子どものテレビっ子対策。テレビはいつから?長時間見せないための工夫や影響など

子どものテレビっ子対策。テレビはいつから?長時間見せないための工夫や影響など

2017.04.30

テレビが大好きな子どもは多いですよね。ママも楽できるからとつい子どもに長時間テレビを見せてしまって罪悪感を感じた経験があるのではないでしょうか。そこで今回は、子どもにいつから・1日どれぐらいの時間テレビを見せているのか、テレビの影響や長時間見せないための工夫など、ママたちの体験談をお届けします。

なぜ、テレビが「よくない」のか

テレビが大好きな子どもたち

筆者の息子もテレビが大好き。本当はあまり見せたくないけど、家事や用事の時につい見せっぱなしにしてしまいます…。でも、


テレビが子どもにどんな影響を与えるのか、ちょっと心配になることもありますよね。


そこでKIDSNAでは以前、なぜテレビが「よくない」といわれるのか、その理由を専門家の先生に取材しました。

以前、専門家に伺った記事はこちら

やっぱり長時間は見せたくない

上記の記事で「そんな時間があってもいい」という先生の言葉に安心しつつ、でもやっぱり、できるだけテレビを長時間は見せないほうがいいのかな、と筆者は感じました。

他のママたちはどのように考えているのでしょうか。

ママたちが考えるテレビの「いい影響」

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まずは、テレビが及ぼす子どもにとっての「いい影響」について、KIDSNA編集部のママたちに考えてもらいました。


「実際に体験しなくても知識を得られること」

「お友達とのコミュニケーションのきっかけになる」


という意見が出ました。

筆者の息子もテレビ番組から、めずらしい昆虫の名前や歴史上の人物の名前などを覚えたようで、驚いた経験があります。

「悪い影響」もある?

でも「テレビから知識を得ても、自分が体験していなことをあたかもしたような感覚になり、ちょっと"知ったかぶり"になってしまうのでは…」と心配しているママもいるようです。また、


・中毒性がある

・アニメなど長時間テレビにくぎ付けになるものは時間がもったいないと思う

・情報を与えられるだけなので、自ら何か調べようとする気持ちが弱くなる

・目が悪くなりそう


などの意見も出ました。

いつからテレビを見せていましたか?

・「6ヵ月ぐらいからです。赤ちゃん用のチャンネルがあったので、ずっと見せてました…」

・「長男は1歳、次男は0歳から。長男が見ているテレビを、生後間もない次男もずっと見ていました」

・「1歳ぐらいから。子ども向けの番組を楽しんで見ていました」


以上のような意見が出ました。わりと早いうちからテレビを見せているようです。今は赤ちゃん・子ども向けチャンネルも多いですもんね…。

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どんな時にテレビを見せていますか?

テレビを見せるときは、どんな状況なのでしょうか。話をきいてみました。


朝の支度で忙しい時

朝、出発前にドタバタするので、その時に子どもに大人しくしてほしくて、テレビを見せます。好きな番組なら30分ぐらいは静かにしてくれているので楽です。
(2児のママ・30代)


家事をする時

食事の準備や片付け、そうじなど、家事を手早く済ませたい時はテレビをつけています。
(1児のママ・30代)


自分が休みたいとき

疲れていて、ちょっとぼーっとしたい時や仮眠を取りたい時、テレビをつけると子どもたちが静かにしてくれるので、つい。
(2児のママ・40代)

テレビを見るのは1日どれぐらい?

3時間ぐらい

多い人で「3時間ぐらい。休日は5~6時間ぐらい」「平日は帰宅してから寝るまでほぼつけっぱなしなので3時間、休日は5時間ほど」とのこと。

また「ほぼ見ていない時間もついている」という人もいて、テレビの視聴は"習慣"なのかもしれないな、と思いました。


1時間ぐらい

短い人は「1時間~2時間程度」だそうです。また「基本的には1時間ぐらいだが、日によってまちまち。子どもが好きな番組があるともう少し長い時間になる」という意見もありました。

長時間見せないための工夫

子どもにできるだけ長時間テレビを見せないで済むように、ママたちがどんな工夫をしているのかを聞いてみました。


外に連れ出す

家にいるとついテレビを見せてしまうので、できるだけ外に連れ出すようにしています。そうすると、子どもたちも私も気分転換できます。
(2児のママ・40代)


リモコンを隠す

あまりにも子どもがテレビを見たがるので、リモコンを隠しました。子どもは「あれ?」という感じで最初は探していましたが、そのうち諦めてお絵かきをし始めました。
(1児のママ・40代)


テレビ以外の習慣をつける

私が好きなラジオ番組がある日曜日の夕方は、家族みんなでラジオを聴くようにしています。

すると子どもたちはそれが習慣になったようで自分から進んでラジオをつけるようになり、日曜日はテレビを見ない習慣がつきました。
(2児のママ・30代)


雰囲気をガラッと変える

外に出られないときは、工作やお絵かきなど「作るもの」を子どもがしやすいように部屋の雰囲気をガラッと変えます。

そうすると、子どもも気分が変わってテレビのことをしばらく忘れるようです。
(1児のママ・30代)

それぞれの家庭のルールで

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いつから、1日に何時間ぐらい子どもにテレビを見せるのかは、家庭によってさまざまなようです。

それぞれの家庭でルールを決めてほどよくテレビを楽しむなら、学びや発見などいい影響もあるのではないでしょうか。

ママにも自分の時間や息抜きが必要なので、テレビに頼るのもひとつの方法かもしれません。でも時には親子で一緒にテレビを楽しめたらいいですね。

2017.04.30

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