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男の子のしつけ方。父親との協力の仕方や褒め方の工夫
ママパパに聞いた、男の子の育児あるある
男の子のしつけ方が気になり、しつけに関する本を参考にしているママやパパもいるかもしれません。今回の記事では、男の子の育児あるあるや父親と協力するなどの男の子のしつけ方と工夫、褒め方などの気をつけたいことについて、ママやパパたちの体験談を交えてご紹介します。
男の子の育児あるある
男の子の育児にはどのような特徴があるのでしょう。ママやパパに男の子に感じる育児あるあるを聞いてみました。
「うちの子はおもちゃで遊んだ後はすぐに片づけることを約束しても、毎回守ることができません。何度も同じことを繰り返すところは、男の子ならではなのかなと思います」(5歳児のママ)
「外遊びをしているとき、息子は気になるものを見つけるとすぐに走って行ってしまいます。私が落ち着いて行動するように言ってもふざけることがあり、男の子の育児あるあるではないかと思います」(4歳児のパパ)
「男の子あるあるなのか、うちの子は保育園で先生が話をしているときも他のことに目が向いてしまうようです。集中して聞いていないので、言われたことをすぐ忘れてしまうようです」(5歳児のママ)
男の子を育てているママやパパは、さまざまな子どもの行動を見て男の子の育児あるあるだと感じているようです。元気な男の子に対して、育児本などを参考にしつけについて考えているママやパパもいるかもしれません。
男の子のしつけ方
男の子を育てているママやパパたちはどのようなしつけ方をしているのでしょう。
わかりやすく話す
「我が家ではやってよいことやいけないことなどのルールを教えるときに、息子にわかる言葉で丁寧に話すように心がけています。言葉でわからないときは、絵本なども使って説明しています」(4歳児のパパ)
男の子をしつけるときに子どもにわかる言葉で丁寧に話すことを意識しているパパがいました。男の子はルールや約束の意味を理解することで、守らなければいけない理由を納得することもあるかもしれません。
行動で示す
「約束やルールが言葉で伝わらないときには、私も夫も行動で示すようにしています。おもちゃを片づける約束をしてもやろうとしないときは、親が先にやって見せることで息子もいっしょに片づけることがあります」(3歳児のママ)
男の子を育てているママやパパは、言葉だけでなく実際にやってみせるといったしつけ方をすることもあるようです。やり方がわからず約束を守れないこともあるかもしれないので、話して伝わらない場合は行動で示してみるのもよいかもしれません。
その場で伝える
「近所の人にあいさつをすることなどは、その場で伝えてしつけるようにしています。時間が経つと忘れてしまうことがあるので、ルールなどはその都度伝えるようにしています」(5歳児のパパ)
男の子をしつけるときに、気づいたことはその場で伝えるよう意識しているパパがいました。ママのなかには、外出先などでは難しい場合もあるけれど、子どもの気持ちや周りに配慮しながらしつけるようにしているという声もありました。
男の子をしつけるときの工夫
男の子のしつけをするときはどのような工夫をしているのかを、ママやパパに聞いてみました。
理由を聞く
「息子がいたずらをしたときは、叱る前にしっかり理由を聞くように心がけています。子どもなりに考えて行動しているかもしれないので時間をかけて尋ねています」(6歳児のパパ)
「子どもが部屋の壁にクレヨンで落書きをしていたので、どうして描いたのかを聞いてみました。私の好きなチューリップの絵で壁を飾ろうとしていたようで、いきなり叱らないでよかったと思いました」(4歳児のママ)
男の子をしつけるときに理由をしっかり聞くことを意識しているママやパパがいました。大人からするといたずらに見えても、子どもにとってはよいと思ってしていることもあるかもしれません。
子どもといっしょに考える
「息子が食事の後に歯磨きをする約束がなかなか守れないとき、どうすれば歯磨きができるのかいっしょに考えました。ママやパパといっしょならできそうというので、食事がすんだら家族みんなで歯磨きをすることにしました」(5歳児のママ)
約束が守れないときはママやパパだけで対策を考えるのでなく、子どもといっしょに考えるようにしているという声がありました。子ども自身で考えたアイデアが認められることで、約束を守ろうと意識してくれるかもしれません。
夫婦で協力する
「我が家では子どものしつけについて夫と話しあい、同じ目線でしつけることを心がけています。母親と父親の言うことに違いがあると子どもが迷ってしまうかもしれないので、それを参考に夫婦で協力してしつけようと思っています」(5歳児のパパ)
「息子がいたずらをしたときは、父親にどうしていけないのかを説明してもらうようにしています。父親が、自分も子どもの頃に同じようなことをしていたと、共感できることを話してくれると、息子も納得することが多いように感じます」(5歳児のママ)
男の子をしつけるときに夫婦で同じ価値観をもつことも大切かもしれません。母親と父親の対応の仕方が一貫していることで、守らなければいけない約束やルールが子どもにもわかりやすくなったというパパの声もありました。
男の子のしつけで気をつけたいこと
男の子のしつけをするときに気をつけていたことを、ママやパパに聞いてみました。
他の子どもと比べない
「保育園に入園すると、本を読める友だちや速く走れる友だちなど、さまざまな友だちができましたが、他の子どもができることと息子とを比べないように心がけています」(6歳児のママ)
他の子どもができることが気になっても比べないように気をつけているママがいました。子どもによって興味のあることや経験してきたことなどに違いがあるので、自分の子どもができるようになったところを見てあげられるとよいかもしれません。
褒め方を考える
「息子が自分で考えてやったことについては、結果と関係なく褒めるようにしています。玄関の掃除をしたときなどは、きれいになったこと以外に掃除をしようと気づいたことを褒めるようにすると、自分から進んでやってくれることが増えました」(5歳児のママ)
男の子のしつけをするとき、ただ注意するだけでなく子どもがやる気になる褒め方を心がけているママがいました。自分で考えて行動したことが認められると自信に繋がることもあるかもしれませんね。
しつけ方を工夫して男の子の育児を楽しもう
ママたちが感じる男の子の育児あるあるは、子どもの性格などによっても違うかもしれません。男の子のしつけをするときは、育児本などを参考に子どもにあわせてさまざまな工夫をしているママやパパがいました。父親と協力したり褒め方を考えたりとしつけの仕方を考えながら、男の子の育児を楽しめるとよいですね。