家族みんなが楽しく過ごせるような面白い室内遊びを、筆者が小学校の教員をしていたときの経験を交えてご紹介します。
<準備するもの>
4本足のイス(子どもが通れる位の足幅のもの)
イスの下をくぐって上を乗り越える室内遊びです。シンプルな遊びですが、小学校で体育館が使えないときに教室でやっていた柔軟体操で、全身を使いながら楽しく体力作りができます。特にイスの下のをくぐるのが面白いようで、繰り返しやっていました。
自分でイスの上を乗り越えるのが難しい場合もあるので、大人がイスに座って子どもを抱き上げて乗り越えさせるなど、手助けしてあげるとよいでしょう。慣れたら、大人のひざから飛び降りるなど、遊びの幅を広げるとさらに面白くなるかもしれません。
※子どもだけで行うとイスが動いて危ないので、必ず大人がいっしょに遊ぶようにしましょう。
<準備するもの>
硬めの座布団や敷布団、下に入れるダンボール
布団も工夫すると体育の授業で使うマットのようになります。布団の下にダンボールを畳んだものなどを入れると傾斜ができるので、前転が簡単に楽しくできるようです。体育の授業で傾斜を作ったら、後転などの難しい運動もやりやすくなった、という子どもが何人もいました。
前転後転の場合は、頭に体重をかけて回らないように気をつけてあげましょう。大人が頭と首にちょっと手を添えてあげると安全です。
「手押し車」は二人一組で、片方が相手の足を持ち、もう片方が腕の力で床を進む運動です。
最近、この手押し車を体育の授業で行うと、腕に力が入らず、前に進めない小学生が多くなっているように感じました。足を持ってあげるだけで、子どもたちは大喜びで室内を歩き回るでしょう。
遊んでいるうちに腕の力も鍛えられます。家族でペアを作って競争すると、さらに楽しめそうですね。足首、ひざ、ももなどのどこを持つかで進み方が違ってきます。
<準備するもの>
イス、音楽プレーヤー
リトミック遊びは音楽やリズムに合わせて体を動かす活動で、イスや床に座ったままでも楽しめます。歌を歌いながら、リズムに合わせて親子でお互いの手や肩にタッチする動作を組み入れれば、スキンシップにも繋がりそうです。音楽に合わせて自分の頭や耳、肩と順番に手を動かすリズム遊びもでき、工夫次第でバリエーションが広がりそうですね。
<準備するもの>
紐、新聞紙
子どもたちが大好きな迷路。イスやテーブル、戸棚などの家具の低い位置に紐を張り、そこに新聞紙を掛けて壁を作ったら、みんなで新聞紙を縦に裂いて通路を作ります。通路ができたら、家族いっしょに這って遊びましょう。
ばったり出会うと思わず笑い声が。どこかに宝物を置いておくと、さらに面白くなりそうです。
<準備するもの>
スリッパ人数分
スリッパを手にはめて、動物のようにパタパタ走って競争する遊びです。低学年の親子で行うレクリエーションでも好評でした。スリッパを手にはめると大人も動きにくくなるので、親子で夢中になりそうです。足にもスリッパを履くと、より滑るようになって面白くなります。
<準備するもの>
家族の写真(2枚ずつ)、ダンボール
普段トランプで行う「神経衰弱」を家族の写真を使ってやってみてはいかがでしょうか。同じ大きさに切ったダンボールに家族の写真を2枚ずつ貼ったものを用意して、通常の神経衰弱のルールで遊びます。
ダンボールは厚みがあるので小さな子どもでも扱いやすいようです。おじいちゃん・おばあちゃん・お友だちなど使う写真を増やしたり、横顔・後姿・顔の一部など工夫すると、いっそう楽しめるかもしれません。
<準備するもの>
透明なビニール、絵の具、台所用洗剤、スポンジ(古布)、お皿
家族で、窓ガラスに飾るステンドグラスを作ってみてはいかがでしょうか。筆者は1年生の図工の授業で作り、子どもたちに大好評でした。水に溶かした絵の具と、絵の具の1/3ほどの台所用洗剤を入れてお皿の中で混ぜます。絵の具が濃くなるとガラスに貼ったときに光を通しにくくなるので、絵の具に対する水の量は水彩画を描くときよりも多目がよいでしょう。
いらなくなったスポンジや布につけて、ビニールにスタンプしていきましょう。窓に貼るのは絵の具が乾いてからにしてください。いつもの窓が素敵に彩られそうです。
<準備するもの>
白いネル生地、ダンボール、厚めの不織布、水性マジック
パネルシアターは読み聞かせに使うものですが、簡単に遊べるので小さな子どもも喜ぶようです。ダンボールにネルを貼って台を作ります。不織布にはマジックで絵を描いて切り抜きます。
絵は子どもに自由に描いてもらったり、コピーした絵を不織布に貼っても良いと思います。ネルと不織布が摩擦で貼りつくので、歌やお話に合わせて貼ったりはがしたりして遊びます。親子でチームを分けて練習し、家族発表会を開いてみても楽しめそうです。(貼り付きにくくなったら、ネルを櫛で毛羽立たせると元に戻ります。)
外に出られず、子どもが外に出たい!と騒いでしまうような日でも、室内での遊びをちょっと工夫するだけで、家族みんながいっしょに楽しめそうです。皆さんもぜひ、室内遊びにこれらの面白い遊びを取り入れてみてはいかがでしょう。
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