マナーを守れる子どもに。常識を教えるための教育方法と親が気をつけたいこと

マナーを守れる子どもに。常識を教えるための教育方法と親が気をつけたいこと

2018.01.18

子どものマナーはどのように教育していますか?マナーを守れないと、周りに迷惑をかけるだけでなく、危険な場合もあるかもしれません。クイズや本、声掛けなど、さまざまな親がしつけを教える方法をご紹介していきます。常識とはどこまでのマナーについてをいうのか、考えてみましょう。

子どものマナーとは

子どものマナーが気になるポイントについて、シーン別での声をまとめてみました。


電車、バス

電車やバスの中でさわいだり、走り回ったりという光景は日常でもよく見かけるかもしれません。

また、バスの降車ボタンを押してしまったり、電車の乗り降りのときに降りる人を待たずに乗ってしまったり、などが気になるポイントのようです。


お店、レストラン

食器をたたいて音を鳴らしてしまったり、ビュッフェ形式のお店で並んでいる列を守らなかったり、食べ物を口に入れたまましゃべったりと、食事中での気になるマナーは多いようです。

また、映画館で椅子の上に立って後ろの人の視界をさえぎったり、図書館で大きな声を出したり、お店の商品を汚してしまったりするのを不快に感じる、という声もありました。


友達の家

友達の家に遊びに行った際に、冷蔵庫を開ける、他の部屋に入るなどで迷惑をかけてしまうケースもあるようです。

友達の家は公共の場ではないためリラックスできますが、その分特定の人に迷惑をかけてしまう可能性があるかもしれません。親しいからこそ注意しづらいときもあるようです。

子どものマナーの教育方法

読み聞かせ
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子どもに常識を身につけさせるために、マナー、しつけの教える方法をいくつかご紹介します。


クイズ

身につけるべきマナーについてクイズ形式で教えるという方法もあるそうです。

あいさつや移動、食事など、シチュエーション別に学べるクイズがあるようなので気軽に楽しめそうです。子どもと楽しくコミュニケーションしながらマナーが学べるのはよいですね。


ストーリー仕立てになっているものであれば、子どもの頭に入りやすいかもしれません。アニメのキャラクターと一緒に学べる本もあるようなので、子どもも飽きずに勉強できそうですね。

読み聞かせのときの本として取り入れてみてはいかがでしょうか。


その場で声かけ

子どもがいけないことをしたときに、その場でしつけやマナーを教えることは多いかと思います。

後で記憶をたどって考えるよりも、子どもにとってはその場で理解できるようにした方がより伝わりやすいかもしれません。

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親が気をつけたいこと

子どもが常識あるマナーを身につけるために、親が気をつけたいことについてもまとめてみました。


親が止める

周りの人やお店などに迷惑になることをしてしまったら、責任を持って親が止めた方がよいでしょう。子どもだから仕方がないところもあるかもしれませんが、親が注意しない場合、周りの人はより注意しづらいという場合もあります。

多くの人が親が自分の子どもを叱るのが常識だと思っているようなので、必要なタイミングで叱ったり止めさせたりすることが大切かもしれません。


マネされても大丈夫な振る舞いを

親の行動としてよい見本を見せることも、子どもにマナーを教える方法の1つのようです。

子どもは親のマネをしたくなるものですし、親がやっているなら大丈夫、間違いないと、親の行動から学んでいる部分は大きいでしょう。パパママは気をつけたいですね。


感情で叱らない

泣く女の子
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子どものマナー違反で他の人に迷惑をかけてしまい、恥をかいた経験がある方もいるかもしれません。

そういった際に、感情でだめということを伝えてしまいそうですが、なぜだめだったのか、誰かがいやな思いをしてしまったなどと伝えた方が、自分の行動が悪かったことを理解しやすいかもしれません。

子どものマナー教育についての体験談

子どものマナーに関して、しつけをしていてよかったこと、ちゃんと教育しなきゃと思ったことの体験談をママたちに聞いてみましたのでそれぞれご紹介します。


教えてよかったこと

「外でもお礼を言えるように、ありがとうと言う練習をしていました。私と子どものとの間でも、きちんとありがとうと言うところを見せて教えていた結果、外でもしっかり言えるようになっていたので、やっていてよかったと思いました。」(30代ママ)

「片づけをその都度するように教えていました。今やっている遊びから次の遊びに移るときに、使っていた道具をそのままにしていることが多かったので、習慣づけるように教育していました。」(30代ママ)

子どもにしてほしいことを、言葉を使わずに行動で示して伝えるという方法は参考にしたいですね。また、その都度教えることにより体感して覚えることも、習慣化につながりやすそうです。


ちゃんと教えようと思ったこと

「靴をそろえたり、お邪魔しますとあいさつすることが、友達はできていたけどうちの子はできていなかったので教育しなきゃと思いました。できるだけおじいちゃんの家に行ったときに練習しようと思うのですが、身内相手なのでなかなか覚えるのが難しそうです。」(30代ママ)

「家で手づかみ食べをさせていた時期に、外食をした際にも手づかみ食べをしてテーブルや服を汚してしまうことがありました。周りに迷惑をかけることではないですが、マナーとして教えていかなければと思いました。」(30代ママ)

他の子を見ると、自分の子どもができていないところに気づくよい機会になるでしょう。また、人の迷惑にならないことでも、身だしなみなどのマナーもあるので、そういった部分についても教育していく必要がありそうですね。

親子で楽しくマナーを身につけよう

笑顔の親子
iStock.com//TAGSTOCK1

きちんとしつけをするために、クイズや本などを使って教えること、日常生活の中で実践しながらマナーを教育することも習慣化したいですね。

子どもはもちろん、親も気をつけるべきことがあるのでいっしょに学んでいく気持ちで臨んでみると、お互いにがんばれるかもしれません。

常識のある大人への一歩として、楽しくマナーを身につけてみてはいかがでしょうか。

2018.01.18

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