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フランス語にタップダンス!? 意外な才能が開花するユニークな習いごと
ピアノに水泳、体操教室などの定番の習いごとはもちろん、最近はユニークな習いごとがたくさんあるのをご存じですか?今回はそのいくつかをご紹介します。子どもが夢中になることで新しい能力が開花し、自信も生まれるかもしれません。
ユニークな習いごとを習わせるメリットは?
習いごとは子どもにとって貴重な体験。得意なことを伸ばすだけでなく、苦手なことも克服できるでしょう。それがまわりの誰もやっていないような変わった習いごとだったら、競争相手が少ない分、将来その道を究めたいと言い出したときに有利かもしれませんよね。
お友だちが名前も知らないような習いごとをしていることで自信をつけることができ、個性もぐんぐん伸ばせるかもしれません。そこから世界が広がることもあるでしょう。それでは、ちょっと変わった習いごとについてそれぞれ解説していきます。
フラワーアレンジメント
農林水産省が推進する「花育」をご存じですか?
「花育」とは、子どもが花や緑にふれ、育てる活動です。フラワーアレンジメントを習うことによって、芸術センスだけでなく、植物の命を大切にする心も育つと言われています。花で四季の移り変わりも感じることができるようになり、色彩感覚・表現力も身につけられそうですね。
どんなことをするの?対象年齢は?
最初は、花や植物に親しむ目的で、工作のように花を使って作品をつくることが多いようです。お花を1本ずつ切って自由に生けることから始めるので、初めてフラワーアレンジメントに触れる子どもでも楽しめそうですね。そこから少しずつフラワーアレンジメントの基本の形やデザイン力を覚えていきます。公園でお花を摘むのが好きな子どもに向いているかもしれませんね。
いきなり子どもだけで通わせるのが不安なら、子連れで行ける教室に参加してみるのもいいかもしれません。対象年齢は3歳からの教室もあるようなので、ぜひチェックしてみてください。
フランス語
フランス語圏の国は実はとても多い
幼児教育に英語を取り入れるのは、今やあたりまえのことになってきました。なので、別の言語を学ぶきっかけを子どもに与えてみませんか?
フランス語は、フランスだけでなく西アフリカなどの旧フランス植民地でも広く話されている言語。フランス語を学んでおけば、将来役に立つ場面が出てくるかもしれません。いつか親子でパリへ旅行に行くのもいいかも。
どんなことをするの?対象年齢は?
フランス語の教室では、フランス語の歌を覚えたり、ぬりえをしてそこから単語を覚えたり、子どもが楽しめるような工夫をしている教室が多いようです。未就学児を対象に親子レッスンを開催しているところもあるのだとか。また、最近ではオンラインレッスンという方法でフランス語を習わせることもできます。
対象年齢はさまざまですが、親子レッスンだと3歳からの教室が多いようです。オンラインや個人の教室ではレッスン内容をカスタマイズできることがほとんどなので、より目的に合ったレッスンが受けられそうです。好奇心の強いお子さんにおすすめの習いごとです。
カポエイラ
華麗なるブラジルの伝統伎。異文化に触れよう
カポエイラというスポーツをご存じですか?ブラジルに連れて来られたアフリカの奴隷たちが、禁止されていた格闘技をダンスに見せかけけるために、音楽に合わせて練習をしたことが発祥と言われている競技です。2014年11月にはユネスコによって無形文化遺産に登録されました。その華麗でアクロバティックな技の数々は迫力満点です。
どんなことをするの?対象年齢は?
カポエイラは勝敗を目的としない競技なので、相手と呼吸を合わせて調和することを学べます。また、攻撃だけでなく避け方も技のひとつなので、その美しさや華麗さを競います。逆立ちや側転などアクロバティックな体の動きを覚えるために、幼児クラスではまず、体を使ってコミュニケーションを取ることから始めるレッスンが多いようです。親子レッスンもあるので、まずは親子で参加してみることをおすすめします。
対象年齢は、3歳以上の教室が多いようです。体を動かすのが好きな活発な子どもはもちろんですが、引っ込み思案な子どもにこそ経験させてみてもいいかもしれない習いごとですね。
タップダンス
自分の体が楽器になる!? 音を出して踊ろう
足のステップでリズムを刻む、タップダンス。ジャズとともに進化してきたダンスなので即興的な要素もあり、ヒップホップやファンクなどいろんなジャンルの音楽に合わせて踊ることができるのも魅力のひとつです。一度ステージで観たら、そのエンターテイメント性の高さやカッコよさに魅了されてしまうこと間違いなしです。
どんなことをするの?対象年齢は?
体験レッスンのときからタップシューズを履かせてもらうことができ、音を出す楽しさを知ってからダンスの基礎を固めることにとりかかる教室が多いようです。最初はやさしい振り付けで、少しずつ難易度の高い振り付けに挑戦していきます。発表会や地域のイベントなどで舞台に立つ機会もあります。
対象年齢は教室によりますが、4歳以上から習える教室が多いようです。音楽やダンスが好きな子どもや自分を表現することが好きな子どもなら楽しくレッスンに通えそうですね。
子どもが好きになれる習いごとを選んであげよう!
子どもが興味を持っていることや好きなことから、どんどん世界を広げてあげたいですよね。でもいちばん大切なのは、子どもの「好き」という気持ち。体験レッスンに行ってみて、子どもが続けられそうかどうかを確認してからスタートするのがおすすめです。さまざまな習いごとの中から、子どもに合った教室を探してあげてください。ユニークな習いごとを通じて子どもの意外な個性を見つけてあげましょう。