妊娠中の貧血や風邪、雪の日は仕事を休む?体調と職場との向き合い方

妊娠中の貧血や風邪、雪の日は仕事を休む?体調と職場との向き合い方

2017.11.28

妊娠中に貧血や風邪などで仕事を休むとき、休みづらいなと感じてしまう人も多いのではないでしょうか。妊娠中の体調管理は難しいですし、雪が降った日などは出勤するのが難しいときもあるかもしれません。妊娠中に仕事を休みたいときの伝え方や職場との向き合い方について紹介します。

妊娠中に仕事は休みづらい?

妊娠すると、吐き気や貧血など、体調不良で辛いときってありあすよね。風邪を引きやすくなったり、治りづらくなったと感じる場合もあるかもしれません。そんなとき、仕事はどうしますか?妊娠は病気じゃないから休みづらい、産休前だからこそ頑張って仕事をしなきゃと意気込み、休むという選択がしづらい人も多いのではないでしょうか。

妊娠中の身体の異変は人それぞれ。特に体調不良はなかったという人もいますが、朝から晩までつわりに悩まされる人もいます。妊娠中に無理をしないよう、休むと伝えるときにはどんなことに気をつければよいのでしょう。具体的な方法についてご紹介します。

「休む」と伝えるときの注意点

普段仕事を休むとき、どんな方法で休む旨を伝えていますか?欠勤時の連絡方法が会社の規則で決まっている場合、できるだけその規則にのって連絡するのがよいかと思います。休む連絡をするときに気をつけておきたいポイントについて考えました。


用件は簡潔に

電話であってもメールであっても、用件は簡潔にまとめたほうがスムーズです。出社が難しい旨を伝えるだけではなく、職場の人に仕事をお願いする必要があるのかなど、連絡する前に一度整理しておくとよいでしょう。電話で連絡するときは、通話時間が長くなりすぎないよう気にかけた方がよいかもしれませんね。


休む日数

休む日は今日だけなのか、しばらく休みが必要なのかも連絡できると、職場の人も仕事の進行目安がつきやすいかと思います。無理をしないためにも、風邪などで辛いときには数日休んだほうがよい場合もあるかもしれません。きちんと休んで回復してから仕事をしたほうが、仕事も効率よく進められるのではないでしょうか。

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「休む理由」にあった伝え方

休む理由によって、伝え方を意識すると職場の人により理解してもらいやすいかもしれません。体調不良の場合や悪天候の場合、どう伝えたらより伝わりやすいのかを考えました。


貧血や風邪など体調不良のとき

貧血や風邪は誰しも想像しやすい体調不良ですが、どれほど辛い状況なのかを人に伝えるのは難しいかもしれません。例えば「貧血がひどくて立ち上がるたびにクラクラする」「貧血の症状が治まるまで時間がかかってしまう」など、職場の人が想像しやすいよう具体的な症状を伝えられるとよいかもしれません。
風邪を引いて通院するときは「市販薬は避けたいので病院へ行きます」と話しておいてもよいでしょう。


雪の日など悪天候のとき

雪の日の窓
igorstevanovic/Shutterstock.com

雪が降ったり台風が接近して天気が荒れたときなど、出勤しづらい場合もありますよね。電車も遅れて満員電車になりがちですし、足もとが見えづらい妊婦さんには出勤自体が辛い状態かもしれません。出社時間をずらしたり出勤方法を変えて対応できるならよいのですが、どうしようもない場合は自宅にいるのが安心かと思います。

もし事前に悪天候がわかっていたら、前日にでも休む可能性がある旨を伝えておきましょう。直接顔をみながら話したほうが、伝えやすいのではないでしょうか。当日に休む旨を連絡をしやすくなるかと思います。

休みやすくするために

妊娠中はいつ休む必要がでてくるのか予想しづらいですよね。少しでも休みやすいよう心がけておきたいことを紹介します。


妊娠中であることを伝える

妊娠がわかったら、早めに直属の上司や親しい職場の人には伝えておいたほうがよいかと思います。安定期に入るまでふせておきたい場合もあるかもしれませんが、妊娠初期から貧血などで辛いときは、妊娠を伝えておいたほうが周りの人の理解を得やすいのではないでしょうか。
無理できない理由を周りの人が知っているだけでも、自身の体調を優先しやすくなるかと思います。


仕事を引き継ぎやすいような状態に

妊娠に伴い退職をする人も産休を取る人も、自身の仕事を職場の人に引き継ぐ作業が発生する場合が多いかと思います。引き継ぎ準備は早めにやっておくと安心でしょう。

仕事内容や進捗状況はこまめに周りに伝達しておくと、急な休みにも対応しやすいかと思います。その日にこなしたい仕事リストなどをメモ帳に書きデスクに張っておくなどして、職場の人の目につきやすくしておくのもよいかもしれません。


辛い状況を伝える

辛いと感じる状況は人それぞれです。どんなときに辛いと感じるか、感じやすいのかを伝えておくのもよいでしょう。
「人に酔ってしまい満員電車に乗るのが辛い」「貧血ぎみで立っているのがきつい」など、具体的に話しておくとよいかと思います。休むと伝えるときに、職場の人に納得してもらいやすくなるかもしれません。


休んだ次の日にはお礼を

妊娠中の貧血や風邪などの体調不良、雪や台風などの天候を理由に仕事を休むことは、決して悪いことではありません。無理をしないことが大切です。
仕事を休んだ次の日は、忘れずに職場の人へお礼の気持ちを伝えましょう。お互い気持ちよく仕事をすすめやすくなるのではないでしょうか。

妊娠中に「休む」と言いやすい環境づくり

画像
Antonenko Anton/Shutterstock.com

妊娠中の体調管理は、妊娠前と比べて難しい部分もありますよね。貧血に悩んだり、風邪を引きやすくなったと感じる方も多いようです。体調がよくても、雪の日の出勤は足元が見えづらい妊婦さんには危ないかもしれません。身体とお腹の子どもを大切にできるよう「休む」と言いやすい環境づくりを考えてみませんか。

2017.11.28

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