習い事の体操教室、幼児はどんなことをするの?内容やメリットと費用

習い事の体操教室、幼児はどんなことをするの?内容やメリットと費用

2017.08.14

子どもがだんだん大きくなってくると、習い事を通しいろいろな可能性を広げてあげたいと願うママたちも多いのではないでしょうか。幼児向けの習い事は多くありますが、心と身体を鍛える習い事として、いま注目を集めているのが体操教室だといわれています。今回は、体操教室の平均的な月謝や、体操を習うことでのメリットなど、体験談を交えてご紹介します。

体操教室では何をするのか?

小学校では体育の授業があるので、小学生の体育ではどのようなことをするのか、イメージが湧きやすいですのではないでしょうか。
では、幼稚園や保育園に通う幼児向けの体操教室では、どんなことをするのかご紹介します。


運動の基礎練習

幼児向けの体操教室では、まず、リズム運動や柔軟体操などの運動の基礎練習に取り組む場合が多いようです。何のスポーツにも、この基礎が大切です。体操教室においても、鉄棒やマット運動を始める前に体をほぐしておくことができます。

また、子どもの発達に合わせた運動の基礎練習を行うことで、バランスやリズム感覚など、運動の基礎的な力を鍛えることができるといわれています。


鉄棒やマット、跳び箱などの実践

柔軟体操やリズム体操などの準備運動の他に、鉄棒やマット、跳び箱などの器械運動を実践します。幼児コースの場合、鉄棒では、前回りや後ろ回り。マット運動では、前転や後転、側転などの技を実践する教室が多いといわれています。

また、跳び箱では、開脚跳びや閉脚跳びなどの習得にチャレンジするようです。

体操教室に通うメリットとは

走る少女

運動だけであれば、毎日公園へ連れて行って遊ばせたり、スポーツセンターへ連れて行ったりするだけでもいいのでは?と感じてしまうママたちもいるかもしれません。体操教室へ通うメリットとはどんなものがあるのか見てみましょう。


基礎体力が上がる

体操教室のメリットとしては、親が遊びの中で見てあげられる範囲を超えて、専門の指導員から体操の技術や基礎運動の指導を受けられることが挙げられるでしょう。

基礎体力とは、主に筋力や持久力、俊敏性などの総合的な身体能力を指しますが、教育目標のあるトレーニングを受けることで、バランスのとれた基礎体力の向上が期待できるといわれています。


幅広い交友関係が生まれる

幼稚園の課外授業として設けられている体操教室に通う場合は別ですが、外部の体操教室へ通わせる場合、別の幼稚園や保育園から通う他の子どもたちと出会うことができるでしょう。月に何回かいっしょに体操をする仲間でも、子ども同士は交友関係を築いていくものだといわれています。

幼少期にさまざまなタイプのお友だちと交友関係を持てる点でもおすすめです。

こちらの記事も読まれています

体操教室に通わせるのにかかる費用

習い事をさせるにはお金がかかります。体操教室の場合では、月謝やそれ以外にかかる費用はどの程度かかるものか見てみましょう。


月謝の平均は

体操教室の月謝の平均は、週に一回1〜2時間で、月に5000円〜8000円程度が平均的な月謝だと言えるでしょう。

幼稚園によっては、放課後に園内の施設を利用して、体操教室の講師を招いて課外授業として体操教室を開いてくれるところもあるようです。
園内教室の場合は、月に2000円~3000円程度と、外部の教室に通うよりは抑えられた費用が設定されるところがほとんどでしょう。


月謝以外にかかるもの

体操は、他の習い事と比べると、怪我をする可能性の高い習い事になります。そのため、万が一のときのために、保険の加入が必要になる場合があるでしょう。保険料は教室によって異なるものの、500円程度から2000円程度までの間で加入できるものがほとんどだといわれています。

指定のユニフォームが必要な場合、ユニフォームの代金も必要になります。また、バランスボールや縄跳びといった体操に必要なものを個人で準備し、毎回持参するような場合は、それらの費用がかかります。

始めてよかった体操教室の体験談

協調性が身についた

幼稚園の年中、年長と体操教室へ通わせました。通っている幼稚園の近くにある教室だったこともあり、同じ幼稚園のお友だちも多かったのですが、別の幼稚園に通う子とも仲良くなることができてよかったです。

体操教室では、個人で取り組む運動だけではなく、パラバルーンなど大人数で取り組む活動もあり、他のお友だちと協力しながらひとつのことを完成させていく姿に感動しました。体操を通して、協調性を身に着けることができたのではないかなと感じています。


本人の自信につながった

運動が苦手な長男のために、少しでも運動神経を鍛えさせてあげたくて、体操教室に通わせました。バランスボールを使って、どれだけ長い時間バランスよく座っていられるかという取り組みがあったときは、家でもずっと練習をして頑張る長男の姿を見ることができて、感動したことを覚えています。

練習の成果もあって、最初より長くバランスを保てるようになり、嬉しそうでした。苦手なことでも諦めず練習すればできるようになる、という本人の自信につながったようです。

まずは体験教室に参加してみよう

体験トレーニング

体操教室と一口にいっても、それぞれの教室でカラーがあり、教室の雰囲気や指導に当たってくださる先生と子どもとの相性もあります。まずは、それぞれの教室で開催されている体験イベントに参加してみて、子どもの様子を見ながら、我が子にあった体操教室を探していくことがポイントでしょう。

また、親子で体験できる教室もあるので、親子いっしょにその教室の雰囲気を感じるのもいいかもしれません。いくつか体験をすることで、子どもにも親にも合った体操教室に出会えるでしょう。

2017.08.14

習い事カテゴリの記事

天才はどう育ったのか?幼少期〜現在までの育ちを解明

天才の育て方

この連載を見る
メディアにも多数出演する現役東大生や人工知能の若手プロフェッショナル、アプリ開発やゲームクリエイターなど多方面で活躍する若手や両親へ天才のルーツや親子のコミュニケーションについてインタビュー。子どもの成長を伸ばすヒントや子育ての合間に楽しめるコンテンツです。ぜひご覧ください。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。