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「夏野菜の代表格」も昨年比2倍に…円安でも海外の戦争でもない「日本人を直撃する物価高」の"第3の犯人"

「夏野菜の代表格」も昨年比2倍に…円安でも海外の戦争でもない「日本人を直撃する物価高」の"第3の犯人"

2026.08.30

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夏の物価を上げている「犯人」

7月下旬、スーパーに買い物に行くと、野菜などの価格が高くなっているのに驚いた。猛暑は、私たちの健康だけではなく、お財布にも重大な影響を及ぼしている。猛暑によって物価が上がる現象のことを「ヒートフレーション」と呼ぶ。ヒート=熱とインフレーションをかけ合わせた造語だ。

酷暑の影響で、野菜などの供給が減少する一方、需要はしっかりしているため、どうしても価格が上がりやすくなる。猛暑の必需品ともいうべき、アイスクリームやビールなどの価格も上がり気味のようだ。

猛暑による野菜の水膨れなど生育不良は増え、ものによっては収穫量が減少しているようだ。ところが、猛暑であっても、わたしたちが必要とする食品の量(需要)は大きく変わらない。食品などの値上がりはかなり目立っている。

「命を守るエアコン」はお金がかかる

市場調査の一つによると、7月、飲食料品の値上げは2566品目に及んだ。1回あたりの平均値上げ率はかなり急速だ。

地球温暖化もあり、ヒートフレーションの影響は、今後、さらに深刻化することが想定される。食料品の値上げだけではなく、電気代にも押し上げ圧力がかかることも考えられる。今夏のヨーロッパでは、実際に電力価格が急上昇した。

わが国でも、空調などの電力需要が増え、電気代が上昇する恐れはある。電力需要を満たすため、液化天然ガスなどの輸入は増え、貿易収支が悪化することも懸念されるだろう。わたしたちにとって、ヒートフレーションは無視できない脅威になり始めている。

実際、庶民の食卓にマイナスの影響をもたらしていることがわかるデータがある。

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