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子どもが野菜を食べるためのアイデア。人気のメニューや苦手な野菜が食べやすい工夫
子どもにもっとたくさん野菜を食べて欲しいと考えているママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、子どもが苦手な野菜について、苦手な野菜をレシピに加えるための工夫、野菜を使って作る子どもに人気のメニュー、子どもが進んで野菜を食べるためのアイデアについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
子どもが苦手な野菜は?
ママたちは子どもにたくさん野菜を食べてもらいたいと考えますが、野菜が好きじゃなかったり、苦手な野菜がある子どももいるかもしれません。子どもたちが苦手な野菜と、苦手な理由について聞いてみました。
「うちの子どもは、ピーマンやセロリが苦手で食べてくれません。匂いが気になって食べられないようです」(5歳児のママ)
「娘はトマトが苦手なようです。酸っぱい味が嫌なようで、酸味のない甘いミニトマト以外食べてくれません」(6歳児のママ)
匂いの強い野菜や苦味や酸味のある野菜、ブロッコリーのように少し食感の違う野菜が苦手で食べられないという子どもがいるようです。ママたちは、全ての野菜を好きになってほしいわけではないけれど、できれば好き嫌いせずにいろいろな野菜を食べてもらいたいと考えているようです。
苦手な野菜をレシピに加えるための工夫
子どもが苦手な野菜を普段のレシピに加えるためにどのような工夫をしているのか、ママたちに聞きました。
子どもの好きな味つけにする
「娘はにんじんが苦手なのですが、かぼちゃといっしょに甘く煮てあげると喜んで食べてくれます」(3歳児のママ)
「息子は椎茸が苦手ですが、天ぷらにしてポン酢をかけると少し食べられます」(5歳児のママ)
子どもが苦手な野菜をレシピに加える場合は、子どもの好きな味つけにするのも工夫のひとつかもしれません。子どもの苦手な野菜をレシピに使うときは、家族の分とわけて味つけをしているというママもいました。
細かく切って混ぜる
「セロリなどの苦味のある野菜はミキサーなどで細かくし、子どもの好きなハンバーグに混ぜると、気づかずに喜んで食べてくれます」(6歳児のママ)
「息子はピーマンの匂いが苦手だというので、塩で揉んで匂いを少し取り除いてから調理しています。細かく切ることで、炒め物に入れても食べてくれます」(5歳児のママ)
苦味のある野菜や匂いの強い野菜は、細かくして子どもの好きな食材と混ぜたり、塩もみをしたりして食べやすくするとよいかもしれません。子どもの苦手な椎茸を食べてほしくて、みじん切りにしてシュウマイに混ぜるレシピを考えたというママの声もありました。
ドレッシングに使う
「娘は玉ねぎが苦手で食べられないので、ミキサーで他の調味料と混ぜてドレッシングを作りました。おいしかったのか、玉ねぎで作ったドレッシングだよと教えても、嫌がらずに食べてくれました」(4歳児のママ)
玉ねぎやセロリ、トマトなど、野菜をドレッシングに混ぜ込んでしまうことで、苦手な野菜も味に気づかれず食べてくれるようになるようです。ドレッシングの味を子ども用、大人用などに変えてあげると、家族みんなが野菜ドレッシングを楽しむことができそうです。
野菜を使う人気メニュー
野菜を使って作る子どもに人気のメニューにはどのようなものがあるのでしょう。子どもが喜んで食べてくれるメニューをママたちに聞いてみました。
野菜カレー
「我が家ではカレーが人気で、季節の野菜をたくさん入れて作ります。夏には子どもの苦手なナスやきゅうりも入れますが、カレーに入れた野菜は嫌がらずに食べてくれます」(6歳児のママ)
「息子はかぼちゃが苦手であまり食べられないのですが、カレーに入れたときは全部食べています。冬になるとかぼちゃカレーが我が家の人気メニューになります」(4歳児のママ)
カレーを作るときには、さまざまな野菜を入れることができそうです。子どもの苦手な野菜を入れても、カレーのときだけはおいしく食べてくれるというママの声がありました。
野菜のパンケーキ
「茹でた野菜をミキサーでペースト状にし、小麦粉に混ぜて作るパンケーキが我が家の人気メニューです。子どもの苦手な野菜を入れても、気づかずに喜んで食べてくれます」(4歳児のママ)
パンケーキが好きな子どももいるようです。パンケーキになら苦手な野菜が混ぜてあってもおいしく食べてもらえるかもしれません。パンケーキにあうソースを作って子どもといっしょにデコレーションをしたら、おいしそうに食べてくれたというママの声もありました。
カラフル野菜肉ロール
「茹でたにんじんやインゲンに、豚バラ肉を巻いて焼肉のタレで焼いた、カラフルな野菜肉ロールが我が家の人気メニューです。娘の苦手な野菜も肉ロールにすると、喜んで全部食べてくれます」(5歳児のママ)
肉で野菜を巻いて焼いたものは子どもに人気があるかもしれません。にんじんやインゲンの他にセロリやピーマンなどを使っても、カラフルになって喜んでくれそうです。子どもの好きなタレを味つけに使うことで、大好きなメニューになったというママの声もありました。
子どもが進んで野菜を食べるためのアイデア
子どもがさまざまな野菜を好きになって、おいしそうに食べてくれたら嬉しいですよね。子どもが苦手な野菜も進んで食べるようになるためのアイデアを、ママたちに聞いてみました。
大人がおいしそうに食べる
「子どもが苦手な野菜をレシピに加えるときは、パパと私で『とってもおいしいね!』と話ながら食べるようにしています。私たちの様子を見て、子どもが食べるようになることもあります」(4歳児のママ)
子どもは周りの人がおいしそうに食べる様子を見ると、食べてみようと思うこともあるようです。家族で楽しく食卓を囲むうちに、子どもが苦手な野菜を食べられるようになったというママの声もありました。
飾り切りの野菜を入れる
「子どもの苦手な野菜を使うときは、星などの飾り切りを作って入れています。子どもが見つけたときに『ラッキーだね』とびっくりしてみせると、得意そうに食べることがあります」(5歳児のママ)
野菜を飾り切りして入れることもよいアイデアかもしれません。クッキーの型抜きを使えば子どもにも簡単に飾り切りができますし、いっしょに料理をすることで一層喜んで食べてもらえそうです。
いっしょに野菜を育てる
「娘はトマトが苦手でしたが、プランターを使ってミニトマトを育てたら、収穫したトマトをおいしそうに食べていました」(6歳児のママ)
子どもの苦手な野菜を育てることで食べられるようになったというママがいました。毎日一生懸命世話をして作った野菜は、子どもにとって特別な野菜となるのかもしれません。
野菜を使っておいしいメニューを作ろう
子どもに苦手な野菜を食べられるようになって欲しいと考えて、レシピをさまざまに工夫しているママがいました。人気のメニューにひと工夫することで、子どもに喜んで食べてもらえることもあるようです。家族で楽しく食卓を囲めるよう、野菜のメニューを増やしていけるとよいですね。