1歳のお祝いに用意する一升餅の食べ方。保存方法やあられのレシピ

1歳のお祝いに用意する一升餅の食べ方。保存方法やあられのレシピ

もちグラタンなどアレンジ方法

2019.02.06

1歳のお祝いに一升餅を用意するとき、お祝い後の食べ方について気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、一升餅の意味やお祝いの仕方、お祝い後のお餅をどうしたか、あられやもちグラタンなどのアレンジレシピを体験談を交えてご紹介します。

一升餅で1歳のお祝いをしよう

子どもが1歳を迎えるとき、一升餅を用意してお祝いするママやパパもいるのではないでしょうか。なぜ一升餅を用意するのかやお祝いの仕方について気になることもあるかもしれません。そこで、一升餅の意味や一般的なお祝いの仕方について調べてみました。


一升餅の意味

1歳の誕生日に用意する一升餅には、一升餅の一升(いっしょう)と、子どものこれからの一生(いっしょう)をかけて、「一生食べ物に困らないように」「一生健康ですごせるように」との願いを込られているといわれているようです。一升餅が丸い形であることから、「円満な人生を送れるように」との意味もあるようです。


一升餅を使ったお祝いの仕方

一般的な一升餅のお祝い方法としては、布や風呂敷に包んだお餅を子どもに背負わせるというやり方のようで、最近では子どもが背負いやすいようにリュックを使うこともあるのだそうです。また地域によっては、お餅を踏むなど祝い方に違いがあるようです。

一升餅を使ったお祝いの仕方はさまざまなようですが、子どもの1年の成長の証を家族みんなで喜び、これからの一生を健やかにすごせるよう願うために一升餅を用意するようです。

一升餅を使った1歳の誕生日のお祝い。準備で必要なことや当日の様子

一升餅を使った1歳の誕生日のお祝い。準備で必要なことや当日の様子

お祝い後の一升餅はどうした?

お餅
© saetomo - Fotolia

一升餅でのお祝いをした後、お餅をどう扱えばよいのか気になるママもいるかもしれません。実際に、1歳のお祝いをしたことのあるママたちに、お祝い後の一升餅をどうしたか聞いてみました。


家族や近所などに配った

「お祝い後の一升餅は、お祝いに参加してくれた両親や親戚に配りました。家庭で食べやすいよう小さなサイズに切りわけ、持ち帰りやすい容器に入れて渡しました」(30代ママ)

「家族だけでは食べきれない量だったので、ご近所さんにも切りわけたお餅を配りました。『子どもが無事に1歳を迎えました。今後ともよろしくお願いします』という挨拶とともに渡すと、近所の方にもお祝いの言葉をもらえて嬉しかったです」(20代ママ)

切りわけた一升餅を、親戚や近所に配ったママもいるようです。元々小わけパックになっているお餅を用意し、遠方の家族にも手紙や写真とともに送ったというママの声もありました。


すぐに使わない分は冷凍保存した

「お餅を配っても、すぐには使いきれない量が残りました。小さく切ってラップで個包装し、冷凍保存しておきました」(20代ママ)

「すぐに食べない分は冷凍保存しました。後日使いたいときに使えて便利でした」(30代ママ)

切りわけた一升餅を、すぐに食べる分と保存する分にわけて冷凍したママもいるようです。冷凍保存するときは、薄めに切って個包装にしておくなど工夫をすると、解凍もしやすいかもしれません。

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一升餅を使ったあられのレシピ

あられ
© yujismilebituke - Fotolia

一升餅にそのまま味つけして食べる以外の食べ方を知りたいママもいるかもしれません。お餅を使って調理をしたママのなかには、おやつやパパのおつまみとしても食べられるあられを作ったという声もありました。ここでは、簡単なあられの作り方をご紹介します。


用意するもの

  • 一升餅
  • 天日干し用のザルやネットなど
  • 味つけ用調味料

味つけ用の調味料として、塩の他にこしょうや砂糖、あおのりやしそふりかけなどお好みで何種類か用意してもよいかもしれません。パパのおつまみ用に、七味唐辛子を用意したというママの声もありました。


作り方

  1. お餅をお好みのサイズに切ります
  2. 切ったお餅をザルなどに並べて天日干しし乾燥させます
  3. 油で揚げて味をつけたら完成です

お餅は加熱すると膨らむため、切るときのサイズの目安としては食べたい大きさより一回り小さめの四角形に切るとよいようです。

お餅を乾燥させなくてもあられができるようですが、乾燥時間が長いほどサクッとした軽い食感に仕上がるようです。

ママのなかには油で揚げず、フライパンやオーブンで焼いて作ったというママの声もありました。味つけするときは、あられと調味料を袋に入れて振るなど、子どもといっしょにあられ作り楽しむのもよいかもしれませんね。

一升餅の食べ方のアレンジ方法

あられ以外にも、お餅をアレンジして料理に活用することができるようです。実際に、ママたちがアレンジしたお餅の食べ方を聞いてみました。


もちグラタン

「一升餅を使ってグラタンを作りました。ホワイトソースとじゃがいも、たまねぎ、ひき肉、チーズ、スライスしたお餅を入れて焼けば完成です。お餅がとろりとやわらかくなっておいしかったです」(30代ママ)

お餅をグラタンにアレンジしたママもいるようです。他にも、グラタンにほうれん草やさつまいも、たらこなどいろいろな具材を加えた食べ方をしたというママの声もありました。


もちピザ

「薄く切った一升餅の上に、ピザソースとピーマン、コーンなどを乗せオーブンで焼いて完成です。上の子といっしょに、好きな具材をトッピングしながら作りました」(30代ママ)

お餅の上にお好みで具材やソースを乗せるだけで簡単にもちピザが作れるようです。手軽に作れるので、朝ごはんのメニューにもできたというママもいるようでした。


みたらしもち

「みたらしをお餅に絡めた、おやつにアレンジしました。水とグラニュー糖、しょうゆ、片栗粉を混ぜ、レンジで加熱すればみたらしタレの完成です。とても簡単にできるので、短時間でおやつが準備できました」(20代ママ)

レンジだけで作れるみたらしタレを使って、みたらしもちを作ったママもいるようです。他にも、みたらしたれに砕いたくるみやアーモンドなどのナッツを加えてアレンジしたママもいました。

一升餅の食べ方を工夫しよう

晴れ着を着た赤ちゃん
Yosuke Saito/Shutterstock.com

1歳の誕生日を祝う一升餅には、子どもが一升健やかにすごせるようにとの願いが込められているようです。お祝い後の一升餅は、家族や親戚に配ったり冷凍保存するママもいるようでした。

切りわけた一升餅の食べ方として、あられやもちピザなどにアレンジしてもよいかもしれません。アレンジ方法や食べ方を工夫しながら、家族みんなで一升餅を食べてみてはいかがでしょうか。

2019.02.06

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