赤ちゃんの帽子の素材やデザインの特徴。ガーゼやフライス、ニット帽など

赤ちゃんの帽子の素材やデザインの特徴。ガーゼやフライス、ニット帽など

赤ちゃんの帽子にも、さまざまな素材や形状のものがありますよね。そこで今回は、赤ちゃんの帽子の素材やデザインについてご紹介します。赤ちゃんもママも気に入る帽子が見つかるとよいですね。

赤ちゃんの帽子の素材

赤ちゃんの帽子
©chihana - Fotolia

まずは、赤ちゃんの帽子の素材についてみていきましょう。それぞれの特徴をご紹介します。


ガーゼ

ガーゼは、やわらかくてふわふわとした肌触りであることが特徴です。赤ちゃんの肌にも使いやすく、生地は薄いため軽くて、乾きやすいことがママとしても嬉しいですね。夏の暑い時期などは汗をたくさんかく赤ちゃんにとっても、サラッとした感触の帽子は気持ちがよいことでしょう。


天竺

薄い天竺は、なめらかな表面が特徴の平編み生地です。横向きの伸縮性が優れていて、帽子に限らず春や夏に使用するものに多く使用されています。動きに合わせて伸び縮みしてくれるため、よく動く赤ちゃんにはぴったりです。


フライス

フライスは、表も裏も伸縮性に優れていて生地の厚さもちょうどいい素材です。程よく湿気を吸収してくれるため、フライスを帽子に使えば、季節を問わず使用できる肌触りのよいものになるでしょう。


スムース

フライス素材に比べると少し厚さのある生地が、スムースです。そのため、肌寒くなる季節により向いているといえます。ひとつひとつの編み目が密着していてなめらかなため、保湿性の高い素材のようです。


パイル

パイルはタオルの生地として多く活躍している素材のため、肌触りが想像しやすいでしょう。吸水だけにとどまらず、保温や保湿などの役割も担います。夏にはさっぱりとした印象があるにもかかわらず、ふんわり感があって冬もあたたかさを感じられるのがメリットなので、年中使いやすい素材です。

赤ちゃんの帽子のデザイン

赤ちゃんの帽子
Diana Taliun/Shutterstock.com

次は、赤ちゃんの帽子のデザイン別の特徴をについてお伝えします。


ベビー帽

赤ちゃんの時期にこそ身につけさせたいかわいらしい形状の帽子。頭のてっぺんに向かってとがった形をしているとんがり帽子は、赤ちゃんのかわいらしさがより引き立ちそうです。ニット生地、コットン生地などさまざまな素材で、ちょっとした飾りをつけたりボーダーなどの柄を取り入れたりと、いろいろなタイプのベビー帽があります。


ニット帽

ニット帽は、冬の防寒対策のためには適したアイテムです。伸縮性に優れているため、赤ちゃんが成長しても何シーズンも利用できる可能性があることも、ママにとっては嬉しい点といえます。ニット帽をかぶれば、頭だけでなく冷えやすい耳もあたためてあげられそうです。動物を模した耳がついているものもあるので選ぶ楽しみがありますね。


ボンネットタイプ

赤ずきんのような形状で、あご下で紐をくくって固定してかぶるのが、ボンネットタイプの帽子。顔以外をすっぽり覆うことができます。フリルのついたタイプ、ニット生地のものなど、幅広いデザインがあるようです。

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赤ちゃんの帽子はファッションのひとつでもありますが、いくつかのメリットも考えられるのではないでしょうか。


夏の日差し対策

夏の赤ちゃん
© shirohige - Fotolia

紫外線が気になる季節には、UVカットの帽子を着用することでその影響を少なくできるかもしれません。

ベビーカーに乗っている間は影をつくって紫外線から守ってあげることも可能ですが、自由に動き回るようになる頃には帽子を活用できたらよいですね。


汗を吸ってくれる

暑い季節は、汚れていないように見えても、帽子が多くの汗を吸っていることもあるため、適度に洗濯するなどして衛生的に利用するようにしましょう。季節や目的に合わせて素材を変えてあげると赤ちゃんも快適にすごせるかもしれません。


防寒

冬は、少しでも外の冷たい空気から赤ちゃんを守る目的で帽子をかぶせてあげるとよいでしょう。普段帽子を嫌がっている赤ちゃんも、あたたかいことを知れば受け入れてくれるかもしれませんね。いろいろなタイプの帽子を試して、赤ちゃんが気に入るものを見つけてあげましょう。

帽子は機能性も重視して

帽子
Arthit stock/Shutterstock.com

見た目だけでなく、赤ちゃんがどう感じるかについても気にしながら帽子選びをすることで、お気に入りのひとつを見つけることができるかもしれません。少しでも赤ちゃんが快適にすごせるかわいい帽子がみつかるといいですね。

2017.12.29

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