電話とメールどちらが正解?妊娠を理由に仕事を辞めるときの報告の仕方

電話とメールどちらが正解?妊娠を理由に仕事を辞めるときの報告の仕方

2017.12.14

妊娠すると、体調の変化などで仕事を続けるのがつらく感じる方も少なくありません。体調や体形の変化が起こる妊娠をきっかけに仕事を辞めようと決意したとき、どのような方法で会社側に伝えればよいのか困っていませんか?どんな報告の仕方がベストなのか、先輩ママの体験談を交えてご紹介します。

妊娠していることを正直に伝える

仕事を辞めるとなった際にはきちんとした報告と理由が必要になるでしょう。妊娠した場合、どのように理由を伝えればよいのかをご紹介します。


長時間の立ち仕事ができない

体調の変化のみならず体型も変化する妊娠期間中は、長時間立っていることが難しくなることもあるかもしれません。お腹のハリを感じたり、ひどいときには腹痛を感じたりする場合もあるかもしれません。

仕事で無理をしないよう、赤ちゃんのことと自身の体調を大切にして、長時間立ち続けることがつらいということを正直に伝えてみてはいかがでしょうか?


満員電車などの通勤がつらい

仕事をしている限り避けられないのが通勤でしょう。電車などを利用している場合、時間帯によっては、満員の電車やバスに乗らなくてはならないこともあります。

狭い空間に閉じ込められていると、気分が悪くなったり、立ちくらみがしたりと、通勤することが困難になることもあるようです。なかには何度も乗り降りしないと耐えられないなど、電車やバスに乗ること自体がつらくなるママもいるようです。


つわりなどで体調が悪い

つわり
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つわりの症状は人それぞれでしょう。なかには立っていられないほどつらい思いをするママもいるようです。そんなつらいつわりの症状を、正直に伝えるのもひとつの方法でしょう。

体調が悪ければ、仕事に支障が出てしまうことも考えられます。今までと同じ量の仕事をこなすのが難しくなったり、突然休んでしまったりすることもあるでしょう。

正直に話して、上司や同僚からの理解を得ることが大切かもしれません。

辞めるタイミング

安定期に入る前

安定期に入る前の妊娠初期は、体調が不安定なママも多い時期のようです。不安定な体調が原因で、仕事を休まざるを得ないこともあるかもしれません。

体調不良を強く感じるママは、周囲に迷惑をかけてしまう前の妊娠初期に辞めるのがベストなのかもと考えるそうです。

妊娠初期は余裕のあるライフスタイルを心がけたいものですね。安定期に入る前の早い段階で仕事を辞めて、精神的にも身体的にも無理をしない、という選択肢もあるかもしれません。


安定期に入ってから

妊娠したからと言ってすぐに仕事を辞める必要は無いかもしれません。仕事が好きで続けているママも多くいるでしょう。

そんなときは、安定期に入ってから辞めるという選択肢もあるでしょう。なかには出産間近まで働いているママもいるので、つらいと感じなければ、安定期になってから仕事を辞めてもよいと考えるママもいるようです。

安定期に入ったら辞めたいことを早めに会社側に相談しておくとよいかもしれません。

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辞めるときの伝え方

直接伝える

相談
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直接伝える機会があるならば、口頭で伝えるのがよいかもしれません。直接会って話をすることで、口調や表情などで気持ちが伝わり、嫌な思いをせずに辞められることもあります。

正直に妊娠していることを伝えてみると、辞める日取りなど細かいところまで話ができる場合もあるかもしれません。


電話で伝える

面と向かって辞めることを言い出せない場合は、電話で伝えることもできるでしょう。上司の忙しくない時間帯を事前に調べてから電話をするとよいかもしれません。

電話で直接伝えるためのアポを取っておくという方がより安心でしょう。

電話で伝える方法は、上司との時間の調整が難しい場合や面と向かって話しにくいと感じているママにはよい方法かもしれません。


メールで伝える

上司がすぐ近くにいない場合やすれ違いになってしまう場合などにはメールが有効な方法でしょう。メールでのやりとりは、相手の顔が見えない分気持ちが伝わりにくいことがあるため、丁寧な文章を考える必要があるでしょう。

正直な退職理由や、お詫びの気持ちや感謝の気持ちなどをしっかり文章にすることを心がけましょう。あらかじめ文章をよく考えてから伝えることができるので、気持ちをしっかりとまとめてから伝えられる場合もあるようです。

同僚に伝えるのは、上司に伝えた後が無難かもしれません。なかには上司から妊娠の報告を同僚にする場合もあるようようなので、伝えた際に同僚への報告についても相談をしてみるとよいのかもしれません。

妊娠がきっかけで会社を辞めた人の体験談

直接話して退職

「結婚して1年が過ぎようとしていた頃、妊娠が分かりました。結婚後も事務の仕事を続けていたのですが、妊娠が分かってすぐに体調が悪化。吐き気と立ちくらみがひどく、仕事をするのが難しい状態になったため、思い切って仕事を辞めることにしました。話しやすい女性の上司だったため、すぐに報告。正直に妊娠したこととつわりがつらいことを伝えると、嫌な顔をせずにわかってくれました。急に辞めることはできなかったので、体調をみて時短で勤務したりお休みをもらったりして、3カ月後に円満退社できました」(20代後半)


電話で報告

「つわりはさほどなかったのですが、お腹が大きくなってくると立っているのがつらいと友人から聞いていたので、妊娠が分かった時点で仕事を辞めることにしました。接客の仕事だったので、1日中立って過ごすことがほとんど。会社の本部は別の場所にあったので、まず電話で相談しました。すると、上司が時間を作ってゆっくり話す機会を設けてくれたのを覚えています。そこでしっかり話し合って、辞める時期などを決めました。今までの感謝の気持ちと、辞めることに対してのお詫びの気持ちを伝えることが大切だと思います」 (20代前半)


こっそりと報告

「営業の仕事をしていたのですが、妊娠したら仕事を辞めて育児に専念したいとずっと思っていました。そして妊娠がわかったとき、上司に報告。女性が多い職場で、独身女性も多くいたため、理解されにくいのではないかと思い、こっそり報告したことを覚えています。上司に直接会って辞めたいことと、その理由を正直に伝えました。早めに報告したことで、バタバタせずに気持ちよく辞められたと思っています」(30代前半)

正直に報告することが大切

妊婦
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妊娠は、おめでたいことかと思います。妊娠中の体や今後のライフスタイルの変化を考えていくと、今までの仕事の環境が合わなくなってしまう場合もあるのかもしれません。

直接報告したり電話で報告したり、方法もさまざまあるようです。自身の体調を考慮して辞める時期を見極めてから、正直な気持ちをベストな方法で打ち明けてみてはいかがでしょうか。

2017.12.14

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