卒園記念のDVDの作り方。曲やオープニングなどアイディアやポイント

子どもの卒園記念にDVDを作りたいと考えるママやパパもいるのではないでしょうか。園によっては謝恩会で流すスライドショーを作成する場合や、クラスの先生方に渡すプレゼントとして卒園DVDを作成する場合もあるようです。ママやパパたちのなかには、DVDやスライドショーで使う曲の選び方や、作り方が気になるという声もありました。

卒園DVDの作り方の手順やアイディアなどについて、ママやパパの声を元にまとめてみました。

卒園DVDはどのような手順で作成するとよいのでしょう。作成の流れを知っておくと、慌てずにすみそうですね。卒園DVDの作り方の手順についてまとめてみました。

計画を立てる

動画制作かスライドショー作成かなど、どのような卒園DVDを作成するか、事前に計画を立てておくとよいでしょう。DVDの作成を業者に依頼する場合は、予算を考えておく必要もありそうです。最近は、無料で使える動画編集アプリや動画編集ソフトもあるようなので、活用したママやパパもいるようです。

動画や写真の集め方から、作成して配布するまでのスケージュールについても余裕を持った計画を立てられるとよいかもしれません。

個人ではなく、保護者会メンバーや卒園委員など何人かで作成する場合は、役割分担をしておくとよさそうです。

写真や動画を集める

卒園DVDで流す写真や動画の集め方は、通っている園に協力してもらう場合や、自分たちで撮影する場合などさまざまな方法があるようです。

保護者から集める場合は、園からお便りを出してもらい、どのような写真や動画が必要かを明記しておくとわかりやすいかもしれません。

編集する

集めた写真や動画を編集するときは、動画編集やスライドショー作成のフリーソフトなどもあるようなので、活用してみるのもよいかもしれません。ある程度の流れを決めて、動画編集やスライドショーの作成ができたら、写真や動画にあわせて曲やメッセージを入れるとよさそうです。

どのような曲を選ぶかは、DVDの内容や長さによって決めるとよいかもしれません。

卒園DVDはどのような構成で作るとよいのでしょうか？卒園式や謝恩会などの時間を踏まえて、15分程度の長さで作ることが多いようです。構成案のひとつをご紹介します。

1　オープニング（30秒前後）

動画編集ソフトやアプリを活用して、園生活の中で思い出の曲や華やかな音楽と卒園記念ムービーのタイトルを入れましょう。

2　園生活や行事を時系列で動画・スライドショーで紹介（5分程度）

園生活や入園式・お遊戯会などの行事を時系列で紹介して、これまでの保育園・幼稚園で過ごした日々を振り返ることができるようにしましょう。動画で作成するパターン、写真をスライドショーにするパターン、動画・写真どちらも盛り込むパターンがあるようです。

3　先生からのメッセージ（3分程度）

園長先生やそれぞれの担任の先生から、卒園に向けたメッセージをDVDに入れましょう。先生に動画を撮らせてもらったというママや、音声データと写真を使わせてもらったというママの声がありました。

4　思い出の写真スライドショー（3分程度）

先生や保護者からさまざまな写真を集めて、思い出の写真でスライドショーのパートを作ったというママもいました。写真は思い出深いものだけでなく、面白かった写真も盛り込むと、涙あり笑いありの思い出動画になったというママの声もありました。

5　エンディング（2分程度）

エンディングは感動的な演出をしましょう。ママたちに聞くと、卒園児たちの写真を次々に表示させて最後は集まってフォトモザイクのような演出にしたり、行事で代々歌われてきた歌や思い出の園歌をBGMに使ったという声がありました。

卒園DVDを作るときに、作り方以外にもオープニングや曲などのアイディアが気になることもあるかもしれません。卒園DVDのアイディアについて聞いてみました。

オープニングやエンディング

卒園DVDを作るときに、オープニングやエンディングを工夫するアイディアがあるようです。謝恩会などで流すものや先生にプレゼントとして渡す卒園DVDには、エンディングにサプライズで感謝のメッセージを入れたというママの声もありました。

内容

卒園DVDの主となる内容は、保育園や幼稚園の行事を時間軸に沿って流したり、人物以外の園舎などの写真を使ったりすることより思い出が鮮明に蘇りそうです。見ている方が飽きないように、笑えるポイントや見たあとに話が盛り上がるポイントを卒園ムービーや卒園スライドショーに入れるように工夫すると、より満足感が高まるかもしれません。

曲

卒園DVDで流す音楽は、園歌やお遊戯会で使用した曲など、親子ともに親しみのある曲を選んでいるママがいるようです。卒園ムービーや卒園スライドショーの長さやオープニング、エンディングなどの内容にあわせて、テンポのよい曲やゆっくりした曲などを選ぶとよいかもしれませんね。

使いやすいソフト・アプリを使う

卒園ムービーや卒園スライドショーの作成にあたって、使いやすいソフトやアプリを選ぶようにしたというママやパパの声がありました。無料か有料か、データのやり取りのしやすさなど、さまざまな比較・検討ポイントがあるようです。保護者会や卒園委員など複数のメンバーで話し合うときは、優先順位を決めておくといいかもしれませんね。

卒園DVDの作成では、他にどのようなことを考えておくとよいのでしょう。気をつけたことや意識したことなどを聞いてみました。

写真のバランスを考える

卒園児一人ひとりが主役になれるように、写真のバランスを意識したママもいるようです。構成やレイアウトを工夫しながら、公平にバランスがとれるように配慮することも大切なことかもしれません。

画面の切り替え方や音量を工夫する

卒園DVDを作るとき、画像の切り替え方や、曲のボリュームを工夫することで変化をつけるように意識したという声もありました。盛り上げる場面や間をもたせることで、見た方をぐっと引き込む卒園DVDが作れるかもしれません。

実際に流して確認する

でき上がった映像を実際に流して確認するということも、大切なポイントかもしれません。他にも、曲の音量や画像の明るさなど、客観的に見ることで気づけることもあるようなので事前に確認しておくとよさそうです。

今回の記事では、卒園DVDの作り方の手順や動画編集、曲の選び方やオープニングなどのアイディア、作るときに意識したことについてパパやママの体験談を交えてご紹介しました。

卒園DVDの作り方には、オープニングやエンディングを入れたり、曲の選び方を工夫したりするなどさまざまなアイディアがあるようです。時系列に沿って保育園や幼稚園の思い出をたどりながら、笑いあり涙ありの内容を心がけるとよいかもしれません。

写真のバランスや、変化をもたせた盛り上がりのある構成を意識しながら、思い出のつまった卒園DVDを作成できるとよいですね。