ここを変えただけで15分の時短料理。忙しいママが「がんばりすぎない3つのテクニック」

ここを変えただけで15分の時短料理。忙しいママが「がんばりすぎない3つのテクニック」

2017.03.21

子育て、仕事、家事…ママは毎日やることが山積みで、特に夕方の時間帯は息つく間もないほどドタバタ。そんな時間帯にも少し余裕が生まれるような「がんばりすぎない料理の時短術」を紹介します。

「がんばりすぎない」を第一に

ママの忙しさにもいろんな種類があります。フルタイムで働いている、生後すぐの赤ちゃんがいる、子どもの習いごとの送迎がある…忙しいママは料理にも時間をかけられませんよね。

筆者には生後7ヵ月の赤ちゃんがいます。料理の食材はまとめ買いが基本。忙しい毎日だからこそ「がんばりすぎない」ことを心がけて料理をしています。今回は、出産前に家政科で学んだことを取り入れつつ、がんばりすぎない時短料理について考えてみました。

1. 料理にとりかかる前に

時間があるときにレシピを考える

週末などに夫や子どもに食べたい物をきいておきましょう。「今日は何にしよう…」が意外と料理の手間にもなります。

その週のメニューをなんとなくでもいいので頭に入れておけば、献立に悩むことも少なくなります。週末にはカレーやシチュー、ビーフストロガノフなど煮込む料理を作っておけば、月曜日の夜ごはんは、たとえばシチューをグラタンにするなどアレンジして出すことができます。

事前にアレンジメニューまで考えておけば、平日の時間がない夕方にもささっと料理に取りかかれます。


食材はまとめ買いが基本

買い物は意外と時間がかかるので、週に1、2回、食材をまとめ買いしましょう。最近は、買ったものを配達してくれるスーパーも増えているので利用しましょう。

体調がよくない時やどうしても買い物に行けない繁忙期などはネットスーパーの利用も考えましょう。

2. 下ごしらえで時短料理

ちょっとした空き時間に下ごしらえをしておけば、料理する時に工程を省くことができます。便利な家電を使うと下ごしらえも時短できます。


食材を切っておく

赤ちゃんのお昼寝中や、予定がキャンセルになって余裕のある夜など、ちょっとすきま時間があれば食材を切っておきましょう。たとえば輪切りにしたニンジンがあるだけでも、疲れているときなどに少しは楽できます。

また、食材を刻むことができるコードレスのキッチン用品があれば、さらに楽することができます。


冷凍しておく

切った食材を冷凍保存することもおすすめです。たとえばきのこ類は、そのままだと痛みやすいですが、冷凍するとうま味成分も増えるそうです。また、ネギやニラなども切って冷凍しておくと、固まらずにパラパラと炒め物などにそのまま使うことができます。


ジッパー付きビニール袋を活用する

朝、出かける前に肉をジッパー付きビニール袋に漬けこんでおくと、帰ってきたら焼くだけなのでかなり時間が短縮できます。漬けこむのが長時間になりそうな時は「ちょっと薄いかな?」と感じるぐらいの味付けにしておくと安心です。生姜焼き、タンドリーチキン、から揚げなどが短時間で作れます。

揚げ物なら、ジッパー付きビニール袋の中に直接、卵やパン粉を入れたら洗い物も減りますね。ジッパー付きビニール袋は冷凍保存でも活用できるので、時短料理の必須アイテムではないでしょうか。

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3. 冷凍保存で時短料理

冷凍保存の際のちょっとしたテクニックを、食材別にご紹介します。ぜひ参考にしてください。


野菜

■キャベツ、ほうれん草などの葉物野菜


食べやすい大きさに切ってから、密封袋に入れます。生で冷凍した場合は、凍ったまま料理に使います。茹でて冷凍した場合は、解凍するとしなやかになるので餃子の具や和え物がオススメです。


■じゃがいも、さつまいもなどのイモ類


茹でて潰し、食品用ラップで巻いて小分けにしておきます。使うときは電子レンジで解凍しましょう。ほかの野菜と調味料を混ぜるだけでサラダになるので時間のない時に重宝します。


■トマトやきゅうり(水分の多いもの)


そのまま冷凍すると、自然解凍で水が出てしまいます。時間がある時にすりおろして、製氷皿に入れて冷凍したら、ちょっとしたスープを作るのに最適です。


■ブロック肉やこま切れ肉


食べやすい大きさに切り、1回に使う分量ごとにジップロックに入れます。さらに、下味をつけてから冷凍するとすぐ調理できます。


■ひき肉


ジッパー付きビニール袋に入れて冷凍します。そのときに切れ目を入れておくと、冷凍したままパキッと割れて、より使いやすくなります。


魚など

■魚


キッチンペーパーで水分を拭ってから、食品用ラップで包みます。1匹丸ごとの魚なら、内臓を取って中を洗い、使いやすいサイズにしてから冷凍しましょう。最近は下処理をしてくれるスーパーの魚コーナーが増えているようです。


■生のエビとイカ


エビは背ワタを取って、塩で洗ってぬめりを取ります。水分を拭いてから食品用ラップで包み、さらに密封できる容器に入れます。イカは冷凍するまえに食べやすい大きさに切っておくと、すぐに使えます。


■タラコや明太子


そのままの形で食品用ラップに包んでも大丈夫です。凍らせても包丁で切れる程度の柔らかさなので、調理も楽です。傷みやすいので冷蔵庫で時間をかけて解凍する方がいいでしょう。

【体験談】少しやり方を変えただけで15分短縮

筆者は、料理を「がんばろう!」と意気込み、思ったより時間がかかったり、そのわりにおいしくなかったりと自信をなくしたことが何度もありました。でも、下ごしらえや冷凍保存をするようになって、1回の料理で15分ぐらいは時間短縮できるようになりました。

下ごしらえや冷凍など事前に食材を準備しておくと無駄もなくなり、また体調不良など急な出来事にも柔軟に対応できるようになるので、ストレスも少しは減ったような気がします。

少しだけ、気持ちに余裕ができる

考える主婦
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夕方、仕事が終わって子どもを迎えに行ってから料理をするのは体力が必要ですよね。赤ちゃんを育てながら寝不足の日々をすごすママにとっても同じだと思います。そこで少しでも切る手間や調理工程が減ると、気持ちに余裕が出てくると思います。

子育てや仕事、家事にいつもがんばっているママたち。毎日の料理を少しでも楽にするために、自分に合うやり方を見つけてみてはいかがでしょう。

2017.03.21

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