学校では教えてくれない
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子どもをとりまく環境が急激に変化し、多様化が進む未来に向け、これまで学校教育では深く取り扱われなかったジャンルに焦点を当て多方面で活躍する人々にインタビュー。言葉は知っているけど子どもにどう伝えたらいいか?と悩むママに向け、専門家や当事者の話を通して、正しい知識や子どもとの接し方などを発信していきます。
2022.05.25
Twitterフォロワー10.8万人!漫画『コウノドリ』取材協力&今橋先生の中の人としておなじみの新生児科医・今西洋介先生に、乳児を育てるママや妊婦さんがいだきがちな不安をテーマにさまざまなお悩みに回答していただきます。
編集部:母乳が出ないとき、病院で指導をしてもらったり、ネットの情報を見たり、おっぱいマッサージに行くなどの方法を試される方が多いと思いますが、母乳をもっと出したいときに重要なポイントを教えてください。
しっかり吸わせるとか、出てなくてもおっぱいを吸わせるということにより、母乳は必ず出るようになります。
ただ、母乳が出始める時期は早かったり遅かったり個人差がすごくあるので、そこは注意が必要ですね。
早い人だと、産んだその日から出ることもありますし、遅い方だと1、2カ月後くらいに出るようになることもあるのですが、それまでにやめてしまう方が多いんです。
出るようになるまでにすごく個人差はあるけれど、母乳がまったくでないという人はいないので、「出るまでに時間がかる」ということですね。
もちろん、ミルクを投与することも大事ですが、ミルクはあくまで補足で、母乳がベースにあると考えていただければ。
編集部:母乳が出ないときは早めに母乳外来に行ったほうがよいでしょうか?
外来へ行くことよりも、乳頭への刺激を続けることが大切です。
赤ちゃんは乳首を咥えると必ずチュッチュチュッチュと吸うことで乳頭に刺激を与えると、神経を介して下垂体からオキシトシンというホルモンが放出されます(吸啜(きゅうてつ)反射)。 オキシトシンは乳腺を収縮し、乳汁を射出するようになります。
お母さんが努力してすぐにうまくいくものではありませんが、吸わせ続ける努力はしてほしいですね。
赤ちゃんの吸い方も違いますし、お母さんが陥没乳頭の場合はどうしても吸えないことがあります。
乳首だけを吸うのではなく、おっぱい全体を含んだような吸い方をするといいのですが、このあたりは入院中に助産師さんから指導されると思いますので、聞いてみてください。
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2022.05.25
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入園当初にコロナ禍となりリアルイベントが少なかった園児たちが、卒園を迎えるシーズンとなりました。園児たちのかけがえのない思い出を作りたいという想いから、”チャレンジダンスプロジェクト”が始動。子どもたちが「卒園ダンス」に取り組む様子から、てぃ先生に子どもの成長を促進するコミュニケーションを教えていただきます。コナミスポーツクラブの全面協力のもと、ダンス未経験の園児たちが一生懸命取り組み、イベント当日を目指す様子を密着取材しました。
まず、母乳がまったく出ないということはありませんが、母乳が出るようになるには吸わせる練習が必要です。
赤ちゃんの協調運動により、乳頭に刺激を与えることで、母乳は必ず産生されて出るようになるので、大原則として、やめないで続けることをおすすめします。
そもそも完全に母乳からミルクに切り替えると考えるのではなく、母乳を続けながら補足としてミルクを足すことが重要なので、母乳の量が増えてくれば、ミルクをやめていってもいいんです。
目安としては、実際に母乳を絞ってみて、どれくらい出ているかを評価し、それに足りない分をミルクで補足するという感じになります。
だいたい3時間ごとにコンスタントにあげられる量が出ていれば大丈夫です。