『初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書』が発売中
保健体育のテキストのような物理的な情報だけではなく、多くのパパ・ママが実際に体験した「困った」シーンをもとに内容を構成した、親しみやすくわかりやすい、すぐに役に立つ1冊
「学研プラス」から、『初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書』が発売中。
ここ数年、SNSを使った性犯罪に巻き込まれる子どもたちが急増。「子どもと性」に関する問題意識が高まっている。
我が子を性の禍いから守りたい、性犯罪の被害者にも加害者にしたくない。親なら誰しもそう思うもの。
とはいえ、何をどう話したらよいのか。そもそも性教育をきちんと受けたことがない親世代も多く、「気まずくて話せない」「自分が知らないものは子どもに教えられない」などと、戸惑う声も聞こえてくる。
そんな悩めるパパとママのための教科書として、刊行されたのがこの本だ。
「うちの子はまだ小さいから」と思っていても、その日は突然、そして必ずやってくるもの。「私はどうやってできたの?」「私も赤ちゃんがほしい!」不意を突かれると到底答えられない、こうした子どもからの問いに対応するためには、今すぐ準備を始めるべき。
『初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書』では、現役のパパ・ママ60人に取材を敢行し、リアルな性教育の疑問や質問に、経験豊富な著者が丁寧に回答。タレント・つるの剛士氏も、著者との対談に登場する。
内容は、保健体育のテキストのような物理的な情報だけではなく、多くのパパ・ママが実際に体験した「困った」シーンをもとに構成。今まで語られにくかった、性教育における「パパ」の役割も明確に指南し、ベストな準備と子どもへの伝え方についてまとめてある。
また、自身も子育てに奮闘中の、人気イラストレーター・アベナオミ氏と筆者が強力タッグ。マンガを多用した極めてカジュアルな誌面で、親しみやすくわかりやすい、すぐに役に立つ1冊となっている。
パパ・ママたちのリアルな疑問や質問に、とことんわかりやすく答えた性教育のお助けガイド。この夏休みにぜひ親子で目を通し、子どもに「性」について伝えるきっかけにしてみては。
初めて「性」のことを子どもに伝えるパパとママのための教科書
著/川村真奈美
絵/アベナオミ
学研プラス刊 1,430円(税込)
問い合わせ先/学研プラス