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離乳食の卒業はいつ?ママたちに聞いた卒業の目安や、子どもが楽しく食べられる工夫
離乳食の卒業はいつ頃なのか、卒業後は子どもに何を食べさせればよいのか悩むママもいるかもしれません。今回の記事では、離乳食の卒業を考える目安や、離乳食の卒業後の食事作りで気をつけたこと、子どもが楽しく食べられる工夫について、ママたちの体験談を元にご紹介します。
離乳食の卒業はいつ?
離乳食の卒業はいつ頃なのか気になるママもいるのではないでしょうか。目安を知ることができると、少しずつ離乳食から卒業していけるかもしれませんね。ママたちに、離乳食の卒業を考えた目安について聞いてみました。
しっかり噛んで食べられる
「子どもの歯がある程度生え揃い、奥歯でしっかり噛んで食べれるようになったタイミングで離乳食を卒業しました」(1歳1カ月の赤ちゃんのママ )
子どもがしっかり離乳食を噛んで食べられるようになったタイミングで離乳食の卒業を考え始めたというママがいました。歯が生え揃っていなくても、歯茎で食べ物をすり潰せるようになったタイミングで、離乳食を卒業したというママの声もありました。
1日3回食べられるようになった
「離乳食を、朝昼晩の1日3食しっかり食べられるようになったなと思ったときに、そろそろ離乳食も終わりかなと思いました」(1歳3カ月の赤ちゃんのママ)
離乳食を1日3回食べられるようになることも、離乳食を卒業するひとつの目安となるかもしれません。食事やおやつのリズムが整ってきたので、離乳食を卒業したというママもいるようです。
自分でスプーンやフォークを持って食べられる
「子どもが手づかみをして積極的に食べるようになり、スプーンやフォークを使いたがるようになったので、そろそろ次のステップかなと思い、食事を少しずつ変えていきました」(1歳3カ月の赤ちゃんのママ)
手づかみ食べから、スプーンやフォークをある程度使えるようになったタイミングで離乳食を卒業したというママもいるようです。スプーンやフォークを使って食べるメニューを取り入れながら、少しずつ離乳食を卒業していくのもよいかもしれませんね。
離乳食卒業後の食事で気をつけること
子どもが離乳食を卒業し、幼児食に移行したときに、ママたちはどのようなことに気をつけて食事作りをしていたのでしょうか。ママたちに気をつけたポイントを聞いてみました。
味付けを薄味にする
「大人の味付けは少し濃いかなと思ったので、お味噌汁やスープに白湯を足したり、煮物は味が染みる前に取り出すようにしていました」(2歳児のママ)
「塩もみしたものは洗うなどして、塩分が強くなりすぎないように調節していました」(1歳6カ月の赤ちゃんのママ)
調味料をあまり使わずに薄味にすることで、素材そのものの味を味わうことができそうですね。子どもといっしょに食べる料理には、にんにくや胡椒などの刺激が強い調味料をあまり使わないように意識していたというママの声もありました。
食べやすい大きさや柔らかさにする
「離乳食を卒業しても、大人と同じサイズでは子どもが食べにくいと思い、お肉や野菜などは小さく切ったり、柔らかめに茹でるようにしていました」(1歳1カ月の赤ちゃんのママ)
子どもがおかずを噛み切りやすいように、離乳食を卒業した直後は、子どもにあわせて食材を食べやすい大きさにカットしたり、柔らかくしたりするのもよいかもしれません。野菜の切り方を手づかみ食べをしやすい形にカットするように工夫していたというママの声もありました。
栄養バランスを考える
「大人の食事だけを作っていたときは好きなものばかり食卓に並び、栄養バランスが偏ってしまうこともありました。離乳食を卒業した子どものことを考えて、野菜が取れるメニューをなるべく作るようにしていました」(1歳8カ月の赤ちゃんのママ)
子どもが離乳食を卒業したときに、栄養バランスに気をつけながら食事を作るよう意識していたというママがいました。子どもの離乳食卒業が、家族の食事の内容を見直すきっかけにもなりそうですね。
子どもが楽しく食べられる工夫
子どもが離乳食を卒業し幼児食に移行すると、好き嫌いや遊び食べなど、今までなかった悩みを持つこともあるかもしれません。子どもが進んで楽しく食事をしてくれるように、ママたちが工夫していたことを聞いてみました。
いろいろな味に慣れてもらう
「いろいろな味を知ってほしいと思い、旬の食材や食感が楽しめる食材をメニューに取り入れていました。子どもから『これなに?おいしい』と感想をもらったりすると、作りがいを感じます」(2歳児のママ)
離乳食卒業後の食事として、子どもが食べたことがない食材や、初めての味に挑戦するのもよさそうです。その過程で子どもの好みの味付けや調理方法などを見つけられるかもしれませんね。
見た目にも楽しい盛り付けにする
「ワンプレートにご飯やおかずをのせて、お子様ランチ風にすると子どもが喜んでくれました。苦手な野菜も、星型にすると進んで食べてくれることもありました」(1歳4カ月の赤ちゃんのママ)
「お誕生日や、子どもの日などのイベントのときに、かわいく盛り付けると子どもが喜んでくれました」(1歳8カ月の赤ちゃんのママ)
子どもが喜ぶ盛り付けをすることも、子どもが進んで「食べたい」と思うきっかけになりそうですね。かわいいお皿や小物などを活用しながら、かわいく盛り付けるのもよいかもしれません。
家族といっしょに楽しく食べる
「食事の時間があわせられるときは、家族でいっしょに食卓を囲むようにしていました。大人がおいしそうに食べているおかずは、子どもも興味をもって食べようとします」(3歳児のママ)
「子どもに『おいしいよ』と声をかけたり、苦手なものが食べれたときには『すごいね』と褒めたり、家族で話をしながら楽しく食事しています」(1歳6カ月の赤ちゃんのママ)
ママやパパがおいしく食べると、子どももおいしく食べてくれるかもしれません。ママやパパに褒められることで、苦手な食材にチャレンジする姿が見られたというママの声もありました。食事は楽しいことであることを、子どもにも感じてもらえるとよいですね。
離乳食の卒業は子どもの様子を見ながら
子どもの離乳食の卒業時期は、子どもによってさまざまなようです。離乳食卒業後の食事は、味付けを薄めにすることや、食べやすい工夫をするなどを意識して作れるとよさそうです。子どもが楽しく食べられる工夫や環境作りを取り入れながら、スムーズに離乳食を卒業していけるとよいかもしれませんね。