こちらの記事も読まれています
【体験談】乳幼児の歯磨きやうがいの仕方。ママたちが乳歯を磨くときの注意点
子どもの歯磨きで困っていることや、大変に感じていることはありませんか?普段、ママたちはどのように子どもの歯磨きを進めているのでしょうか。乳幼児の歯磨きやうがいの仕方とママのかかわり方、乳歯を磨くときに気をつけていることを聞いてみました。
歯磨きの悩み
乳歯が生えてきたら歯磨きを始めるママも多いのではないでしょうか?歯磨きがうまく進まずに大変と感じることも多いかもしれません。
ママたちに「乳幼児の歯磨きをするときに困ったことや大変なこと」について聞いてみました。
歯磨き粉
「2~3歳くらいのときに幼児用の歯磨き粉をつけたら嫌がり、それ以来しばらくの間は歯磨きができませんでした。甘い味やミント系のものなどざまざまな味の歯磨き粉を試してみましたが、全て嫌がっていました。今は、1週間に1回は歯磨き粉を使って磨くように約束しています」 (小1、小3のママ)
「どの味の歯磨き粉もなめてしまい、歯磨きをする前に歯磨き粉がなくなっていました。なめないように伝えてもなめていたので厳しくは言わず、そのまま歯磨きをしていました」(小4のママ)
歯ブラシを噛む
「歯ブラシをいつも噛んでしまい、すぐに使えなくなってしまうので、徳用パックなどまとめ売りをしているものを買っています」(小4のママ)
「歯ブラシを噛んでしまうので、ママがつきっきりになり、子どもから目が離せません」(2、4歳児のママ)
嫌がる
「毎回歯磨きを泣いて嫌がり困っていましたが、1歳半のときに幼児用の歯磨き粉を使い始めると、おいしかったのか少しずつできるようになりました」(2歳児のママ)
「とにかく嫌がりすぐに口を閉じてしまうので、テレビで歯磨きの歌を見せてから歌に合わせて磨いています。ママもいっしょにやりながら進めています」(1歳児のママ)
回数、時間はどれくらい?
歯磨きは1日に何回、どれくらいの時間をかけているのでしょうか。
回数については「1日1回、夜に磨いています」というママもいれば、「1日2回、朝と夜に磨いています」というママの声もありました。
1回の歯磨きにかかる時間については、
「全部の歯の表と裏が磨けたら終わりにしています。大体1~2分くらいで磨いています」(小1、小3のママ)
「唾液が垂れてきたら1度吐き出させるように歯医者さんに教えてもらい、1回の歯磨きで3分くらい磨いています」(小4のママ)
「歯ブラシを嫌がって口をあけてくれないので、歯ブラシに慣らすことに必死でまだ細かいところまで磨くという意識はないです。仕上げ磨きのみ30秒くらいやっています」(1歳児のママ)
と年齢や子どもの歯磨きに対する姿勢によって磨く時間は変わってくるようです。
うがいのはじめ方
子どもにとって初めのうちはうがいが難しいようで「水を飲み込んでしまってうまくできない」というママの声を多く聞きました。
うがいができるようになるためにママたちが実践した工夫について聞いてみました。
ママの見本を見せる
「ママも隣でうがいをして、見本を見せながら進めていました。それでも初めは口に含んだ水を飲み込んでしまうことが多かったですが、徐々にできるようになりました」(小1、小3のママ)
「まずは水をペッとは吐き出す練習から始めました。吐き出せるようになってからブクブクうがいと段階を踏んで教えていきました」(小4のママ)
いっしょにうがいをして、見本を見せているママが半分以上いました。まずは大人がやって見せることで子どもも「やってみよう」と思えるのかもしれませんね。
歯磨き動画の歌に合わせて
「初めは、そのまま歯磨き粉といっしょに飲んでしまうことが多かったです。歯磨き動画の歌に合わせてうがいをくり返すうちに、徐々にできるようになってきました」(2歳児のママ)
子どもの好きなキャラクターやアニメなどで歯磨きを題材にしたものがあれば、使ってみるのも1つの方法でしょう。興味を持って楽しんで歯磨きやうがいができるきっかけになるかもしれませんね。
仕上げ磨きで注意していること
子どもに仕上げ磨きをするときにどのようなことに気をつけているのでしょうか。
磨き残しをしない
「子どもが磨いただけだと磨き残しがたくさんあるので、仕上げ磨きで1本1本表と裏のすみずみまで磨くように意識しています」(小1、小3のママ)
「歯ぐきの際までしっかりと磨き、磨き残しがないように気をつけています」(2歳児のママ)
虫歯にならないために、磨き残しがないように意識しているママは複数いました。
寝かせ磨きで動かないように伝える
「寝かせ磨きをしているときに足をバタバタさせて動いてしまい、しっかりと磨けないので、動かないでじっとしているように毎回伝えていました」(小4のママ)
アンケートをしたすべてのママが自分の膝の上に頭をのせて仕上げ磨きをする「寝かせ磨き」をしていました。子どもは動きたくなってしまうかもしれませんが、しっかりと磨くために動かないように根気よく伝えるとよいようです。
ほめながら磨く
「初めは怖がらせないように、なるべくほめながら進めていました」(2歳児のママ)
口の中に歯ブラシが入ってくることに抵抗を感じる子もいるようです。「歯ブラシは怖い、嫌なもの」と思ってしまわないように、少しでも出来たことをほめるのは大切かもしれませんね。
不快な思いをさせない
「何分も動かずにじっとはしていられないだろうと思い、なるべく素早く磨くようにしていますが、歯ブラシが奥に当たらないように気をつけています」(2歳児ママ)
力かげんや気持ち悪さを感じさせないように注意しているママも複数いました。歯磨きが終わったらすっきりした、きれいになって良かったと思えるようにママ自身が気をつけたり、声掛けをすることが大切かもしれませんね。
毎日の積み重ねで歯磨きを習慣づけよう
初めは歯ブラシや歯磨き粉を嫌がり、磨けずに困っているママやパパは多いようです。少しの時間でも、毎日くり返すことで習慣づいたり、自分で歯磨きをしてみようと思えるようになるのでしょう。
歯磨きの大切さも伝えながら毎日の習慣にしていけるように進めてみてはいかがでしょうか。