こちらの記事も読まれています
見て触って味わう体験。料理でパパと子どもの絆を深めよう
パパがした準備や平日・休日に作った料理
ママがいない日に食事を用意するときや休日に子どもと楽しむためのプランの一つとして、子どもと料理をしたいと考えるパパもいるかもしれません。どのような準備をすればよいかや、平日の時間がないときにもさっと楽しめる料理について、実際に子どもと料理を楽しんだパパの体験談をまじえてご紹介します。
パパが子どもと料理を楽しみたいとき
子どもと料理をしたことのあるパパは、どのようなきっかけで始めたのでしょうか。初めて料理をしたときや普段料理をするときのシチュエーションについて聞いてみました。
30代パパ
50代パパ
夕食をつくろうとキッチンに立っていたら、子どもが『お手伝いする』と自分の踏み台を持ってきました。
30代パパ
天気が悪かったりしてお出かけできないことが続くと、子どもたちが家で楽しめる遊びもパターン化して飽きてくるので、イベントの一つとしていっしょに料理をして楽しんでいます。
子どもが食べ物や料理に興味を示したことをきっかけに、子どもと料理を始めたパパがいました。
料理から食事までを通して食材を見たり触ったり、料理によって変化していく様子を知って味わうことのできる体験は、子どもにとって遊びと同じ感覚で楽しめるようです。
パパと子どもで作った料理
パパと子どもが実際に作った料理にはどのようなものがあるのでしょうか。
サラダ
50代パパ
子どもが3歳のときにサラダを作りました。子どもはレタスをちぎりお皿に盛るのと、カニカマを割いて仕上げにちりばめる部分を担当。レタスを洗ったり他の野菜の準備はこちらでしました。任されたことがうれしかったようで『これでいい?』『上手?』と聞きながら最後まで楽しそうにちぎってくれました。
サラダは火や包丁を使わずにできるメニューなので、小さい子どもと楽しむのにぴったりの料理でしょう。時間が限られる平日の夕食づくりに一品お願いできるようになると頼もしいお手伝いになるかもしれませんね。
サンドイッチ
30代パパ
休日のランチにときどきサンドイッチを作っています。子どもが好きな絵本を見ながら、そこに書かれている順番通りにいっしょにバターを塗ったりチーズをのせていくと盛り上がります。こちらでする準備はパンやハムなどの具材を買ってきたり野菜を切るくらいで、さほど手間がかからないのもよい点です。
4歳と3歳の子どもがいるパパは、休日に子どもたちとサンドイッチ作りを楽しんでいました。一品で食事のメインになり工程も簡単なので、料理が苦手なパパでも子どもとチャレンジしやすいメニューでしょう。
野菜炒め
30代パパ
平日の夜に野菜炒めを作っているとき、3歳の長女がいっしょにやりたいと言ってくれたので、かき混ぜながら炒める係をお願いしました。特に面白いメニューではないと思ったのですが、野菜が熱でくたっとなる様子を見たり、匂いをかいだり、味付けのあとに味見をしたりと、予想以上にさまざまなことを楽しめていました。
子どもと野菜炒めを作ったパパは、コンロの前に立つのでしっかりした踏み台を準備したり、すぐ隣で見守るなど気をつけながら料理を楽しんでいました。魚肉ソーセージやキャベツなど、切りやすいものやちぎりやすいものは子どもに任せてみるのもよいかもしれません。
チョコレートのお菓子
30代パパ
バレンタインにブラウニーを作ったときに、3歳と1歳の娘にチョコレートのテンパリングを手伝ってもらいました。チョコに混ぜる材料を量ったりオーブンで焼くところは自分がしました。ママ用に作ったので味は大人向けで、味見したときのリアクションは今一つでしたが、焼きあがった瞬間はとてもうれしそうでした。
チョコレートは溶かして混ぜて固めるだけでもできるので、お菓子のなかでは比較的簡単に作れるメニューでしょう。
子どもにいつからチョコレートをあげるかは家庭によってさまざまですが、食べられるようになってからやプレゼント用に作るときなどに、いっしょに挑戦してみるとよいかもしれません。
パパと子どもで料理をするときに工夫したしたこと
パパたちは子どもに安全に料理を楽しんでもらうために、さまざまなことに気をつけているようです。子どもと料理をするときに取り入れている工夫について聞いてみました。
子どもが好きな色や形を取り入れる
子どもにとって鮮やかな色や星などのかわいい形は興味を引かれるものでしょう。100円均一ショップでハートやキャラクターの形をした型抜きを買って、子どもといっしょにニンジンやパプリカなどカラフルな野菜を切り抜いたというパパがいました。
褒める
教えたことができたら小さなことでも褒めるようにしているというパパもいました。料理は子どもにとって初めて行う作業もたくさんあるでしょう。成功するたびに褒めてあげると、子どもが自信をもって料理を楽しめるようです。
興味をもったことは挑戦させてあげる
子どもと料理をするときに、火や包丁の扱いを不安に思うパパもいるかもしれません。子どもと初めて火を使う料理をしたときは少しハラハラしたけれど、子どもは得意げな顔で充足感があったようだというパパの声がありました。
子どもは大人が扱うものに憧れを持っている場合もあるでしょう。子どものやりたい気持ちを大切にし、火や包丁を使う料理も丁寧にフォローすると子どものの経験につながるでしょう。
料理の工程や注意点を説明する
子どもが集中しはじめると声かけをしても聞いてくれにくくなると考え、料理を始める前に注意することやどのような手順で料理を進めていくかを一通り説明するというパパがいました。
手が汚れたらその都度洗うなどのルールや、ケガをしてしまった場合にどのように対応するかも伝えられるとよいかもしれません。
パパと子どもで料理の面白さや成長を楽しもう
食材に触れて調理によって変化していく様子を見たり、実際に食べて匂いや味を堪能できる料理は、子どもの五感を使って楽しむことのできる大切な体験でしょう。
年齢が低いうちは簡単なことからはじめて成長とともに難しい工程に挑戦したり、食材や味の組み合わせを考えたりと徐々にステップアップしていけるので、学びの一つとしてもよいと考えるパパもいました。
これから子どもと料理に挑戦するパパは、平日や休日に使える時間にあわせてメニューを考えたり、子どものために準備することを工夫できるとよいかもしれません。
子どもが新しい体験にわくわくしたりおいしいと感じるその瞬間を、パパもいっしょに楽しめるとよいですね。
子どもから『ホットドックを食べてみたい』とリクエストがあり、それならいっしょに作ってみようと思いました。