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イーロン・マスク「AIが人類を滅ぼす可能性は10~20%」…それでも開発を急ぐ企業トップが想定する"Xデー"

イーロン・マスク「AIが人類を滅ぼす可能性は10~20%」…それでも開発を急ぐ企業トップが想定する"Xデー"

2026.10.29

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アメリカのテック企業CEOや関係者がAIの危険性を認め始めた。早稲田大学先進理工学部、東京大学大学院工学系研究科で学び「AGI Hub」を創業した有路翔太(bioshok)さんは「OpenAIのCEOサム・アルトマンらAI開発の最前線にいる重要人物は、人間と同等以上の汎用人工知能(AGI)がすぐにでも実現しうると考えている」という――。 ※本稿は、bioshok(有路翔太)『知能爆発』(講談社)の一部を再編集したものです。

“人間並み”を目指してきたサム・アルトマン

AI開発の最前線にいる重要人物たちは、総じてAGI(汎用人工知能=人間のできるタスクをほぼ何でも効率的に実行可能なAIシステム)の実現可能性を強く信じており、しかも近年は、その実現時期の予測が驚くほど短くなっている。

OpenAIのCEOサム・アルトマンは、そもそもAGIの実現を組織のミッションそのものとしてかかげている。彼の発言に、AI開発組織のトップとしてのポジショントークが含まれている可能性が高いことには留意が必要だが、それを差し引いても、彼が描く未来像は、「AGIピルの世界観」(編集部註:人間と同等以上のAIが誕生し、人類史が根本的に変わるという考え)の楽観的な側面を代表している。

「超知能」が一気にできる事態は警戒

アルトマンの立ち位置を理解する上で重要なのが、彼が公言している「short timelines and slow takeoff(短いタイムラインとゆるやかなテイクオフ)」という戦略だ。たとえば2023年のブログ記事「Planning for AGI and beyond(AGIとその先を構想する)」で、彼は「短いタイムラインとゆるやかなテイクオフ(AGIが実現してから超知能ASIに至るまでに、どれくらいの速さで能力が上昇するかという速度の見積もり)こそが、AGIへの最も安全な経路だ」と主張している。

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