プロが教える。かわいく撮れる「子ども写真」5つのコツ【初級編】

プロが教える。かわいく撮れる「子ども写真」5つのコツ【初級編】

2016.09.23

毎日成長していく子どもの姿を写真に残したいと思うことは自然なこと。でも実際に写真を撮ってみたら、ちょっとイメージとちがった......なんてことがありませんか?そこで今回は、写真を撮るためのポイントを5つお伝えします。これだけマスターすれば、カメラ初心者でもカワイイ子ども写真が撮れますよ。

子どもは最高の被写体

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くるくる変わる表情、小さな手足、柔らかい髪の毛......子どもって最高の被写体なんです!でもその魅力をなかなか引き出せないで悩んでいるママも少なくないはず。今回は初心者向けに、コンパクトデジタルカメラやスマートフォンでの撮影のコツをご紹介します。子ども特有の愛らしさを写真に残すために、カメラの機能よりもまずは撮り方の工夫を5つまとめてみました。

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【初級編】かわいく撮れる「子ども写真」のコツ

1.望遠レンズと広角レンズを使い分けよう

カメラのレンズには望遠と広角があります。コンパクトデジタルカメラだとダイヤルに「T」や「W」と表示されていることが多いですね。望遠レンズは遠くの、広角レンズは近くの被写体を撮るためのものですが、人物を撮るときはこの距離を効果的に使えます。

以下は、望遠レンズ、または望遠モードで撮影した写真です。

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望遠レンズ(望遠モード)を使って撮ると、背景がすっきりするので、被写体がより強調されます。特に子どもの表情にフォーカスしたいときにおすすめです。ただ、写真がぶれやすくなるので、たっぷり光量がある明るい場所で撮影する必要があります。

では、次は広角レンズ(広角モード)です。

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まわりの雰囲気や景色、そのときの状況をより伝えたいときは、広角レンズ(広角モード)を使うことをおすすめします。背景にもピントが合うので、いつ、どんな場所にいるかなど撮影当時の状況も写真に残すことができます。


2. 背景を整えよう

被写体ももちろん大切なのですが、同じぐらい背景も大事です。被写体と背景が思い通りに組み合わさると、撮影がとても楽しくなりますよ。

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例えば、子どもがシャボン玉で遊んでいる時の写真を撮影するとき。

背景をできるだけにシンプルにした方がシャボン玉が引き立ちます。シャボン玉を撮影するときは、背景に濃い色を持ってくると、うまく写るので試してみてください。子どもが一生懸命シャボン玉をふいている姿は絵になりますね。

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サングラスをかけてポーズまで決めると、長靴もおしゃれに見えるから不思議ですよね!おしゃれな感じの写真を撮りたいときは、背景に無機質なものを選ぶのがポイントです。

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ナチュラルな写真にしたいときは、やっぱり自然を背景に持ってくるといいでしょう。性別問わず花が似合うのは、乳幼児のうちだけかもしれません。男の子の背景写真にも花を入れてみることをおすすめします。

イメージに合わせて背景を演出してみると、驚くほど写真がよくなります。余計なものが写りこまないように気をつかいながらベストアングルを狙いましょう。


3. アングルにこだわる

ちょっと視点を変えるだけで、おもしろい写真が撮れます。まずは撮影するときの基本になる「高さ」を変えてみましょう。これはスマホでの撮影でも使えるワザなので、覚えておくとよいでしょう。

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子どもを真上から撮影してみると、上のようなアングルになります。

上から撮ると、子どもの小ささが強調されますね。公園などで子どもがしゃがんでなにかを見つけたり、拾ったりしているときがシャッターチャンス。真上にカメラ(スマホ)を構えて、子どもの名前を呼びましょう。かわいい瞬間が撮れるはずです。

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また、子どもの目線まで下がるという方法もあります。

この写真は一見ふつうに撮影したように見えますが、大人が座った位置ではなく、ちょっと背中を丸めて、子どもの高さに合わせてシャッターを切った写真です。ちょっとおめかししてお出かけしたときなど、誇らしげな表情を撮ってあげるといい思い出になりそうですよね。

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卒園式や入学式など、特別な瞬間の写真は下からのアングルで1枚撮っておくといいですね。背景がごちゃごちゃしているときにも使えるワザです。


4. 子どものいい表情をとにかく待つ

子どもが遊んでいるとき、その表情をよく観察してみましょう。楽しそうに遊んでいてもずっと笑顔でいるわけではありません。いい表情は突然やってきます。そのチャンスを逃さないためには、とにかく待つことです。

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何度もすべり台をのぼってはすべる、を繰り返す子ども。すべり台のなにが楽しいかは、それぞれの子どもによって違います。よく観察していると、すべるより階段をのぼるのが好きな子もいるのがわかります。それなら、すべり台の階段をのぼる瞬間のいい表情を撮影したいですね。

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子どもの横顔って、今しかない愛らしさにあふれていると思いませんか。もちろん笑顔もいいのですが、何かに夢中になっている横顔もかわいいものです。横を向く瞬間まで、じっとチャンスを待ちましょう。


5. イキイキした写真を撮るなら水遊びがおすすめ!

水で遊んでいる子どもを撮影すると、躍動感あふれる写真が撮れます。明るい場所で撮ることを心がければ、シャッタースピードが早くなり、水の動きをより表現できます。子どもの元気さや無邪気さ、みずみずしさも演出できます。

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水遊びをしているときの子どもは、本当に楽しそうですね。でも、撮影時にカメラやスマホが濡れないように十分注意してください。

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いっしょに水遊びしたくなる気持ちをおさえて、先に子どものいい表情をおさえましょう。

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子どもが夢中で遊ぶ姿や表情は、きっとすてきな思い出になりますよ。プールや公園での水遊びはシャッターチャンスが多いので、防水カメラかスマホを持参してパパに子どもと遊んでもらうながら、ママはカメラマンに徹するのもおすすめです。

写真って楽しい!毎日子どもを撮ってみよう

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1日1枚でもいいので、毎日成長していく子どもの姿を写真に残しませんか?毎日のようにカメラを触っていると、自然に腕があがります。お伝えした5つのポイントを意識しながら、デジカメやスマホで撮影した写真をすぐ確認することを繰り返すと、写真がどんどん良くなります。すてきな瞬間をたくさん残してくださいね。

2016.09.23

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