幼児のしつけはいつから?しつけ方のコツや気をつけたこと

幼児のしつけはいつから?しつけ方のコツや気をつけたこと

幼児のしつけの時期やポイント

2019.11.23

幼児期のしつけについて、いつから始めたらよいのかやどのようにしつけているのか気になっているママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、幼児のしつけを始めた時期やシーン別のしつけ方、ママたちが気をつけたポイントなどを体験談を交えてご紹介します。

幼児のしつけはいつから始める?

子どもの成長は嬉しい反面、あちこち動いたり、わがままや危ない行動が増えたりして困ることもあるのではないでしょうか。ママたちの中には、幼児のしつけをいつから始めればよいのかと悩む方もいるようです。

1歳の子どものママ
1歳の子どものママ

1歳前の娘は、好奇心旺盛で何でも口に入れてしまいます。目を離したすきにスリッパをなめていたこともあります。自由にのびのび育ててあげたい気持ちもありますが、不衛生なものは「ばいきんがいるからナイナイしようね」と促しています。

3歳の子どものママ
3歳の子どものママ

今までは「ダメだよ」とか「やめようね」で通じていたのに、3歳になってから自己主張が激しくなり親も困ってしまうことが増えました。手に負えないとき他のママたちはどのようにしつけてるのか知りたいです。

1歳前後からしつけについて考えたり、伝えたことを行動に移せるようになる3歳頃から本格的に始めたり、家庭によってさまざまなようです。幼児の年齢や成長に合ったしつけができるとよいですね。

【シーン別】幼児のしつけ方

幼児 しつけ
szefei/Shutterstock.com

ママたちは子どもたちにどのような場面でしつけをしているのでしょうか。ママたちのが子どもたちに伝えた内容や取った行動、対応などを聞いてみました。


食事

1歳の子どものママ
1歳の子どものママ

食事中いつも途中で椅子から立ち上がってウロウロします。「最後までちゃんと座って食べようね」と言い聞かせますが、注意しても戻ってこないときは食事を下げて切り上げるようにしています。

他にも食事の前に手を洗う、食べ物で遊ばせないようにするなどの声が聞かれました。もう少し年齢が高い子どもママからは肘をついて食べないようにする、口に食べ物を入れたまま喋らないようにする、などの声も聞かれました。


生活習慣

10カ月の子どものママ
10カ月の子どものママ

朝起きたら「おはよう!」と笑顔で言ったり、子どもに何かもらったら「ありがとう!」と元気な声でお礼を言ったりしています。今はわからなくてももう少し大きくなったとき真似して言ってくれるといいなと思います。

1歳9カ月の子どものママ
1歳9カ月の子どものママ

うちは以前は起きる時間も寝る時間もバラバラでしたが、毎朝起きる時間を7:00と決めてからは夜も早く寝てくれるようになりました。

幼少期に早くから習慣づけをすることで、大きくなってから楽だったという声も聞かれました。毎日のことなので少しずつでも実践できるとよいかもしれませんね。


外出先

2歳の子どものママ
2歳の子どものママ

お店や病院のような公共施設の場で走ったり騒いだりしたときは子どもが小さいうちから「ダメ」としっかり伝えていました。まだ言葉がわからなくても、親の言わんとすることはなんとなく伝わったようです。

3歳の子どものママ
3歳の子どものママ

息子が危険防止のための柵に足をかけて登ろうとしていたので、安全な場所に連れていき、「あそこに登ってはダメ」と目を見て伝えました。命に関わることなのでいつもと違った強い口調でしっかり伝えました。

外出先では普段の家の中とは違う状況に騒いでしまうなど、思いもよらない危険な行動に出てしまうこともあるようです。周りに迷惑をかけてしまったときや、子どもが危険な目に合う可能性がある場合には普段よりもはっきり伝えるという声が聞かれました。


人との関わり方

画像
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3歳の子どものママ
3歳の子どものママ

お友だちにおもちゃを取られ、相手を叩いて泣かせてしまったことがあります。最初に、叩いたことを叱るのではなく、なぜそのような行動をしてしまったのか気持ちを汲むようにしました。その上でお友だちは痛く悲しかったことを伝え、やってはいけないと伝えました。

お友だちとのトラブルの際、まずは子どもの気持ちを認めてあげると大好きなママに自分の気持を分かってもらえたと、悲しい思いをせずにすむようです。そのうえでお友だちの気持ちを伝えてあげるとお友だちの気持ちにも納得できるかもしれません。

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ママたちが幼児に言葉で伝えるとき、どのようなことに気をつけていたのか聞いてみました。


理由を説明する

2歳の子どものママ
2歳の子どものママ

子どもがお店の中で走り出したとき、公園で走るのはよくてお店で走るのはなぜダメなのか納得できるように、ただ単に「ダメ」というのではなく「人や物にぶつかったら危ないから走らないようにしようね」と理由を説明しました。

しつけをするときは「ダメ」というだけでなく理由も説明するというママの声も聞かれました。ダメな理由を説明し、「~しようね」と提案すると納得して行動に移しやすくなるかもしれません。


お手本を見せる

1歳の子どものママ
1歳の子どものママ

子どもは親を見て育つと聞いたので、靴を脱いだら揃える、出したら片づける、ごはんを残さず食べる、など当たり前のことを親がきちんとできているか意識しました。

子どもが真似しやすいように、決めたことをお手本を見せながらいっしょにおこなうママもいるようです。またできないことを叱るのではなく、ポジティブな言葉に変えて伝えているという声も聞かれました。


できたことを褒める

3歳の子どものママ
3歳の子どものママ

いつもごはんの前に散らかったおもちゃの片づけをするのですが、お片づけが上手にできたときは大げさなくらい褒めています。

約束を守れたときや、よいことをしたときなどはちゃんと褒めるようにしているというママの声が聞かれました。普段から子どもの「できたこと」を認めて褒めてあげることで、子どもの自信にもつながるかもしれません。

しつけをする上で気をつけたこと

ママたちが幼児をしつけるときに伝え方以外でどのようなことを心がけていたか聞いてみました。

3歳の子どものママ
3歳の子どものママ

パパとママがいっしょになって叱らないように気をつけていました。どちらかが子どもの言い分を聞いてなぐさめてあげることで、あえて逃げ道を作ってあげるようにしました。

1歳の子どものママ
1歳の子どものママ

子どもを完璧にしつけることに固執していましたが、友人とランチをしたときみんな手を抜くところはちゃんと手を抜いてたりして、完璧を目指すことが自分を苦しめていることに気づきました。完璧を目指さないことで笑顔も増えた気がします。

子どもへのしつけは大切なことですが、一方で厳しすぎると子どもやママもつらくなってしまうこともあるようです。少し呼吸をおいてリラックスして自分を落ち着かせてみるのも大切かもしれません。

幼児のしつけはママのたっぷりの愛情と

子ども 褒める
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幼児をしつけるとき、その子の年齢や成長によっていろいろなしつけの仕方があるようです。子どもの気持ちに寄り添った上で「今度はこうして欲しい」と伝えることが大切かもしれません。愛情をもって見守りながら、子どもにあったしつけができるとよいですね。

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