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離乳食後期のアボカドレシピ。与える時期や量の目安
冷凍保存の方法や取り入れ方
赤ちゃんにアボカドをいつから与えてもよいのか悩むママもいるのではないでしょうか。離乳食にアボカドはどのように取り入れたらよいのか、どれくらいの量を食べられるのかなど気になる疑問を解説します。併せてママたちから教えてもらった離乳食後期のアボカドレシピや冷凍保存方法をご紹介します。
離乳食後期の進め方
離乳食後期に入ると赤ちゃんやママも毎日の離乳食に慣れてきたころでしょう。少しずつ噛みごたえのあるものを食べられるようになり、自分で食べようとする意欲が強くなっていく時期を迎えます。
つかまり立ちができるようになると、動き回ることに興味がいき、遊び食べを始めるようになるなど新しい悩みがでてくることもあるようです。食事の時間に空腹になるように生活リズムを整えていきましょう。
基本的な離乳食後期の進め方について、厚生労働省の資料を参考に紹介していきます。
離乳食後期はいつから?
厚生労働省の資料によると、生後9カ月から11カ月頃が離乳食後期と呼ばれています。中期と同じように、離乳食の進み具合に合わせ、与える食材の種類や調理の仕方が多様になるようにバランスのよい食事を心掛けましょう。
硬さの目安は、スプーンや歯ぐきで簡単につぶせるバナナくらいとされています。硬すぎたり、柔らかすぎたりすると、食べ物を丸飲みする習慣がついてしまうので、赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ硬さや一口の大きさを調節していくのがよいようです。
離乳食後期の量の目安
離乳食後期の1回あたりの食事量の目安は、以下を参考としてください。
穀類:全がゆ90g~軟飯80g
野菜:果物:30g~40g
魚:15g
肉:15g
豆腐:45g
卵:全卵1/2個
乳製品:80g
離乳食後期にアボカドを1回で食べさせる量の目安は、他の野菜や果物を合わせ30g~40gですが、アボカドには100gあたり18.7gの脂質が含まれており、カロリーは100gあたり187calです。離乳食後期の1日の摂取カロリーの目安は、男児700cal、女児650calとされています。生果物の中では高カロリーな食材に分類されるので、赤ちゃんの離乳食に取り入れるときは、少量ずつ与える方がよいかもしれません。
赤ちゃんにいつからアボカドを与えていた?
赤ちゃんにアボカドをいつから与えてよいのか、どのように食べさせたらよいのか悩むママもいるのではないでしょうか。初めてアボカドを食べさせた時期をママたちに聞いてみました
30代ママ
30代ママ
5歳の息子はアボカドが大好きです。息子の離乳食にアボカドを取り入れたことはありませんでしたが、現在1歳の娘には、お兄ちゃんと同じごはんを取り分けてあげることも多く、9カ月頃には与えていたと思います。
今回、お話を聞いたママたちは、離乳食後期からアボカドを与えていたそうです。
スーパーなどに並んでいるアボカドは海外からの輸入品が多く、離乳食に取り入れるのは少し不安だったというママの声もありました。調理する前によく水洗いした方がよいかもしれません。
熟して柔らかくなったアボカドはちょうどバナナくらいの食感なので、離乳後期の赤ちゃんにとっては食べやすいでしょう。そのままカットしてサラダの具材にしたり、離乳食の進み具合に合わせ柔軟に取り入れていけたらよいですね。
離乳食後期のアボカドレシピ
離乳食後期のアボカドを使ったレシピをご紹介します。
アボカドバナナ
- アボカドとバナナを合わせ、フォークで潰す
食感が似た2種類の食材を潰すだけの簡単レシピです。そのままはもちろんパンに塗ってもおいしく食べられます。アボカドを初めて与えるときは、電子レンジ数十秒加熱したものをスプーンひとさじだけ食べてみて体調に変化がないか確かめましょう。体調に変化がなければ次回からは加熱せずそのままでもよいようです。
アボカドとほうれん草のグリーンパスタ
- パスタ(マカロニやペンネなどのショートパスタ)、ほうれん草を柔らかく茹でる
- パスタとほうれん草を食べやすい大きさに切る
- ボールでアボカドを潰す
- パスタ、ほうれん草、アボカド、粉チーズを和える
アボカドを使ったクリーミーなパスタです。食べやすくするためにヨーグルトを少量加えてもよいでしょう。冷凍保存もできるので多めに作りストックしておいてもよいかもしれないですね。
アボカドとトマトのオムレツ
- アボカド、トマトをみじん切りにする
- アボカド、トマト、卵、牛乳少々を混ぜる
- バターを熱したフライパンでかき混ぜながら焼く
レシピに沿って卵液を作り、赤ちゃんの分を先に焼きあげます。残った卵液に塩コショウを加え味を調節してから、大人用のオムレツを作ると朝食作りの時短ができるかもしれないですね。牛乳を加えふんわり仕上げましょう。
アボカドの保存方法
切る前のアボカドは、1個まるごとラップで包み、冷凍用保存袋に入れ空気を抜いてから冷凍庫で保存できるようです。切ったものを冷凍する場合は、変色を防ぐために切り口にレモン汁をかけ、空気に触れないようにラップで包み、冷凍用保存袋に入れて保存しましょう。
使うときは、常温や野菜室で自然解凍するのがよいとされています。
切ったものを冷蔵庫で保存する場合は、種は取らずに切り口にレモン汁を掛け、ラップで包んでからポリ袋や保存袋に入れ野菜室で保存する方法がよいようです。
離乳食後期にアボカドを取り入れよう
アボカドは冷凍保存もでき、生でも加熱してもおいしく食べられるフルーツです。離乳食にも使いやすい食材ではないでしょうか。いつからアボカドを与えたらよいかについては、今回ご紹介したママたちの体験談を参考にしてみてくださいね。新しい食材にどんどんチャレンジして、離乳食レシピのバリエーションを増やせたらよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年7月1日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
アボカドは生後10カ月頃に大人用のサラダから取り分け、食べさせてみました。最初からおいしそうに食べてくれました。