カブトムシの飼育ケースの大きさはどの程度?ケースを自作する方法と水滴対策、掃除など

カブトムシの飼育ケースの大きさはどの程度?ケースを自作する方法と水滴対策、掃除など

2018.06.02

カブトムシのケースを選ぶとき、飛ぶことも考えてどのくらいの大きさにすればよいのか、大きさに対して何匹飼うことができるのか悩むこともあるかもしれません。今回は、カブトムシのケースの大きさやケースを自作する方法、水滴、コバエ、ダニ対策、掃除方法などをママたちの体験談を交えてご紹介します。

カブトムシの数と飼育ケースの大きさの目安

カブトムシを飼うとき、飼育ケースの大きさやケースに何匹入れてよいのかなど、気になることもあるのではないでしょうか。カブトムシの数と飼育ケースの大きさの目安について、実際にカブトムシを飼っているパパママに聞いてみました。

「100円均一ショップで見つけた1番小さい飼育ケースの中に1匹飼っていました。その後もう1匹増やすときは、もう一回り大きなサイズを大きくしました」(6歳女の子のママ)

「カブトムシのオス同士を飼うには大きなケースがよいと聞きいたことがあり、オス2匹を40cm四方のケースに入れて飼育しました」(6歳男の子のママ)

カブトムシがケースの中で狭くならないように、何匹飼うかに合わせてケースの大きさを調整するとよいかもしれません。カブトムシが夜に飛ぶことも考えて、大きめのケースをおすすめするママもいました。

カブトムシの飼育ケースを自作する方法

カブトムシの飼育数に合う大きさの飼育ケースが見つからない場合、他のものを代用してケースを自作することもができるようです。カブトムシのケースを自作したパパママの体験談をご紹介します。


収納ケースで自作

「DVDを収納するケースが家に余っていたので、ふたの中央を四角に切って、両面テープで不織布を貼りつけて自作の飼育ケースを作りました」(6歳女の子のママ)

大きめのタッパーや収納ケースを利用して、飼育ケースを自作することもできるようです。100円均一ショップで購入したもので自作すれば、コストもあまりかからないのでおすすめだというママもいました。ふたに穴を開けるなどして、空気が入るように工夫するとよいかもしれません。


水槽を代用する

水槽
iStock.com/onNichols

「家に使っていない水槽があったので、飼育ケースの代用として使いました。天然の木やワイヤープランツなどでレイアウトすると、見た目に美しい飼育ケースに仕上がるのでおすすめです」(7歳男の子のママ)

使っていない水槽があればそれを飼育ケースとして代用することもできるようです。カブトムシが夜飛ぶことを考えて、BBQ用の網をふた代わりにしたというママもいました。


ホームセンターの材料で自作

「日曜大工の好きなパパがカブトムシの家を作りました。天井と底の部分はベニヤ板にして、側面には網を打ち付けていました。完成したケースを見て子どもは大喜びでした」(4歳男の子のママ)

ホームセンターで売られている木材や網などで、一から自作するパパママもいるようです。大きめのケースを自作したい場合におすすめの方法かもしれません。

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ケースに水滴がつきたときの対策

カブトムシを飼育していると、ケース内に水滴がつくこともあるようです。ケース内に水滴がついたときどのようにすればよいのか、パパママたちに対策を聞いてみました。


こまめに拭く

「カブトムシは夜になると活発になり飛ぶので、水滴がついているとケースの中がすごく汚れます。見つけたらなるべくこまめに拭くように心がけています」(5歳女の子のママ)

ケースに水滴がついたときは、雑巾や使い古しのタオルなどでこまめに水分を拭くようにするとよいかもしれません。手を入れてケース内を拭きやすいように、布を小さめに切って用意しておくことをおすすめするママもいました。


水分を調節する

霧吹き
iStock.com/PhotographyFirm

「カブトムシには適度な水分が必要だと聞いたので、霧吹きで加湿していたのですが、ケースに水滴がたくさんつくようになったので、乾燥しているときにだけ加湿するなど、水分量を調節するようにしました」(6歳男の子のママ)

ケースに水滴がつくときは、ケース内の水分量を調節するよう工夫するとよいかもしれません。マットの水分を手で触って確認するようにしていたというママがいました。

飼育ケースをきれいに保つ方法

カブトムシを飼っているとケース内が汚れて不衛生になってしまうこともあるようです。飼育ケース内をきれいに保つための方法について聞いてみました。


こまめに掃除

「カブトムシは夜に飛ぶことが多く、餌や止まり木、腐葉土などが散らかってしまいます。餌はそのままにしておくと匂うこともあるので、定期的に掃除をしています」(6歳男の子のママ)

「3匹のカブトムシを1つのケースで飼っていたのですが、夜中に飛ぶからなのか、餌台ごと倒れていたり餌が飛び散ったりしていました。汚れていたときは、雑巾やペーパーで拭き取るようにしていました」(6歳男の子のママ)

カブトムシのケースが汚れたときはこまめに掃除すると、汚れや匂いの対策になるようです。カブトムシをケース内に何匹飼育しているかで、汚れる頻度が変わるかもしれません。


コバエ対策

「去年飼育したとき、コバエが入ってしまって困りました。今年はコバエが入らないように、目の細かい洗濯ネットの中に飼育ケースを入れてコバエ対策をしていました」(6歳男の子のママ)

飼育ケースにコバエが入らないようにする方法として、ふたの下に新聞紙を挟む、爪楊枝で穴を開けたサランラップを挟む、などの方法もあるようです。コバエが入って増えてしまった場合は、ハエとり棒などの駆除道具を使うとよいかもしれません。


ダニ対策

「飼育ケースに入れるときに、ダニ対策として、カブトムシの体をブラシなどを使って汚れを落としてから飼育ケースに入れるようにしています」(5歳男の子のママ)

ダニ対策として、捕まえてきたカブトムシの体をブラシで軽くこすってあげているというママもいました。止まり木や餌台を日干しをするなど、定期的にきれいにしてあげることもダニ対策となるかもしれません。

カブトムシの数に合わせてケースの大きさを選ぼう

カブトムシと子ども
iStock.com/Hakase_

カブトムシを飼うときは、何匹飼うのかによって飼育ケースの大きさを選ぶとよさそうです。カブトムシの数や飛ぶことも考えて、必要な大きさの飼育ケースを、子どもといっしょに自作するのもおすすめだというママもいました。水滴がついたときや、ダニとコバエの対策、掃除の方法などを参考に、子どもといっしょにカブトムシの飼育を楽しんでみてはいかがでしょうか。

2018.06.02

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