自我が芽生え始める2歳児の習い事。種類やメリット・デメリットを紹介

自我が芽生え始める2歳児の習い事。種類やメリット・デメリットを紹介

2017.08.16

「自分でやりたい」という気持ちが、だんだんと強く出始めるのが2歳児といわれています。1歳のころに比べ体力もついてくるので、活発に動き回る時間が増えてきます。できることもどんどん増える2歳児は、習い事を始めるのにぴったりといえるでしょう。どんな習い事を始めればいいのかわからないというママたちにもわかりやすく、2歳児が通える習い事についてご紹介します。

2歳児に習い事って必要

そもそも2歳ってこういう時期

2歳児といえば、世の中のママたちが恐れる「イヤイヤ期」まっただなかの時期といわれています。第一次反抗期でもある2歳の時期は、世界共通で子育てをするママやパパたちが育児の壁にぶつかっていることでしょう。

寝るか泣くかおっぱいを飲むかだった赤ちゃんの時期は、「2歳にもなると育児が少し楽になるのかな」なんて思っていた人も多いのではないでしょうか。しかし「魔の2歳児」という言葉が世界中で使われているほど、この時期の子どもたちは親を悩ませているようです。


2歳で習い事を始めるメリット

ママたちにとって2歳から習い事を始めるということは、「こんなに早くから習い事を始めてもいいのか」という不安が少なからずつきまとうものでしょう。でも実は、2歳児から習い事を始めるメリットは意外と多いといわれています。習い事を始めることで、普段ママやパパと生活をしているだけでは体験できないような新しい世界を見ることができるのです。また同世代のお友だちとふれ合うことで、コミュニケーション能力もアップするでしょう。

成長著しい2歳児の子どもを、あらゆる角度から刺激してあげることができます。


2歳で習い事を始めるデメリット

2歳児で習い事を始めることでたくさんのメリットがある一方、少なからずデメリットがあるのも事実でしょう。習い事を始めるということは、今までかからなかった出費が発生するということです。

もうひとつは、子ども自身の遊ぶ時間が削られるということです。家で自由に遊んでいた時間を習い事の時間に費やすこととなるので、遊ぶ時間が減ってしまうのも事実です。

2歳で始められる習い事<運動編>

2歳児でもスタートできる運動系の習い事は、意外とたくさんあります。子どもの興味に合わせて、種目を選んであげましょう。


スイミング

2歳児の場合は、スクールによって親子いっしょに入る場合と子どもだけで入る場合の2パターン存在しています。水に慣れることでお風呂を嫌がらなくなったり、親子のスキンシップが今まで以上に取れたなったりとメリットがたくさんあるといわれています。


サッカー

「走る」・「ボールをける」という動作は、小さい子どもでも比較的簡単に行えることです。テレビでも試合が中継されるので、興味を持ちやすいのもサッカー教室の魅力といえるでしょう。


体操

体の柔軟性が高い2歳児が体操教室に通うと、大人になってからもしなやかな体を保つことができるといわれています。鉄棒やマット運動は、小学校に上がると体育の授業でも必須項目となっているので、小さいうちから身につけておくといいでしょう。


バレエ

女の子に人気なのが、レオタードを来てお姫さまのような気分を味わうことのできるバレエ教室でしょう。体の柔軟性だけでなく、常にきれいな姿勢を保つことが求められるので、日常生活においても美しい所作を身につけられるといわれています。


ダンス

音楽のリズムに合わせて踊ることは、赤ちゃんのころからでも本能的にできることだといわれています。楽しみながら気軽に始められる習い事のひとつです。

2歳で始められる習い事<文化編>

お絵かき

2歳児が始められる習い事には、文化系のものもたくさん存在しています。


リトミック

リトミックは集中力がアップしたり、コミュニケーション能力が向上したりするだけでなく、運動機能の向上にも効果があるといわれています。低年齢から始められるということもあり、ママたちの間でも話題となっている習い事です。


英会話

3歳までの間は英語を聞き取る耳、いわゆる「英語耳」を育てるのに最も適している期間だといわれています。こういった情報がママたちの間で広まっていることから、英会話も2歳の子どもがいる家庭では人気の習い事です。


お絵かき・造形教室

子どもの自由な発想力を伸ばせるといわれているのが、お絵かき・造形教室です。親子がいっしょに通えるような教室も多いので、子どもも親も安心して始めることのできる習い事といえます。


音楽教室

ピアノやエレクトーン、バイオリンなどさまざまな楽器とふれ合うことのできる音楽教室。小さいころから狂いのない音階に触れ合う接することで、絶対音感を身に着つけようとするママ・パパも少なくないようです。


そろばん教室

パソコンが普及しているなか、あえて通わせる人が後を絶えないのがそろばん教室だといいます。計算スピード向上などが目的ではなく、記憶力の向上や集中力を高めるためにそろばん教室へ通わせるママ・パパも存在しているようです。


児童劇団

スター俳優に育て上げようという目的だけでなく、子どもの表現力を豊かにする目的でじわじわと注目を集めているのが児童劇団だといわれています。児童劇団に入ることで、自分の気持ちを言葉にしたり表に出す力を育んだりすることができるでしょう。

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費用的に3つまでが限界

2歳の子どもでも、習い事の費用というのは一丁前にかかるもの。あれもこれもやらせてあげたいと思っていたけれど、正直3つが限界かなと思います。


イヤイヤ期は習い事最大の敵

自分が子どものころにやりたかったピアノやバレエなどの習い事を、2歳の娘にやらせようと胸を躍らせていました。でも絶賛イヤイヤ期の娘にとっては、イヤイヤ攻撃を増幅させるエッセンスとなってしまったようです。

2歳児で習い事を始めるために大切なこと

無理に続けさせない

2歳児というのは、まだまだママにべったりで自由気ままに遊びたいものでしょう。習い事で新しい経験をさせてあげるのも大切ですが、本人の意志に反して無理をさせてしまっては逆効果だといわれています。


子どもとふれ合う時間を大切に

習い事を始める以前に、2歳児の子どもにとって一番大切なのは親のぬくもりだといわれています。子どもとしっかりふれ合う時間を確保しながら、習い事を進めていけるといいですね。

2歳児の伸びしろは無限大

ピース少女

2歳児の子どもは、大人が計り知れないほどの伸びしろを持っているものだといわれています。習い事は、その伸びしろを少し増やすお手伝いをしてくれるものでしょう。無理強いせず、本人が楽しんで通えるものを選んであげるのがおすすめです。

2017.08.16

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