保育園の送迎を自転車でするとき。雨の日や布団を運ぶときの工夫とは

保育園の送迎を自転車でするとき。雨の日や布団を運ぶときの工夫とは

自転車の送迎で意識したいこと

2020.02.15

保育園や幼稚園の送り迎えを自転車でする場合、雨の日や布団などの荷物があるときの対応や保育園までの距離、スカートなどの服装や赤ちゃんの場合はいつから自転車送迎をするかなど、気になることがあるかもしれません。今回の記事では、登園時の自転車の送迎事情や送迎するときの工夫、送迎するときに意識したいことをご紹介します。

保育園の送迎を自転車でするとき

保育園の送り迎えを自転車でしたいと考えるときに、どのようなことが気になるのかママやパパに聞いてみました。


30代のパパ
30代のパパ

入園予定の保育園は、自転車で20分ほどの距離にあります。雨の日や布団などの荷物があるときは、どのように送り迎えするとよいのでしょうか。

20代のママ
20代のママ

1歳の赤ちゃんを保育園に預ける予定ですが、自転車での送り迎えはいつからできるものでしょうか。私はスカートを履くことが多いのですが、自転車に乗るときの服装についても気になります。

30代ママ
30代ママ

まだ自転車を買っていませんが、事故などの危険が不安です。自転車のサイズやタイプ、子どものヘルメットなどの選び方を知りたいです。また、暑い日や寒い日の登園はなにか対策ができるのかおすすめの方法はありますか。

パパやママからは、保育園に自転車送迎をするときに、雨の日や布団などの荷物がある場合の対応を知りたいという声や、赤ちゃんはいつから自転車送迎できるのか、自転車に乗るときの服装について気になるという声がありました。また、寒さや暑さの対策や自転車の選び方なども気になっているママもいるようです。

今回は、保育園の送迎を自転車で行うときの送迎事情や雨の日の工夫、自転車送迎するときに意識しておきたいことなどを、パパやママの体験談を交えながらご紹介します。


自転車で行う保育園の送迎事情

自転車に乗るママ
Rafal Olkis/Shutterstock.com

自転車で保育園の送り迎えを行うときの荷物や服装について、パパやママに聞いてみました。

荷物の準備

40代のママ
40代のママ

布団の持ち帰りのときは、バッグには入らないので前かごに紐で固定しています。バランスを崩さないように、自転車の運転はいつも以上に気を使い、押して歩くこともあります。また、自分の荷物も持つのが大変なので、ショルダーバッグからリュックに替えました。雨の日は、事故などの危険を避けるため、無理せずタクシーを使って登園しています。

布団などの大きな荷物があるときは普通のサイズのバッグには入らないので、紐を使って荷物を固定するとよいようです。布団があるときは、パパが布団だけ持っていってくれるというママもいました。


自転車に乗るときの服装

30代のママ
30代のママ

自転車に乗るときはスカートを履きません。ストレッチ性のあるジーンズや裾がタイトにデザインされたパンツにスニーカーというスタイルが、自転車に乗りやすく動きやすいのでおすすめです。

自転車で送り迎えする際の服装は、ストレッチ性のあるのパンツスタイルなど、動きやすさを考えた服装がよいようです。スカートのおしゃれを楽しみたいというママからは、自転車に乗ったときに膝が隠れる長さで、風でめくれにくい素材のものを選んでいるという声もありました。

冬は風を切って思った以上に寒いので、帽子やネックウォーマー、手袋やブーツ、耳当てもつけて防寒対策をしているというママもいました。


大体何歳くらいから子どもを自転車に乗せ始めたか

保育園や幼稚園の送迎で自転車を使うとき、大体何歳くらいから乗せ始めた人が多いのでしょうか。


30代ママ
30代ママ

保育園に入れたのが1歳3カ月頃だったので、その頃から娘を自転車の前方のチャイルドシートに乗せています。シートやシートベルトの作りがしっかりしているので、不安定な様子は全くありません。

30代パパ
30代パパ

電動アシスト自転車に子どもを乗せるのは1歳くらいが目安だと自転車屋で聞きました。ただ、真夏で徒歩での保育園の送迎が大変だったので、1歳になる少し前から自転車に乗せ始めました。ヘルメットやシートベルトをしっかり確認して、安全運転を心がけています

30代ママ
30代ママ

子どもがひとりのときはベビーカーで登園していましたが、下の子が生まれてから大変さを感じていました。自転車に乗せるのは大体1歳が目安だと聞いていたので、上の子が3歳半、下の子が1歳になったときに自転車3人乗りで登園するようになりました。上の子は後方、下の子は前方のチャイルドシートに乗り、ふたりとも嬉しそうにしていました

自転車に子どもを乗せるのは、1歳を目安としている人が多いようです。チャイルドシートのつくりはかなり丈夫ですが、安全運転を心がけていたという声がたくさんありました。


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雨の日に送迎するときの工夫

雨の日の登園
BlueOrange Studio/Shutterstock.com

雨の日の自転車送迎では、どのような工夫をするとよいのでしょうか。ママやパパに聞いてみました。


レインコートとレインカバーを使って

20代のママ
20代のママ

いつ雨が降ってもよいように、自転車のチャイルドシートには普段からレインカバーをつけていて、晴れている日は前面のカバーをつけて使っています。私はポンチョタイプのレインコートを着ますが、娘は普段通りの服装でも雨に濡れることはありません。レインカバーは防寒にもなるので、一年中役立ちます。

傘を持っての運転は危険なので、雨の日にはレインコートやレインカバーで濡れないようにしたり、防寒対策をして登園するとよいようです。

顔全体を覆ってくれるレインバイザーやポンチョ、かごをすっぽりと覆えるレインカバーを使っているというママもいました。

徒歩の時間も楽しむ

40代のママ
40代のママ

雨の日は時間はかかりますが、徒歩で登園しています。子どもと歩くと20分ほどの距離ですが、雨のなかを歩くのを子どもも楽しんでいるようです。

30代ママ
30代ママ

子どもふたりを乗せて雨の日に自転車に乗るのは怖いので、天気が悪い日は徒歩で登園します。下の子はベビーカーで雨除けのカバーをして、上の子はレインコートを着て歩いてもらいます。傘を差しながらベビーカーを押すのは大変なのでおすすめではありませんが、他に方法がありません

徒歩圏内の保育園であれば、雨のなかを歩いて登園するのは子どもにとっても楽しい体験かもしれません。保育園までの距離がある場合や、台風や風の強い日には、無理せずタクシーを利用しているというママの声もありました。


保育園の送迎を自転車でするとき意識すること

保育園の送迎に自転車を使うとき、意識しておきたいことをパパやママに聞いてみました。


自転車選び

30代のパパ
30代のパパ

自転車の選び方をお店の人に相談したところ、子どもを乗せるには最大積載量に条件があり、安全基準を満たしている必要があると聞きました。電動アシストは坂道も運転が楽ですが、自転車そのものが重いので、試し運転などをしてから選びました。また、実際に子どもを乗せる前に一度練習をしたほうがよさそうです。

30代ママ
30代ママ

電動アシスト付きの自転車は、漕いでいるときはラクですが、自転車置き場に停めるときなど押しているときは扱いが難しいです。自転車屋で選ぶときに、停めるときの扱いやすさも確認するとよいと思います

20代ママ
20代ママ

電動アシスト付き自転車は、子どもを乗せるチャイルドシートもさまざまなタイプがありました。自転車を買ったときは息子がひとりでしたが、もうひとりほしいと思っていたので、前と後ろにチャイルドシートをつけてもらい3人乗りにしました

自転車での送り迎えを考える場合は、子どもを乗せる条件をクリアしているものを選ぶとよいようです。実際にお店に行き、電動アシストのあるなしを乗り比べ、乗り心地や重さやサイズ、自転車置き場に停めたときの扱い方を確認しながら決めたというママの声もありました。

他には、いつから赤ちゃんを乗せられるかを確認し、1歳頃からの赤ちゃんを乗せられるフロントシートがついた前乗せタイプの自転車を選んだというママもいました。

安全面

20代のママ
20代のママ

子どもを乗せるときには、動きやすい服装でサンダルやヒールのある靴は履かず、子どもには必ずシートベルトやヘルメットを着用しています。運転しているときや自転車置き場に自転車を停めるときも、バランスを崩さないように気をつけています。

30代のママ
30代のママ

電動アシストの自転車を買ったあとは、子どもを乗せる前に一度練習をしました。自転車置き場の預かり所に停めているときも、子どもをチャイルドシートに乗せたまま離れないことと、子どもから目を離さないように気をつけました。

自転車の送り迎えでは万が一のことを考え、安全な服装を心掛けると共に、自転車置き場に停めているときも、子どもから目を離さないようにすることが大切なようです。幼稚園に忘れ物をしてしまったとき、子どもをチャイルドシートに乗せたまま取りに行こうか悩んだことがあるけど、事故などの可能性を考え、降ろして連れて行ったという意見もありました。

子どもを前後2人乗りの自転車に乗せているというママからは、前の席と後ろの席の子どもを乗せたり降ろしたりする順番を、間違えないように気をつけているという声もありました。

また、安全面を重視して服装やヘルメットを選ぶとよいでしょう。

ゆとりをもったスケジュール

40代のママ
40代のママ

保育園の送迎では慌ててケガや事故にあうことのないように、時間にゆとりをもって出掛けるようにしています。気持ちにもゆとりが生まれるので、子どもと天気や季節の変化を感じながら自転車登園の時間を楽しんでいます。

30代ママ
30代ママ

電動アシスト自転車を買うまでは、電車で送り迎えをしていたのですが、自転車で行くようになり、余裕のある行動を心がけています。自転車は意外と子どもと二人きりの空間になれるので、歌をうたったり子どもとの時間を楽しみながら登園できるのもメリットだと感じています

保育園の送迎には、ゆとりをもったスケジュールで出掛けているというママの声がありました。時間に余裕があると安全への配慮が行き届くだけでなく、天気や季節の変化を楽しむ心のゆとりも生まれるようです。


保育園の自転車の送迎は安全に楽しく

チャイルドシートに乗る子ども
Ipatov/Shutterstock.com

保育園や幼稚園の送り迎えを自転車でするときには、雨の日には傘ではなくレインコートやポンチョ、レインカバーなどのグッズを使い、布団などの荷物があったときには紐で固定し、距離のあるときはタクシーを使っているというパパやママの声がありました。

自転車置き場では、子どもから目を離さないように気をつけるなど安全に配慮しながら、時間にゆとりをもって、保育園と家との往復の登園時間を子どもと楽しめるとよいですね。


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