掃除しやすい簡単裏ワザを使って、面倒なガスコンロを楽に掃除しよう

ガスコンロの汚れがなかなか落とせずに困ったという経験はありませんか？特にガスコンロは、油はねや水アカ、調味料や汁物のこぼれなどつい汚してしまいがちになります。

五徳やコンロと調理台のすき間など細かい部分も多いので、なかなか掃除が行き届かないことも。時間が経過した頑固な汚れは、キレイに落とすのも時間がかかってしまいます。

そうならないためには、日頃のお手入れが必要不可欠です。ガスコンロの簡単な掃除方法を知っておけば、毎日楽にお手入れできます。ガスコンロの掃除にかける時間や負担を少しでも軽くして、家事を楽にしましょう。

ガスコンロを簡単に掃除するためのコツをご紹介します。

掃除は調理後のタイミングで

料理をした後のガスコンロがまだ温まっているときが、汚れが落ちやすいため掃除がしやすいようです。熱で油がまだ固まっておらず、汚れが浮き上がっている状態だと布巾でふき取るだけで、比較的簡単に汚れが取れて楽に掃除ができます。

手間いらず、煮詰め掃除

ガスコンロの掃除が面倒な原因のひとつに、五徳があります。時間が経った油汚れや焦げつき汚れなど頑固な汚れに加え、複雑な形状をしている場合が多いため、掃除が難しいと感じてしまうかもしれません。そこで試したい掃除法が、煮詰め掃除です。

鍋に大さじ3ほどの重曹を入れ、たっぷりの水で溶かします。この中に五徳を入れ、火にかけて約2時間沸騰させてください。沸騰させて入れるのではなく、水の状態から入れるのがポイントです。

2時間後火を止め触れるくらいの温度まで下がったら、スポンジで軽くこすって汚れを落とします。アルミ製の鍋だと、コーティングのはがれや変色の恐れがあるため、この方法には適さないようです。

日頃から汚れをふき取る習慣をつける

ガスコンロの汚れが落ちやすいのは、汚れた瞬間です。調理中に掃除することはなかなか難しいですが、調理を終えて1、2分だけガスコンロの周りを布巾で拭くだけなら簡単にできるかもしれません。料理後にさっと拭き取ることを習慣にするなど、日頃のちょっとした行動でガスコンロの汚れを防ぎ、掃除を楽にしましょう。

ガスコンロの掃除にかかる時間や手間をできるだけ省くには、掃除グッズを活用するとより便利で簡単に掃除ができるようになります。

重曹

ガスコンロにつく油汚れは酸性です。弱アルカリ性の性質を持つ重曹を使うことで、油汚れを分解し落ちやすくしてくれると言われています。水に溶かした状態の重曹スプレーにしておけば、掃除したいところにスプレーするだけでよいので使用が簡単です。市販のスプレータイプもありますが、重曹とスプレーボトルを購入して自宅で簡単に重曹スプレーを手作りすることもできます。

キッチンペーパー

キッチンペーパーは食材の水気切りや揚げ物の油切りなど、調理だけでなく掃除にまで使える万能アイテムです。調理中の汚れをさっと拭いたり、重曹スプレーを吹きかけてガス台を磨いたりと、あらゆる場面で活用します。

使用済みの歯ブラシ

しつこい汚れや細かい部分の汚れを掃除する際に役立つのが、使い古しの歯ブラシです。毛が長い場合は半分くらいの長さにカットすると、コシが強く力が伝わりやすくなり、掃除しやすくなるようです。

ガスコンロの特徴や汚れる原因を知っておけば、ガスコンロ掃除がもっと楽にできるかもしれません。簡単にできるガスコンロ掃除の裏ワザを実践しているママの体験談を聞いてみました。

時間が経ったときの救世主ドライヤー

「熱を加えると油汚れが落ちやすいというので、時間が経った汚れを簡単にとる裏ワザとしてドライヤーを使っています。キッチンペーパーを敷いた上に中性洗剤を吹きかけ、ラップをして被せておきます。その上からドライヤーの熱を与えると汚れが浮き上がってくるので、最後に布巾で楽に水拭きして完了です」(30代女性)

サラダ油で五徳の焦げつき防止サラダ油で五徳の焦げつき防止

「掃除した後の五徳にキッチンペーパーなどでサラダ油を薄く塗っておくだけで、焦げつきの防止ができます。これをするのとしないのとでは、五徳の汚れ方に差が出ました。定期的な掃除も楽になった気がします。掃除したタイミングで、必ずサラダ油を塗っておくという簡単な裏ワザです」（40代女性）

ちょっとしたコツや裏ワザを知っておくだけで、ガスコンロの掃除が驚くほど簡単で楽に行なえるようになります。掃除がしやすいと手入れの回数も自然と増え、きれいな状態がより長く保てるかもしれません。手間と感じないほど簡単な掃除を習慣づけて、気持ちのよいキッチンをキープしましょう。