子育て中の共働き家庭の通勤時間の長さはどのぐらい?時間の過ごし方調査

子育て中の共働き家庭の通勤時間の長さはどのぐらい?時間の過ごし方調査

ママやパパたちが思う通勤時間の許容範囲とは

2019.06.28

共働きで子育て中に、通勤時間を有意義にすごしたいと思うママやパパは多いかもしれません。通勤時間の長さを生かし自分の時間ができて息抜きになることもあるでしょう。今回は、通勤時間はどのくらいかかるか、どこまでを許容範囲として考えていたか、移動中のすごし方や悩みなどを体験談をまじえてご紹介します。

通勤時間の長さはどのくらいかかる?

保育園の送り迎えなどがある場合、周りのママやパパたちは通勤時間にどれくらいの時間がかかっているのか気になることがあるかもしれません。

共働きで子育て中のママやパパに実際に通勤時間はどのくらいかかっているのか聞いてみました。


1時間未満

40代パパ
40代パパ

以前は車で片道1時間かかっていましたが、体を壊してしまい転職することになりました。その後、現在は片道40分になってかなり楽になったと感じています。

50代パパ
50代パパ

片道50分程度です。駅まで徒歩15分弱ありますがよい運動になっています。ママが急遽保育園に迎えに行けなくなっても対応しやすい距離で便利です。

30代ママ
30代ママ

保育園の送り迎えを含めて地下鉄で片道40分かかります。保育園の送り迎えが比較的楽な距離にある会社に通っていると思っています。

通勤時間が片道1時間未満の場合は、楽だと感じている意見が複数ありました。


1時間~1時間半

通勤電車
Matej Kastelic/Shutterstock.com
30代ママ
30代ママ

片道1時間程度かかります。以前の職場は片道1時間30分かかっていたので、30分縮んでかなり楽になりましたが、もう少し近いともっと余裕が持てると思います。

30代ママ
30代ママ

片道約1時間半くらいです。保育園の送り迎えのとき時間がなくていつもバタバタしているので、もっと近ければいいなと思っています。

通勤時間が片道1時間~1時間半の場合は、やや遠いと感じている意見が複数ありました。

数十分の差でも通勤距離に対しての感じ方が変わるようです。

共働き世帯が考える通勤時間の許容範囲

どこまでを通勤時間の許容範囲と考えるのかママやパパたちに聞いてみました。

40代パパ
40代パパ

通勤時間が長くても好きな音楽を聞けることは魅力的ですが、帰りは早く帰りたくて時間がかかると疲れてしまうので、それを考えると片道40分が限界です。

50代パパ
50代パパ

保育園の送り時間を含めて1時間以内です。これ以上かかると朝に子どもと接する時間がなくなってしまいそうです。

30代ママ
30代ママ

娘が認可保育園に入り送迎に厳しくなったので、1時間以内が限度かなと思っています。

30代ママ
30代ママ

片道1時間30分までです。朝に子どもの世話をする時間がなくなるのは避けたいですし、延長なしで保育園のお迎えに行くためにも体力的にもギリギリの時間です。

30代ママ
30代ママ

2時間以内です。都内に住んでいるわけではないので仕方ないと思います。

許容範囲は1時間以内という声や、子どもと接する時間、保育園の送り迎え時間を考慮した意見が複数ありました。

朝の支度に余裕が持てると、子どもがぐずってもあせらずに済みそうですよね。

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通勤時間について感じていること

本とメガネ
iStock.com/SB

通勤時間について困ることや願いなど何か感じていることはあるかママやパパたちに聞いてみました。


交通手段について

40代パパ
40代パパ

地下鉄の乗り換えがなければよいのにと思います。混雑した駅でドア付近で乗客が詰まって発車が遅くなることも気になっています。

30代ママ
30代ママ

電車に乗る前にバスで駅まで向かうのですが、世間的に電車遅延は認められてもバス遅延は認められていない場合があり、バス遅延のときには遅刻になって困ります。

毎日通勤していると、電車の発車や到着の時刻、他の乗客のマナーについて細かく気になってしまうことがあるかもしれません。余裕をもって家を出ると電車やバスが遅延したときにも対応できそうですね。


駅まで歩くことが大変

30代ママ
30代ママ

自宅や保育園から駅まで少し歩くのでよい運動になりますが、正直もう少し近ければよいのにと思います。

自宅や保育園、会社から駅まで歩く距離が数分でも、毎日続くとなると億劫に感じてしまうこともあるでしょう。オフィスカジュアルとして使えるシックなスニーカーなど歩きやすい靴を選ぶとよいかもしれません。


通勤中にもっと好きなことをしたい

30代ママ
30代ママ

本当は通勤時間に読書や調べもの、勉強をしたいですが、睡魔に勝てず全くできていないことが悔やまれます。

40代パパ
40代パパ

勤め先の駐車代が高いので地下鉄通勤していますが、可能であれば車内で好きな音楽を聴くことができるし、地下鉄より余裕が持てそうなので車で通勤したいです。

通勤中に好きなことをしたくてもできないという声がありました。

子育て中は自分の時間が少なくなりがちなので、通勤時間の1人の時間は貴重と感じるかもしれませんね。

通勤時間のすごし方

移動中、通勤時間をどのようにすごしているのかママやパパたちに聞いてみました。

40代パパ
40代パパ

電車内の広告を見たり、スマホゲームをしています。タブレットで作曲したり、家族や友人と通勤できたら楽しいと思います。

50代パパ
50代パパ

SNSを確認したり、仕事のスケジュールや連絡事項の確認をしています。

30代ママ
30代ママ

普段はスマホで子どもの写真を見たり、仕事のアイディアのメモを取ったりしています。

30代ママ
30代ママ

スマホを見ながらぼーっとしています。結婚当初はパパといっしょに通勤しており、今ももしそうであれば通勤を夫婦の時間にあてて、ゆっくり子どものことについて話せるのにと思います。

30代ママ
30代ママ

ネットニュースをひと通り確認後、読書をしながらうとうとしていることが多いです。子どもの保育園の写真販売の時期はひたすら写真のチェックをしています。

スマホを使ったすごし方についての意見が複数ありました。

他にも表情筋や背筋をのばす体操をする、頭の中で朝礼で話す内容をシミュレーションするという声もありました。

通勤時間を自由に有効利用しよう

赤ちゃんに挨拶するママ
© yamasan - Fotolia

今回は、共働きで子育て中のママやパパの通勤時間について体験談をまじえながらご紹介しました。実際にかかる時間の長さや許容範囲、すごし方などはそれぞれで違うようです。

スマートフォンで仕事や保育園の予定を管理すると、通勤時間を仕事や育児、家事に役立てることもできそうです。疲れているときは電車に揺られてうとうとすることも息抜きになるでしょう。

毎日の通勤時間を自分の自由な時間として前向きに考えて有効利用できるとよいですね。

2019.06.28

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