産後の骨盤ベルト。選び方やいつまで使うか、付け方など

妊娠と出産を経て、妊娠前より骨盤のゆるみを感じたり、腰に痛みを感じているママもいるかもしれません。産後ママのケアグッズとして、骨盤ベルトを用意したい場合もありますよね。骨盤ベルトにはいろいろな種類があるようですが、周りのママたちはどのように選んでいるのでしょう。使ってみた感想なども含め調査しました。

骨盤ベルトは商品によって付け方なども異なりますよね。どのような骨盤ベルトを使っていたのかや選び方についてママたちの声を集めました。

病院で勧められた骨盤ベルト

「妊娠7カ月ごろから腰回りが痛くなり助産師さんに相談したところ、骨盤ベルトを勧められました。両サイドをマジックテープで留めるタイプの骨盤ベルトで、その場で巻き方や使い方を教えてもらえてよかったです」（30代ママ）

かかりつけの病院や産院などで骨盤ベルトを購入する場合もあるようです。骨盤ベルトの付け方など、最初はわかりにくいと感じるママもいるかもしれません。骨盤ベルトの付け方を指導してくれる病院もあるようなので、装着位置や巻き方に悩んだら尋ねてみてもよいかもしれませんね。

3重構造で固定する骨盤ベルト

「一か所で固定するタイプの骨盤ベルトを使っていましたが、動いているとずれてしまうため3重構造でしっかり固定される骨盤ベルトを選びました。お腹の前で留めるだけなので付け方も簡単でした」（30代ママ）

骨盤ベルトがずれないよう、骨盤ベルトの構造で選んだというママの声もありました。産後は日頃から使う場合も多いかもしれません。付け方も含めて使いやすいか意識して選んでみてもよさそうですね。

履くタイプの骨盤ベルト

「パンツのように両足を通して履くタイプの骨盤ベルトを購入しました。お手洗いのときも脱ぎ着しやすそう、骨盤ベルト自体の厚みが少なくズボンが履きやすそう、というのが選んだポイントです」（30代ママ）

腰に巻いて使うイメージのある骨盤ベルトですが、パンツ仕様の骨盤ベルトもあるようです。装着のしやすさや衣服の着やすさなども、産後の骨盤ベルトを選ぶポイントにしてみてはいかがでしょうか。

妊娠中から使っているママもいる骨盤ベルトですが、産後はいつまで使っているのでしょう。いつからいつまで使っていたかをママたちに聞きました。

仕事復帰をするまで

「出産直後、分娩台で休んでいるときに助産師さんがつけてくれました。1年くらいは日常的に使っていて、仕事復帰をきっかけにやめました。ただ今でも腰が痛いときなどは使っています」（40代ママ）

「産後に再就職するまで使ってました。分娩直後から家にいる間はほとんど毎日付けていたと思います。仕事を始めて外にいる時間が長くなり、気軽に取り外しできなくなったのでやめました。産後から続いた腰の痛みもなくなっていたので、特に困ることもなかったです」（20代ママ）

いつまで骨盤ベルトを使うかはママによってそれぞれですが、仕事に復帰するまで使っている場合もあるようです。日中を家の中で過ごすか外で過ごすかで、骨盤ベルトの使用期間が変わってくるのかもしれませんね。

体調が回復したり、暖かい季節がくるまで

「産後は腰がぐらぐらする感覚があり、骨盤ベルトをすぐに使い始めました。半年位は毎日欠かせないケアグッズでしたが、その後はあまり感じなくなり、産後1年を迎える前には骨盤ベルトを外す日が増えていきました」（30代ママ）

「産後初めての夏まで使っていました。妊娠中から愛用してましたが、気温が高くなり付けていると痒くなってしまったのでやめました」（30代ママ）

ママ自身の体調がよくなってきたこと、暖かい季節がきたことが骨盤ベルトをやめるきっかけになったという声もありました。骨盤ベルトの付け方によっては痒みや蒸れを感じる場合あるようです。肌があれてしまわないよう、付け方の工夫ができるとよいかもしれませんね。

産後に骨盤ベルトを使うとどのような利点があるのでしょう。使ってみた感想を集めました。

「骨盤ベルトをつけていると股関節回りがしっかりサポートされているような感覚になりよかったです」（30代ママ）

「腰回りが固定されているからなのか、骨盤ベルトを使っていたほうが産後は歩きやすいように感じました」（30代ママ）

「骨盤ベルトを付けていた方が身体全体が安定する気がします。付けてないときと比べ、お腹や腰回りが持ち上げられような感覚がありました」（20代ママ）


産後に骨盤ベルトを使ったことで、腰回りの安定感や歩きやすさなどを感じたというママの声が聞かれました。

店頭やWEBサイトなどではさまざまな種類の骨盤ベルトが販売されています。周りのママの声を聞きつつ購入を検討してみてもよいかもしれませんね。

産後の骨盤ベルトをいつからいつまで使うかはママたちによって異なるようです。選び方や付け方などもさまざまですが、長期にわたり使用する場合もあるかもしれません。正しく使えるよう巻き方などを確認しつつ、自分に合った骨盤ベルトを見つけてみてはいかがでしょうか。