ひな祭りのごはんプレート。子どもが喜ぶ簡単レシピとは

ひな祭りのごはんプレート。子どもが喜ぶ簡単レシピとは

ひな祭りらしいプレートを作るコツとは

2018.11.07

ひな祭りのごはんを、ワンプレートに盛りつけてお祝いをしたいと考えるママやパパもいるのではないでしょうか。今回は、ちらし寿司やパンケーキを使った簡単メニューや1歳前の赤ちゃんでも食べられる離乳食プレートの作り方、名前プレートなどのひな祭りのごはんを作るときに用意したものや子どもが喜ぶためのコツをご紹介します。

子どもとひな祭りのお祝いをしたい

3月3日のひな祭りは、健康長寿や豊作、子孫繁栄などを願う行事である節句の1つが由来とされているようです。古くは紙などで作ったひとがたを水に流すことで無病息災病や子宝成就を祈願をしていたものが、次第にひな人形を飾ったり華やかな食事をしたりするお祝い行事として広まったようです。

3月3日にひな祭りらしい食事を用意して子どもたちとお祝いができたらよいですよね。今回は子どもにも食べやすく見た目にも楽しいワンプレートの作り方をご紹介します。

ひな祭りプレートを作るときに用意したもの

ひな祭り用のごはんのワンプレートを作るとき、どのようなものを準備するとよいのでしょう。用意したものをママたちに聞いてみました。


プレート

「普段から子どもがお皿を落としてしまうことがあったので、落としても割れないようにプラスチック製のプレートを用意しました。食べるときに食材が混ざりにくいように仕切りのあるものを選んだら子どもも上手に食べてくれました」(2歳児のママ)

色や素材、仕切りの有無などを考えてプレートを選んだというママもいるようです。子どもの食べやすさや作りたいごはんのイメージにあわせてプレートを選ぶとよいかもしれません。


小皿や野菜の器

ちらし寿司
jreika/Shutterstock.com

「子どもが好きなトマトの中身をくり抜いて器の代わりにしました。食べられる器は初めてだったので、驚きながらもぱくぱく食べてくれました」(4歳児のママ)

プレートの上で小分けにしたり汁気の多いものを入れたりするために、小皿や野菜の器を利用したというママもいるようです。プレートと同じ素材の器を選んだり違う色にしたりと、考えながら器を選ぶのも楽しいかもしれませんね。


ひな祭りらしい飾り

「大き目のクッキーにデコペンで桃の花と子どもの名前を書いて、簡単な名前プレートを作りました。大好きなクッキーに自分の名前が書かれていることが嬉しかったようで、とても喜んでくれました」(5歳児のママ)

名前を書いたクッキーやチョコレートのプレートなど、ひな祭りらしい飾りを準備したというママもいるようです。折り紙で作ったお内裏様とお雛様をプレートに添えたというママの声もありました。

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ひな祭りの簡単ワンプレートメニュー

ひな祭りのごはんメニューにはどのようなものがあるのでしょう。子どもが喜びそうなワンプレートメニューや、1歳頃の子どもでも食べられる離乳食メニューをママたちに聞いてみました。


ちらし寿司ワンプレート

「ちらし寿司を小さく丸め、お皿の中央に6つ並べて花の形にします。ちらし寿司の周りに子どもの好きな唐揚げやサラダ、果物を盛りつけて完成です。ちらし寿司は市販の素を使ったので彩りよく簡単に作れました」(4歳児のママ)

ちらし寿司は縁起のよい食材が集まった料理なので、ひな祭りでもよく食べられるようです。具のえびには長生きできるように、レンコンには将来を見通せるように、豆には健康でマメに働けるようにとの意味があるそうです。


パンケーキワンプレート

「ホットケーキミックスを使い、プレーン、抹茶、いちごジャムを混ぜたパンケーキをそれぞれ作ります。プレートに下から抹茶、プレーン、いちごの順に重ねて乗せ、ハンバーグやオムレツなどの洋風のおかずと野菜を盛りつけて完成です」(5歳児のママ)

パンケーキを使って洋風のひな祭りプレートを作ることもできるようです。パンケーキに食材を加えて味や色をアレンジすると子どもにも楽しんでもらえるかもしれません。


離乳食ワンプレート

離乳食のひな祭りプレート
© clip-photo - Fotolia

「5倍粥を三等分にしてそれぞれににんじん、じゃがいも、ほうれん草のペーストを混ぜて三色にし、崩れないように重ねて菱餅に見立てました。本物のケーキはまだ食べられないので、水切りヨーグルトに刻んだいちごを乗せて、レアチーズケーキ風のケーキを作りました」(10カ月の赤ちゃんのママ)

1歳前後の子どもにひな祭りワンプレートを作るとき、お粥や軟飯に野菜を混ぜることで、菱餅風のごはんを作ることができるようです。離乳食の進み具合に応じてお粥の水分や混ぜる食材を工夫するとよいかもしれません。

子どもが1歳頃、手づかみ食べができきるようになったので、おかずを一口大の握りやすい形にするとパクパク食べてくれたというママの声もありました。

子どもが喜ぶひな祭りプレートを作るコツ

ひな祭りのごはんを子どもに喜んでもらうためには、どのような工夫ができるのでしょう。ひな祭りプレートを作るときのコツをママたちに聞いてみました。


ひな祭りのモチーフを作る

「ひな人形になるように、茹で卵に海苔を張りつけて顔と髪を表現しました。薄くスライスしたきゅうりやハムを使って杓や扇子に見立てたり、巻きつけて服にしたりするとひな人形らしくなって子どもも喜んでいました」(4歳児のママ)

「ハムやチーズ、野菜を、花の形をしたクッキー型で抜き、プレートの脇に飾るだけでお皿の上が一気にかわいらしくなります。いつものごはんより特別感が出てとても喜んでくれました」(3歳児のママ)

ひな祭りプレートを作るとき、食材を組みあわせてデコレーションをしたり、型抜きをしてひな祭りのモチーフを作ったりするママもいるようです。チキンライスに卵を巻きつけてひな人形にしたというママや、うずらの卵を海苔でデコレーションしてぼんぼりを表現したというママの声もありました。


彩りを豊かにする

「お祝いの日のごはんなので、彩りも意識してワンプレートを作っています。赤はにんじんやトマト、黄色はかぼちゃや卵、緑はブロッコリーや葉物野菜など、いろいろな野菜を組みあわせて彩り豊かなワンプレートにすると、子どもも嬉しそうでした」(1歳児のママ)

ひな祭りワンプレートを作るときに、彩りを豊かにすることを心がけたというママもいるようです。さまざまな食材を取り入れたというママの他、お皿や小物の色を工夫したというママの声もありました。

ワンプレートで子どもとひな祭りを祝おう

ひな人形の前に座る赤ちゃん
iStock.com/kuppa_rock

ひな祭りプレートはパンケーキなどでも簡単に作ることができ、食材の調理の仕方や盛りつけの工夫で1歳未満の赤ちゃんにも対応することができそうです。ひな人形や桃の花など、食材でひな祭りのモチーフを作ったり子どもの名前を書いてあげたりすると、子どもも喜んで食べてくれるかもしれませんね。

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