家づくりの流れは?工事の期間や費用を支払うタイミングなど

家づくりの流れは?工事の期間や費用を支払うタイミングなど

住みたい家をイメージし流れを考えよう

2019.03.17

家づくりを計画するとき、どのような流れで計画を立てるとよいのか知りたいママやパパもいるのではないでしょうか。今回は、家づくりをするまでの流れや工事など家づくりにかかった期間、家づくりで費用を支払うタイミングを体験談を交えてご紹介します。

家づくりの流れが知りたい

結婚や出産をきっかけに、家族で暮らす家づくりをしたいと考えるママやパパもいるのではないでしょうか。家づくりはどのような流れでおこなえばよいのかや家づくりにかかる期間が気になることもあるかもしれません。

今回は、家づくりを始めるまでの流れや実際に家を建てる場合に必要な期間について、ママやパパの体験談を集めてみました。

家づくりを始めるまでの流れ

初めて家づくりをする場合、どのようなことから始めるとよいのか知りたいママもいるのではないでしょうか。実際に、ママたちに聞いた家づくりをするまでの流れをご紹介します。


住みたい家をイメージする

「家族とどのような暮らしをしたいか考え、住みたい家をイメージしました。子どもが大きくなりライフスタイルが変化したときのことまで想像し、長期間すごしやすい家づくりがしたいと思いました」(20代ママ)

住みたい家をイメージすると、家づくりの方向性が見えやすいかもしれませんね。住みたい家のイメージが浮かびにくい場合、住宅展示場を見学したり雑誌を見たりしてイメージを膨らませたというママの声もありました。


優先順位を決める

「家づくりをするとき、重要視するものを夫婦で話しあいました。家づくりをするときに何を大切にしたいか優先順位を決めておくと、業者との打ちあわせもスムーズになりました」(30代ママ)

夫婦で家づくりに関する優先順位を決めたママがいるようです。予算や構造、デザインや間取りなど何を優先するのか考えると家づくりがしやすかったというママの声もありました。


施工業者を決める

作業机とヘルメット
iStock.com/skynesher

「我が家がイメージする家づくりを実現しやすい施工業者を探したいと思いました。住宅展示場や工務店を見学し、それぞれの業者が得意とする建築方法の情報を決めました」(40代ママ)

家づくりではさまざまな施工業者の情報を収集しておくと、迷ったときの決め手になるかもしれません。住宅メーカーのショールームや展示場にはキッズルームを用意している業者もあり、子どもといっしょに見学に行きやすかったというママの声もありました。

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家づくりにかかった期間

家づくりかかる期間は内容によってそれぞれ違ってくるかもしれません。実際に、契約や工事、入居までにどのくらいの期間がかかったのかをママたちに聞いてみました。


契約から着工までにかかった期間

「我が家の場合、契約から着工まで3カ月かかりました。壁や床の素材や色を選んだりキッチンや部屋の設備を決めた段階での見積もりを確認して着工へ進みました」(30代ママ)

「我が家の場合、契約後に古い家屋の解体と地盤調査をする流れでした。地盤調査の結果、補強が必要だったので契約から着工まで2カ月程度かかりました」(20代ママ)

契約から着工まで2カ月や3カ月程度かかったというママの声がありました。契約前からプランを作りをする場合や、プラン作りは契約後に本格的に始めるなど施工業者によって流れがさまざまなようで、かかってくる期間も違うかもしれませんね。


工事にかかった期間

カレンダー
iStock.com/MicroStockHub

「我が家の工事にかかった期間は4カ月くらいでした。地盤調査で補強の必要がなかったことや工事期間に祝祭日が少なかったこともあり、おおよそ事前に工務店が伝えてくれた予定通りに工事が終わりました」(40代ママ)

「うちの場合、工事期間に年末年始やゴールデンウィークが含まれたので業者さんがお休みのこともあり、全体で6カ月程度かかりました。雪など悪天候の日は工事が進みにくいこともあり、予定の期間よりも少し伸びてしまいました」(30代ママ)

工事にかかった期間は季節や時期によってもさまざまなようです。建築材料をその場で組み立てるのか、組み立てた材料を使って建築するのかといった作業に違いがあることによって、工事にかかる期間は違ってくるのかもしれません。


引き渡しから入居までにかかった期間

「うちの場合は引き渡し予定日の1週間後に入居しました。住宅引き渡し日の目安が決まったときから少しずつ荷造りをしておき、引き渡し翌日から新居の掃除をしたり水道や電気を開通させたりと準備を進めました」(30代ママ)

「我が家は引き渡しから半月後に入居しました。引越の業者さんに依頼の多い時期は仮予約ができないと言われ、引渡日がはっきり決まってから申し込んだので時間がかかりました」(20代ママ)

引き渡しから入居にかかった期間が1週間だったり、半月だったりしたというママの声がありました。引き渡しから入居するまでの期間に、自治体に転出届や転入届などを提出するなどの手続きもあるようなので、ゆとりを持ったスケジュールを立てられるとよいかもしれませんね。

家づくりで費用を支払うタイミング

家づくりをするときに、どのようなタイミングで費用を支払うのか気になるママもいるのではないでしょうか。ママたちに聞いた家づくりで費用を支払うタイミングをご紹介します。


契約時

「うちの場合、最初に費用を支払うのは契約するときでした。契約金として提示された金額を支払ったとき『いよいよ家族みんなの家づくりが始まる』という期待でワクワクしたのを覚えています」(20代ママ)

費用を支払う最初のタイミングが契約時だったというママの声がありました。契約時に支払う金額は業者によって違ってくるようなので、事前にどのくらいの金額になるのかを確認しておくと準備がしやすいかもしれませんね。


着工や上棟時

「我が家が契約した業者では、着工するときに費用を支払いました。費用の一部を振り込むと工事が始まるという流れでした」(40代ママ)

「上棟式の時期に費用の1/3を支払いました。上棟式で神主さんに渡す玉串料は、業者への支払いとは別に現金を用意しました」(20代ママ)

着工や上棟時に、費用を一部支払ったというママがいるようです。施工主の資金計画にあわせて着工や上棟時の支払い額も違ってくるようなので、契約時に支払い金額について担当者と相談しておくとよいかもしれませんね。


引き渡し完了時

「引き渡しの際に、残りの費用を支払いました。うちの場合は建物の登記費用や火災保険についても業者に依頼していたので、引き渡し完了時に全ての支払いを完了させました」(40代ママ)

引き渡しをするときに最後の費用を支払ったママがいるようです。引き渡しをするときに追加で外構を依頼した場合は、住宅費とは別で外構が完成したタイミングで支払ったというママの声もありました。

家づくりの流れをイメージして計画しよう

子供を抱っこするママ
iStock.com/kohei_hara

家づくりにかかった期間は、住みたい家をイメージしたり条件にあう土地を探したりするのにかかる期間以外にも、施工業者や工事する時期によっても違ってくるようです。費用を支払うタイミングは契約時や上棟時、引き渡し時だったというママの声もありました。

家づくりの流れを考えるときは、住みたい家をイメージや優先順位を含めて計画的に考えられるとよいですね。

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