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もずくを使った離乳食後期メニュー。下ごしらえの方法と簡単レシピ
栄養豊富なもずくを食卓に取り入れよう
もずくはいつから離乳食に使えるのでしょうか。もずくを赤ちゃんにおいしく味わって欲しいと思っているママパパもいるのではないでしょうか。もずくの下ごしらえの方法、冷凍保存方法、もずくを使った離乳食後期の簡単レシピを紹介します。
離乳食後期の食べ進め方
離乳食後期に入り、どのような食材を使えばよいのかどのように調理をしたらよいのかなど分からないことだらけで、日々悩んでいるママパパも多いのではないでしょうか。
まずは離乳食後期の食べ進め方についてお伝えします。
離乳食後期の時期と食材の固さの目安
離乳食後期は生後9カ月~11カ月頃で1日3回食。歯茎でつぶせる固さのものを与えるように心がけましょう。
離乳食後期の量の目安
穀類(全粥0~40g)
魚・肉(15g)
魚・肉の代わりに豆腐、卵、乳製品を使ってもよいので、日々いろいろな食材を与えてあげられると良いですね。
離乳食で困ったこと
厚生労働省の資料によると、離乳食で困っていることとして次のような内容が挙げられています。
作るのが負担・大変/33.5%
食べる量が少ない/21.8%
食べものの種類が偏っている/21.2%
食べるのをいやがる/15.9%
作り方がわからない/5.3%
(回答数:1240)
離乳食後期でもどのように離乳食を進めたらよいのかと日々悩んでいるママは多いようでした。
出典:授乳・離乳の支援ガイド
もずくの種類と保存方法
栄養豊富なもずくですが、いつから離乳食で使えるのでしょうか。歯茎で食べ物をつぶせるようになる離乳食後期から与えるというママパパが多いようです。
普段手にするもずくには、生もずくと塩蔵もずくがあります。
生もずくの保存方法
加工されていないもずくを、生もずくといいます。塩蔵もずくに比べて歯ごたえがあり、無塩です。
加工していないので冷蔵庫で保存した場合には1週間以内に使い切るようにしましょう。
ラップで小分けにして冷凍した場合には2、3カ月保存できるようです。
塩蔵もずくの保存方法
もずくを塩漬け加工したものを塩蔵もずくといいます。塩蔵もずくは生もずくに比べて歯ごたえが無く、塩分が豊富に含まれているのが特徴です。
塩蔵もずくは生もずくに比べ長期保存が可能で、冷蔵庫で半年くらい保存できます。
塩抜きした塩蔵もずくを冷凍した場合には2、3カ月、塩抜き前の塩蔵もずくであれば冷凍することで一年くらい保存が可能なようです。
もずくの下ごしらえ
もずくを離乳食で使おうと思っても、下ごしらえをどのようにしたらよいのか分からないというママもいるでしょう。
市販で売っているパック入りのもずく酢は味が濃く調理されているため、離乳食に使うには不向きのようです。
生もずくと塩蔵もずく、それぞれ離乳食で扱う際の下ごしらえについてお伝えします。
生もずくを離乳食に使うときの下ごしらえ方法
1. 軽く洗う
2. 熱湯でサッと茹でる
3. 水気をきる
生もずくの場合は軽く洗うだけで大丈夫ですが、離乳食で使う場合には磯臭さを軽減させるため熱湯でサッと茹でてから使うようにするとよいでしょう。
塩蔵もずくを離乳食に使うときの下ごしらえ方法
1.何度も水を交換しながら洗う
2. 塩分が抜けるまで水を入れたボールで浸す(目安30分)
3. 水気をきる
塩蔵もずくを調理する際には塩抜きが必要です。離乳食で使う際には塩蔵もずくよりも生もずくのほうが、塩抜きの手間が省けて楽でしょう。
もずくの下ごしらえが済んだら、赤ちゃんが食べやすいよう必ず細かく刻んでから離乳食で使うようにしましょう。
離乳食後期のもずくアレンジレシピ
もずくにはビタミンやミネラル、植物繊維が含まれているので、ぜひ積極的に取り入れて親子でおいしく味わいましょう。
もずくの豆腐団子
作り方:
1.もずく、豆腐、挽き肉、片栗粉をよく混ぜ合わせる
2.一口サイズに丸めて弱火でじっくり焼く
鳥や豚、牛の挽き肉を使ったレシピです。野菜を細かく刻んで混ぜて
もよいですね。中まで火が通っているか必ず確認しましょう。
もずくのスープ
作り方:
1.チキンスープでもずくを煮る
2.溶き卵を加える
豆腐を細かく刻んで加えたり野菜で彩を添えたり、いろいろなアレンジが楽しめそうです。
もずくのきゅうり和え
作り方:
1.きゅうりを細かく薄切りにし、もずくと混ぜ合わせる
2.醤油とレモン汁を少量ずつ加えて和える
味付けが濃くなりすぎないよう注意しましょう。酢で味付けすることで大人もいっしょに味わえますね。
離乳食後期レシピにもずくを取り入れよう
もずくをいつから離乳食で使えるのかと気になるママは多いようですが、手づかみ食べが始まる離乳食後期から与えるとよいようです。
離乳食で使うときには赤ちゃんが食べやすいように必ず細かく切ってから調理するようにしましょう。
もずくを冷凍ストックしておけば長期保存が可能なので、食材でこまったときにも使えそうです。
栄養豊富な海藻類、もずく。離乳食後期のレシピに取り入れてみてもよいかもしれませんね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年8月16日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。